最近の戦況
ウクライナ軍がロシア領内に進出したという報道。
わたしもこの報道に興味を持って、情報を各方面から集めているんだけど、いまいちわからないのが、どの程度の反攻だったのかということ。
戦車や航空機を使った大規模なものだったのか、歩兵の集団によるゲリラ攻撃だったのか。
このブログにも書いたけど、大規模な攻撃を相手に知られずにやれるご時世じゃないから、どんな攻撃だったのかということは、いちばんの関心事なのだ。
その結果、大規模な攻撃だったと書いているのは、ココログのありんくりんサンぐらいで、ほかにそう書いている報道が見当たらない。
あるというひとがいたら、どこのどんな報道なのか、ちょっとコメント欄で教えてほしい。
『ウクライナ、ロシア28集落制圧 侵攻後、最大級の打撃』
これはネットニュースの見出しで、侵攻後、最大級の打撃というのに驚くけど、これはまた言葉のトリックだ。
攻撃されたのはロシアのクルスク州で、このとなりのベルゴロド州は以前にもウクライナ軍の奇襲を受けたことがある。
そのときはウクライナ軍の越境攻撃はマズイというので、自由ロシア軍がやったことにしていたから、ウクライナ正規軍によるロシア領内への侵攻は、じつは今回が初めてじゃないか。
初めてなら占領地域が1000平方キロでも10平方キロでも過去最大になるわけだ。
西側の報道をいくらながめても、どこにも戦車や航空機を使ったとは書いてないから、軍隊同士の戦争ではなく、ゲリラ兵が一般市民の集落を攻撃したということらしい。
ロシア軍が反撃した場合、どれだけ持ちこたえられるかが勝負なんだけど、ウクライナ軍は占領地に塹壕を掘っているという報道もあった。
ないよりマシだけど、塹壕ていどでどのくらいの期間頑張れるだろう。
映像を見るとウクライナ兵が民家の壁に国旗をかかげていた。
またプロパガンダ映像をつくるためにわざわざ出かけたんじゃないかねえ。
そんな無益な作戦をウクライナが実施するだろうか。
しかしこの攻撃の指揮をしているのは、いまや追いつめられてあとがないNATOの軍人だという説もある。
ウクライナだけなら、犬死にだからやめましょうという声が出ても不思議じゃないから、なんとかスラブ人同士の殺し合いを続行させようという、NATOの軍人である可能性は高い。
NATOの軍人なら煽れるだけ煽っておいて、敗色濃厚になったら、さっさと自国に引き上げるという手も使えるのだ。
結果は1週間か2週間もあればわかるはずだから、それを見てから判断すればよい。
注意しなければいけないのは、いま西側のメディアのほとんどが、なんとかウクライナの優勢を印象づけたくて、すこしでもそう解釈できそうな戦況は、針小棒大に報告するということだ。
中東ではあいかわらず殴られたほうに自制を求め、殴ったほうにはおとがめなし。
米国は韓国と共同訓練という報道もあった。
北朝鮮に侵攻のきざしも、その能力もないのに、騒ぐのはいつも米国とG7(とNHK)だけ。
成功していることがあるとすれば、なにがなんでも世界を分断させようというこちら側の試みだけだな。
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