将来性
わたしに子供がいたとする。
そのガキが、父ちゃん、これから外国語を学ぶとしたら、どこの国の言葉がいいだろうと訊いてきたとする。
わたしの返事はただひとつ。
中国語だね。
だって中国は経済が不調で落ち目だっていうよ、なんで中国がいいのと、ひねくれたわたしの子供ならとうぜんそう訊くだろう。
中国が不調というのは、アメリカや欧州や日本が経済制裁をかけているからなんだよ。
それがなければ、中国の未来は洋々たるものだ。
ユーラシア大陸、および陸続きの欧州やアフリカの物流は一帯一路がなければ成り立たないし、オンナの子の海外の出稼ぎ場所としても、いちばん金を持っていて、しかもすぐとなりの中国がふさわしい。
仮に日本が台湾有事まで持っていって戦争になったとする。
その場合でも中国語に堪能であれば、貴重な中国通として、防衛省が間諜としてリクルートしてくれるだろうし、プロパガンダ要員として雇ってくれる可能性もある。
ここは中国語しかないねと、わたしの返事だ。
わたしのいうことが理解できない人は、せいぜいチャラチャラしたフランス語か、ナチスに回帰しようというドイツ語でも習わしておくんだね。
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