またありんくりんサン
またココログの「ありんくりん」サンがはめをはずし始めた。
わたしが彼のブログの熱心な読者であることを忘れたようだ。
いちばん新しい彼のブログを読んでみよう。
今回はインドのモディさんがプーチンに会ったときのことをやり玉にあげているけど、好意的に解釈するか悪意で解釈するかで両極端に分かれることを、彼は徹底的に悪意で解釈するのだ。
まず最初のほうに「協力という名目であるがインドはロシアの持つ技術(原子力など)を買いたたく形になっている」という文章がある。
続いて「戦争が長期化する中で、軍人と装備品の消耗が進んでいる」
「首都キーウでは小児病院がミサイルの直撃を受けた」
「地対空ミサイルは固体燃料ロケットモーターで推進するため、このような部品を持ちません」
「戦争やテロ攻撃で無実の子供が死ぬことは心が痛む」などという言葉が並ぶんだけど、ソースを眺めると、すべてロイターやBBC、読売新聞、ウクライナ自身の報道など、西側のものばかりだ。
ミサイルの部品にロシア製のものがあったというけど、これもウクライナの報道で、つまり大本営発表というわけだ。
そんなものを簡単に信じてしまうのだから、ありんくりんサンは、自分に都合のいい報道ばかり集めているといわれるんだよ。
ありんくりんサンという人は、軍事のことには詳しいから軍事オタクらしいけど、個々の兵器の性能諸元には詳しいくせに、大局的に判断することができてない。
レオパルト2が供与されたときも、ドイツの戦車にはこんな装備がついていると詳しく説明して、だからウクライナの反転攻勢は間違いがないなど大喜びをしていた。
制空権を奪われた軍隊に、どんな高性能の戦車も役に立たないというわかりきった説明はないのだ。
大局的といえばもうひとつ。
いま西側はロシアとBRICSを引き離そうとやっきになっていて、ほんのちょっとでも不和が感じられることは、針小棒大に報道するってことを知らないのだろうか。
そもそもインドがほんとうにロシアに協力する気がないなら、モディさんがわざわざプーチンに会いに行っただろうか。
国連の場でもちっとは米国寄りの発言をするんじゃないかね。
両陣営からもらえるものはもらうというつもりであることは否定しないけど、米国に協力しないという点だけは徹底している。
無実の子供が死ぬことに心が痛むという発言も、アメリカに支援されたイスラエルよりひどいだろうか。
わたしはむしろ民間人に被害が出ないよう、ロシアは慎重に標的を選んでいる、だからあの程度で済んでいるんだと思ってるんだよ。
わたしのブログの前項の質問は、じつはありんくりんサンに投げかけたものなんだけど、あんた、ウクライナがどんな国なのか、プーチンがどんな大統領なのか、ほんとうに知らんの?
知っていて知らん顔をしてんのかい?
わたしはありんくりんサンの正体について考えているんだけど、おおかたどこかの右翼雑誌のおまけ部門なんだろう。
年齢はわたしとそんなに違わないらしいから、もうすこし青少年の未来に役立つ発言をしてくれんかね。
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