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2024年11月

2024年11月30日 (土)

本日のNEWS

ロシアの国防相が北の正恩クンと会ったそうだ。
え、おまえはいつもロシアと北の関係は、工事現場と、そこへ土方を派遣する手配師の関係だといってたじゃねえか。
この親密な関係はどう説明するんだよという人が、いないと思うけどいるかも知れない。
べつになんてことはないよ。
ロシアにとって北は、西側に対抗するための数合わせだ。

「いつも名前を借りてばかりじゃ悪いし、あのデブもそれを切実に望んているみたいだから、西側に見せつけるために、ちょっと挨拶してきてくれ、え、オレ?」
「オレが行ったら話がでっかくなりすぎるから行かんよ」
誰の発言かわかるね。

だいたいこの報道は北朝鮮発だ。
北朝鮮はロシアがうしろについているってことを西側に自慢したいんだよ。
国防相が会っただけじゃなく、肝心なの核兵器やミサイル技術を移転したかどうかだ。
それがなければ別に問題はないし、ロシアは中国の手前もあるから、絶対ににそんなことはしない。

ゼレンスキーさんも態度を変えたようだね。
ロシアが占領している領土は割譲してもいい、そのかわりそれ以外の部分はNATOに加盟させるようにだって。
しかしNATOがウクライナを西側に引き込もうというのは、要衝のクリクア半島を手土産に持ってくるというオイシイ話があったからだ。
それがなかったら、ロシアとあとあとまで揉め事になりかねず、しかも腐敗したウクライナを引き受けようと考えるだろうか。
NHKの御用解説者たちはなんていってんだ?

おまけ
わたしがココログ列伝に推挙しておいた「久美のNEWSな日記」が、絶好調。
そのはちゃめちゃぶりが愉快で愉快で、ウクライナとNHKの欺瞞で疲れた頭に一服の清涼剤。
わたしの見立ては間違ってないね。
いまの時勢に必要なのはユーモアだよ。

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矮小化する世界に

昨夜のNHK国際では、キャスターの油井秀樹サンと酒井美帆ちゃんがそろって喪服だったね。
番組まえにNHKのアナが参加しなくちゃいけない葬式でもあったかい。

とりあえずわたしに関係ない葬式みたいだから本題に入ろう。
またひとつ無能な政府、あるいは国民のおかげで、せっかくの努力をパァにしなければならない企業がある。
柳井正さんの、あのアパレルメーカー「ユニクロ」だ。
せっかく開拓した中国の販売店が半死半生だ。
まえにロシアから撤退させられ、今度は中国で。
わたしは実業家という人種があまり好きじゃないんだけど、ユニクロの創業者には同情してしまう。
いずれも撤退の理由が、わたしがおかしいと思うものだからだ。

ロシアの場合はウクライナ侵攻が原因で、あんな国で商売するのはケシカランと、これは日本政府と、日本国民の暗黙の圧力。
中国の場合は新疆の綿花を材料に使っているという(ホントかウソかわからない)理由で。
もうすこし詳しく説明すると、中国はウイグル人を奴隷労働でこき使っている、そんなところで生産された綿花を安く使って製品を作るのは問題だ、ゆえにユニクロはケシカランと。
これが世界的潮流になってはたまんないから、世界企業の柳井社長は、うちの製品には新疆の綿花は使っていませんと弁解をした。
すると今度は中国のほうから、使っているかどうかは問題じゃない、それよりそんなデマに乗せられて、新疆の綿花を使わないのが問題だと不買運動に発展する。

さあ、どうだ。
わたしのブログをちゃんと読んでいれば、ウイグル人は強制労働なんかされてないこともわかるぞ。
以前観たNHKのテレビ番組では、綿花の収穫期になると中国全土から、出稼ぎ労働者が集まるとというものがあった。
ウイグル人の娘でも努力すれば日本に来れるし、チベット族の女性だって努力してテレビ局のチーフプロデューサーになった人がいる(両方ともわたしのブログで紹介済み)。

20241130

習近平さんは中国から貧困を撲滅させよう、新疆経済を活発化させようと、ここでもいろんな事業に手を出している。
新疆の観光地化もそのひとつで、観光客が増えればウイグル人たちも恩恵にあずかれる。
日本でもどこでも観光地は訪問客を増やすのに躍起じゃないか。
だいたいウイグル人が搾取されている、迫害されて牢屋に放り込まれているっていうのは、たしかイギリスのBBCがかなりむかしに言い出したことで、それをいまだに現実を見ようとしない一部の日本人が信じているだけだ。

