今日のNHK
『画像があるということはそれは何かを反映している』
BRICS会議の場で、記者から質問されたプーチンは、少しもわるびれることなくどうどうと受け答えをしていた。
回答はまだ続いているようで、このあと彼がなにをいおうとしているのか知りたかったけど、映像は“反映している”というところでプッツンと切れている。
それだけでNHKは、プーチンも北朝鮮兵士の派遣を認めたと、大喜びで強調するのだ。
プーチンが落ち着きはらって質問に答えているのは、この程度のことはどこにでもあり、西側だってウクライナにたくさんの兵士を派遣しているではないかということが念頭にあるからだろう。
いったいいつから戦争に、同盟国の兵士が参加してはいけないという規則ができたのだ。
先日の報道には、北の兵士は暴風軍団という精鋭部隊という話があり、今日の夕方には、北の兵士は新兵ばかりで、実戦訓練をさせるために参加したという話が出ていた。
もうしっちゃかめっちゃかではないか。
ほかにも拾えばキリがない。
『北朝鮮軍にはロシア政府から高い期待』
意味はいろんなふうに解釈できるのに、NHKはすべて自分の主張にそわせる解釈しかしない。
北の兵士には50メートルのトイレットペーパーと、石鹸が300グラム支給されると、これはウクライナの大本営発表。
おそまつな装備のままやってきた兵士がいれば、このくらい当然だし、ついでに虫下しも必要だったかも。
クルスクに越境攻撃をしたウクライナ兵のほうは、その後補給もままならず、トイレの紙にも不自由してるんじゃないか。
プーチンは北朝鮮との条約にも言及したそうだ。
『この枠内で何をするかは我々の判断だ』
これもべつに問題にする発言ではない。
プーチンは北の正恩クンに、核兵器やその運搬手段の技術なんか教えるつもりはない。
誤解している人が多くて困るけど、かりに北が核兵器を持てば、とうぜん韓国も持つ、韓国が持てば日本も持つ。
すると極東アジアにハリネズミのように武装した国が乱立するわけで、これでは中国にとってはありがたくない。
中国が困ることを、中国から最大の経済支援をされているロシアがやるわけがない。
中国だけではなくロシアにとっても、核抑止力がそがれるわけで、そんな状態を看過できるわけがないのである。
数ヶ月まえに北でなにかの記念日があって、いつも数合わせに利用させてもらっいる手前、こちらもなにかプレゼントしないとまずくないですかと部下に聞かれたプーチンは、ロシア産のウマでもやっとけと応えた。
ウマなら無害だし、いざというときには非常食になると、そこまで言ったかどうか知らないけど、ミサイル技術でもと期待していた正恩クンはみごとに肩透かしをくらった。
プーチンはアメリカの大統領と違って理性をもった大統領だ。
彼に任せているかぎり、日本の公共放送がいくらデタラメを煽っても、世界は安全なのだよ。
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