悪あがき
『ウクライナがロシア西部に最大規模の越境攻撃、外交交渉を有利に進める狙い』
今日のネットニュースの見出し。
ウクライナにとっての“バルジ大作戦”だ。
バルジ大作戦というのは、第2次世界大戦でナチスドイツが起死回生の大ばくちを打って、残存兵力をかき集め、最後の反転攻勢に打って出たもので、米国の戦争大作映画になっていて、ドイツ軍の指揮官はあの007の殺し屋グラントを演じたロバート・ショーで・・・・と、そんなことはどうでもいいけど、こんな攻勢に出るということは、負けているほうにもはや勝ち目がなくなった証拠である。
西側(とNHK)の報道によると、ウクライナ軍も成果を上げたとのことだけど、これまでさんざん捏造報道をしてきたメディアのいうことだから、どこまで信用していいのかわからない。
映画では天気のわるい日に戦車を移動して、奇襲に成功するんだけど、現在は監視衛星の時代で、雨が降ろうが霧が立ちこめようが、大軍を隠密利に移動できるもんじゃない。
おそらく衛星で見つけにくい個人の兵士によるゲリラ攻撃で、ロシア軍の掃討作戦が本格的になれば、かんたんに殲滅させられ、侵入した土地も奪い返されるだろう。
映画でもけっきょくドイツ軍は作戦に失敗し、外交交渉を有利に進めるどころではなく、ベルリンまで追いまくられ、最終的に無条件降伏を迫られる。
つまり悪あがきということだね。
これは同時に戦争を煽りまくってきた西側メディアの悪あがきでもある。
ところでオリンピックがやっと終わるな。
こちらでも西側の身勝手な主張ばかり見せられて、わたしはいいかげん疲れた。
オリンピックについて書くのは明日にしよう。
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