そういうアホたちのおかげでユニクロもいわれなき中傷にまきこまれているわけだ。
なんか日本人全体が、告げ口だとかのぞき見だとか負け惜しみだとか、そういう矮小化した世界にどっぷりつかっているような気がする。
もっとおおらかな気持ちで現実を見ないと、ますます大国然とした中国に差をつけられるだけだぞ。

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2024年11月29日 (金)

本日の

本日のNHK劇場。
スウェーデンがロシアの侵攻におびえて、注意を喚起するパンフレットを配布したそうだ。
わたしのブログが何度も書いているけど、ロシアがウクライナに侵攻したのには理由があったし、北欧の国とはお互いをふつうの隣人として認め合っていて、プーチンが侵略を考えたことはいちどもない。
取り越し苦労。

バルト3国のひとつラトビアに、ロシアのドローンが飛んできて畑のなかに穴を開けたそうだ。
報道をよく観ると、爆弾攻撃とは思えない小さな穴で、犠牲者もおらず、ラトビア軍が無力化したというから、不発爆弾を処理したようなものだったのだろう。
小さな穴はそのさいにラトビア軍が開けたものだよ。
つまりウクライナに向けたドローンが流れ弾になったもので、故意に行われた証拠はないといいながら、報道のなかでは、ロシアが破壊行動を起こすリスクが高まっているという結論になってしまう。
もうなにをしても悪いのはロシア。
ドローンが飛んでくるのがイヤなら、戦争をやめるのがイチバンなのに。

ICCがネタニヤスさんに逮捕状。
フランスは国家元首を逮捕できないという原則に従って、ネタニヤスさんを逮捕しないそうだ。
プーチンも国家元首なんだけど、フランスは彼の場合はそんなにハッキリいってなかったよね。
その時々の使い分け、ダブスタぶりは、ココログの誰かさんのブログに似てるな。

ロシアはウクライナのインフラを攻撃した。
それも人的被害は可能なかぎり抑えつつ、軍事施設や発電所などを的確に標的にしている。
これはその気になれば大統領府や議会でも、いつでも正確に攻撃できるというデモンストレーションだろう。
ロシアはもっと強力な攻撃だって、その気になれば出来るんだぞ。

NHKアナの別府正一郎サンは、プーチンの脅しは以前からのものだと、過去の発言を列挙して、そんなものは恐るるに足りないと力説していた。
プーチンが脅しだけで実行しないのは、困窮したウクライナが手をあげて、平和的に戦争が終わればいいと考えているからだと、どうしても思えないらしい。
脅しかどうか知らないけど、NHKがデタラメを並べているあいだに、ウクライナはじりじりと追いつめられて、国内に男がいなくなるくらい兵士の損失が大きくなっているのは事実。
え、別府サン、誰に頼まれたか知らないけど、あんたは戦争をあおり、ウクライナをそそのかして、結果的に若者の死体を積み上げてるんだよ。

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昨日のデタラメ

いまのトレンドはイスラエルとヒズボラの停戦合意。
しかしわたしは、遺憾ながら、中東の戦争には目をつぶって、ウクライナだけに集中するのだ。
NHKの国際報道なんて、ウクライナからパレスチナまですべてまっ黒けで、ケチをつけたいところばかりだけど、ブログでとてもその全部に反論していられない。
ヒマができたらまた中国紀行を再開したいんだけど、NHKにだまされる人もあいかわらず多いんだろうなと思ったら、のんびり自分の体験談だけに専念していられんよ。
有名人がNHKに逆らったら、ヘタすると社会的に抹殺されるんだから、わたしのような無名のじいさんがやらずして、だれが真実を伝えてくれるのか。

昨夜のNHK国際報道にはおもしろい話題があった。
ウクライナに派遣された北朝鮮の兵士についてで、わたしのブログを読んでいる人なら、それがデタラメだということはとっくにわかっているだろう。
同じ派兵でもNHKでは、派遣されたのは「暴風軍団」という精強だという報道もあれば、新兵に近代戦を経験させるためだという矛盾した報道もある。
韓国と臨戦体制で対峙しているいまの北が精強を送るだろうかとか、最大のスポンサーの中国を無視して軍事技術を移転するだろうかという本質的な問題もある。

ま、それは、けっこうまともな人も多い日本人が自分で考えればいいことだ。
昨日のニュースでおもしろかったのは、ウクライナが傍受したという北の兵士の会話。
会話にはあきらかに北のなまりがある、だから北朝鮮の兵士に間違いないというんだけど、そんなこといわれたって一般的な日本人に北のなまりなんかわかるわけがない。
いやいや、おもしろいのはこの先だ。
兵士たちの会話のなかに、オレはライオンだ、オレはワシだ、オットセイだというものがあって、オレは豚だというものもあったらしい。
これだけでこれが北の兵士のものでないことがわかる。

