中国のやり方
『中国軍がきょうから再び台湾を取り囲む形で軍事演習 頼清徳政権への圧力強める』
これ、今日のネットニュースの見出し、それもいちばん目立つところの見出し。
これをもって日本とNHKと右翼サイトが、それ、中国は武力で台湾を併合しようとしていると大騒ぎすることは必定。
アホいってんじゃないよ。
力で相手を押さえつけようとすれば、あとが大変になることはパレスチナの件でも証明ずみだ。
武力で相手を併合できたとしても、以後ことあるごとにデモだ、反乱だ、襲撃だと、イスラエルがハマスを抱え込むようなものじゃないか。
そんなことをするより、自国をアメリカなみに豊かな国にして、台湾人に大陸といっしょになったほうが得だなと思わせたほうがナンボいいことか。
中国の老練な政治家たちはそのくらい心得ているさ。
今回の報道は、西側にあおられてつまらないことを考えるなという頼総統への警告と、台湾周辺にやたらに軍艦や航空機を持ち出す西側に対して、やるなら相手になる覚悟はできてるぞという決意のあらわれだろう。
日本のアマチュア政治家たちは、あいかわらずアメリカの顔色をうかがうばかりかい。
いいかげん日本独自の政治をしようって考えはないのか。
ベネズエラでさえ、イスラエルと断交だってのに。
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