今日の世界
米国でNATOの首脳会議が開かれている。
こちらは、なんといっても気脈の通じる仲良しクラブだから、いつも通りウクライナの新しい支援策でも決まるのだろう。
当てつけるようにインドのモディさんがロシアを訪問し、ゼレンスキーさんが不快感を表明している。
ウクライナが不満なのは当たり前で、べつに特筆すべきことでもない。
すでにウクライナは反転攻勢どころか、首都の防衛まで無力化されて、太平洋戦争末期の日本と同じ、一方的に叩かれるだけのサンドバッグ状態。
ゼレンスキーさんにしてみれば、とにかく大声を上げて、さらなる支援を引き出すしかないのだ。
ところがまずいことに、アメリカではトランプさんが有力になってきて、このままではクリミア半島を割譲して、さっさと戦争をやめろと恫喝されるのがオチ。
昨日のNHKでは、ホントか間違いか、小児病院をミサイル攻撃したプーチンのことを残虐な指導者といっていたけど、ガザのイスラエル軍に比べれば、ロシアは犠牲が少ないように標的を慎重に絞っているように見える。
ハンガリーのオルバン首相はこわもてでギャングの親分みたいだけど、インテリみたいなNATOのストルテンベルクさんよりずっと人道的だ。
このままでは兵士の犠牲が増えるだけだから、戦争はやめたほうがいいよと、こちらは穏やかにウクライナを説得する。
なにがなんでも戦争を引き延ばそうとするNATOの事務総長と、どっちが残虐なのか。
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