むかし、これは中国の話だけど、皇帝の子分が親分をほめるつもりで、“ひかり輝く”という言葉を使ったら、たまたまハゲ頭だった親分は自分をバカにしたと誤解して、この子分の首をはねたという。
暴君というのはそういうものだから、北の兵士なら間違ってもオレは豚だなんていうはずがない。
もともと傍受したのはウクライナの大本営発表だから、凝りすぎて墓穴を掘ったようだ。
そんなものをぬけぬけと引用するNHKも同罪であることは疑いを入れない。

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2024年11月28日 (木)

晴れた日

『バルト海の海底ケーブルは海底に下ろした錨を引きずって切断された?』
今日のネットニュースの見出し。
錨を引きずってって、アンタ、錨というものは船を係留するためにある。
最初からケーブル切断のための特殊な錨ならともかく、普通の錨を海底に引きずって走れるもんじゃない。
いかにも海のシロウトが考えそうなことだけど、もと海上自衛官のわたしがいうんだから間違いない。
ロシアも中国もソース源の問いかけにまったく返事しなかったそうだ。
あったり◯ンコの毛、バカバカしくて相手にしちゃいられんよ。

錨うんぬんではなく、こんな記事を書いたニューズウィークこそ、デタラメの温床として長く記憶されるべきだな。
ああ、いやだ、いやだ。
たまにはデタラメのないすっきりした青空を見たい。

今日のわたしはヤボ用で立川まで行ってきた。
とちゅうで立ち食いソバでも食おうかと思ったけど、けっきょく用事を済ませて、ふらふら空腹のまま家まで帰ってきてしまった。
たまに外出したくらいで、重症のひきこもりが直るわけがないんだわサ。
本日は快晴で、列車の車窓から奥多摩や丹沢の山並みが美しく遠望できた。
なんだかひさしぶりに見る山々のような気がする。
  なつかしき山も見ゆるや冬の日に
       さすらいびとの悲しみもやと

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2024年11月27日 (水)

独りよがり

あいかわらずココログの「農と島のありんくりん」サンの独りよがりが続いているな。
今度は香港がテーマだ。
もうすこし物事を深く考えてみることはできないのか。
彼は以前にもこの問題に触れたことがあると、自分の以前のブログにリンクを張っていた。
以前から彼の体質は変わってないようだ。

じつはわたしも以前、この香港デモについて触れたことがある。
それにリンクを張ったから、ヒマな人は読んでみて。

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2024年11月26日 (火)

他山の石

お願いだ、今日こそカリカリさせないでほしいと願いつつ、またNHK国際報道を観る。
そんなに頭に来るなら観なければいいと思うだろうけど、美女をはべらせた由井秀樹サンや、問題児の別府正一郎サンは、あいかわらずまじめな顔をしてとんでもないことをいう。
そのデタラメに本気で受け取る人が多いみたいだから、やっぱりひとこと言わずにはいられないのだ。

NHKはわざわざ“CRINK(中国・ロシア・イラン・北朝鮮)”などという言葉までデッチ上げて、4カ国の連帯をいうけど、北はゴミ爆弾や拡声器でメイワク放送をするくらいしか戦術のない貧乏国だぞ。
中国は極東アジアが不安定になることを望んでないのだ。
それなのにどうしてロシアが、最大のスポンサーである中国を無視して、北朝鮮にミサイル技術などを提供できるんだ。
今日は米国のインド太平洋軍の司令官まで出てきて、北に潜水艦技術なんか教えたら、この分野でアメリカの優位が失われると話していたけど、潜水艦技術がそんな簡単に移転できると思うのか。
もと海上自衛官で、ソナー係をしていたわたしがいうんだけど、潜水艦というのはさまざまな技術の寄せ集めで、ソナーひとつにしても、過去の膨大なデータの蓄積がなければ使いこなせるもんじゃない。
こういうことを冷静に考える人はいないのか。

フランスや英国がウクライナに兵士を派遣すると言い出した。
これもハッタリの一種だろうけど、徐々に戦争に介入する(してしまう)ということで、ベトナム戦争の再来だ。
フランスはディエンビエンフーで痛い目に遭ったことを忘れたのか。
だいたい国民が派兵に賛成すると思ってんのか。
次期が望み薄のマクロンさんもヤケッパチだな。

戦争がにっちもさっちも行かなくなって、「紛争当事国はNATOに加盟できない」という規則を破ってまで、ウクライナを加盟させようとする。
支離滅裂とはこのことだ。
こんなはちゃめちゃな同盟が、どうして磐石の結束を誇るロシアに勝てるだろう。
わたしが前項で書いたとおり、フランスが参戦すれば、ベトナム戦争どころかナポレオンの敗退の再現だ。
なにをするにももう遅すぎるんだよ。
日本もこういう欧州のドタバタを他山の石としてほしい。

わたしのブログのアクセスは、ここんところ2桁がずっと続いている。
一方でホウホウなにがしという占い師さんのアクセスや、ありんくりんサンのブログは快調だ。
ココログでわたしと同じようにロシア擁護の論陣を張る大地舜さんは、有名人で影響が大きいから、あちこちから妨害の横やりが入るらしい。
わたしも睨まれてんだろうね。
無名のシロートが国際的な陰謀にまきこまれるとは、ん、名誉なことでありますけど。

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2024年11月25日 (月)

急きょ

今日はネコ大好きおばさんか、金目鯛の煮付けのことを書こうと思ったけど、NHKの国際報道、あの別府正一郎サンが出ているやつ、を観て、またカリカリカリ。
別府サンのまえに通常のニュースもあって、そこではロシアが志願兵に借金の肩代わりや、外国からの志願兵へ国籍授与を条件に出しているという報道もあった。
だからといってロシアが経済的に困窮しているとか、兵士不足で追いつめられているという感じがぜんぜんしないんだよな。
国籍授与なんてベトナム戦争のころ、アメリカだって移民に対してやっていたよ。

安定して動かざること山のごとしのプーチンをけなすために、NHKは“ロシア外交に詳しい”とされる笹川平和財団の畔蒜(あびる)なにがしサンを担ぎ出した。
この人は以前にも何度か観たことがあるけど、どちらかというと(どちらかでなくても)偏向した筋書き通りの発言で、番組を時間内に終わらせることに協力的な人である。
彼と別府サンのもっともらしい対話を聞いて、わたしは頭に血がのぼって、急きょ本日もNHKをけなすことになっちゃったわけだ。

原稿を見ないで2時間も3時間も話せるプーチンを相手にするのだから、けなすほうもむずかしい。
プーチンがトランプさんの政治を見守ろうとしていることは間違いがないだろう。
ということは、いまの時点でトランプさんの足を引っ張ることはしないというのも当然で、こんなことはわたしにもわかる。

バンス副大統領(予定)によると、トランプさんの和平案というのは、現在の戦況のまま固定することらしく、確信犯の別府サンは、これではウクライナに属国になれというのと同じ意味ではありませんかと聞く。
畔蒜なにがしサンは、そうです、そうです、ウクライナ側からすればまさにその通りと、もろ手をあげて賛成する。
これじゃ同じ意見の持ち主が、お互いを讃えあってるみたいで、なんか「農と島のありんくりん」サンが、いつも同じメンバー同士で役割分担をして、コメント担当がそうだ、そうだとほめ合っているのと違わなくないか。

戦争以前をふりかえってみよう。
ロシアはウクライナを属国とみなしたことはなかった。
だいたいゼレンスキーさんはどうしていま大統領をしているのか。
ロシアがウクライナの主権を認めて、自由な選挙をさせていたからじゃないのか。
プーチンはウクライナがオリガルヒに食いものにされていることは知っていたけど、あくまで外国のことだと、忠告や手出しなどしなかった。
ゴルバチョフ時代には、ロシア大統領の両親はロシア人とウクライナ人という時代もあったんだよ。
それほどウクライナを大切にし、友好関係を維持したがったのに、裏切ったのはだれだ、これのいったいどこが属国だよ。
畔蒜なにがしサンと笹川平和財団がどういうものかも、これではっきりしただろう。

クルスクの戦線でもロシア軍の反撃はゆっくりしている。
これはプーチンが、将来はまた同じ釜のメシを食うことになるかも知れないスラブ民族の兵士を、むやみに殺戮しないよう気を使いながら反撃しているからだ。
フランスは兵士の派遣にも躊躇しないと大見えを切った。
スラブ民族でない相手が戦場に入ってくれば、プーチンには願ってもない好機だ。
彼は今度こそ思う存分叩きのめせ、全滅させてもかまわないと命令するだろう。

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2024年11月24日 (日)

昨日のNHK

日本人もけっこうまともな考えを持っている人が多いじゃないか。
わたしは兵庫県の選挙に興味はなかったけど、理由は以前テレビでもとの県知事の斉藤もと知事という人が、マスコミから吊し上げをくっているのを観て、あ、またやってるのかとイヤ気がさし、それ以来興味を持たないことにしていたからである。
最初にことわっておくけど、わたしはべつに斉藤なにがしの親戚でも友人でもないかんね。

昨夜の21時からのNHKニュースを観て違和感をおぼえた。
兵庫県知事選挙で立花孝志サンが問題を起こして、裁判沙汰になるとか、なりそうだとか。
理由は知らないけど、NHKの言い分はこうである。
「『パワハラ疑惑はまだ調査中』だから、立花氏の主張はあくまで立花氏個人のものである」
どうやら立花サンをとがめるつもりらしいけど、調査中なら“表現の自由”の日本で、個人がなにをいおうと本人の勝手じゃないのか。
この件で世間のシロート評論家がSNS上で出した意見の多さは、けだし見ものだったぞ。
それなのに立花サンの主張はケシカランと、このへんにわたしは違和感をおぼえたのだ。

最初のおことわりの2つ目。
わたしの知っているところでは、立花孝志サンというのは、いま流行りの世間を騒がせて名前を売り、それで金儲けをする人というイメージで、古い人間のわたしはいい印象を持てない相手である。
兵庫県の選挙でわたしは立花サンが何をしたのかも知らなかった。
ニュースによるとSNSで、自分の知名度を利用して、もと知事の応援になるようなことを発信したのだそうだ。

なるほどねと、裁判沙汰のあらましはわかったけど、日本人はけっこうまともじゃないかと思ったのは、このニュースを聞いたからである。
マスコミは信用できないというのが、いまの日本では共通認識になっているらしい。
自らもそのひとつ(であるばかりか、日本のマスコミの頂点に君臨するのが、渋谷区神南の日本放送協会)であるNHKは、ののしられるのがイヤであわてて弁解の報道番組を作ったんじゃないか。
普段からデタラメばかりいってると、こういうときに信用されないのだ。

日本のマスコミやSNSがデタラメなことは、わたしがいつも力説していることである。
そうかといって発言をもっと厳格に取り締まれなんて言い出すと、これは表現の自由に抵触してしまって微妙な問題だ。
だからこれが新しい選挙のやり方だと割り切って、文句をいうより、つぎから自分たちも同じことをしてやればいい。
相手がテイラー・スウィフトを引っ張り出せば、こちらはハルク・ホーガンを引っ張り出す。
これならマスコミ、SNSもまったく公平なものになるのではないか。
こういう点ではやっぱりアメリカのほうが進んでんね。

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トランプの手の内

トランプさんとイーロン・マスクが並んでいる映像を観たけど、べらべらまくしたてているマスクのとなりで、トランプさんはぼけっと彼の話を聞いているだけ。
もしもマスクが腹に一物のある企業経営者で、立場を利用して自分の会社に利益誘導をするような人間なら、完全にトランプさんを籠絡したなと思ってしまう。
しかし現時点ではマスクがどんな人間なのか、なにを計画しているのか、ぜんぜんわからないのだ。
アメリカの経営者なんてみんな究極的には金儲けが目的さというなかれ。
イーロン・マスクは、スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツと同じ、アメリカのIT企業から成り上がった人間で、金儲けよりも自分の夢に向かってつっ走るタイプの人間だと思う。
アメリカの政治は根本から叩き直さなければいけないと考えて、そのあたりがトランプさんと意見一致したのかも知れない。

トランプさんの人事がつぎつぎに発表されているけど、そっちのほうはどうにもろくなのがいなくて、NHKの格好の餌食になっている。
しかしトランプさんが荒っぽい方法で、腐敗しきったアメリカの政治を変えようとしているのだとしたらどうだろう。
アメリカの政治家の大半は、これまでのようにいかに業界とつるんで、いかに献金を受け取るかということしか興味がない。
トランプさんはそんなどうしようもない連中の中から、閣僚を選んで任命しなければならないのだから、ろくなやつがいないのも当然だ。
彼は自分が任命した閣僚を信用しておらず、やつらはただの飾り物、おれのいうことをハイハイと聞いていればいいんだと考えているのかも知れない。

伝統的なアメリカ政治にメスを入れようというのは、民主党、共和党の双方の政治家から危険視される政策でもある。
だからトランプさんの闘いはひじょうに困難なものになるだろう。
たった4年の任期のあいだにアメリカの政治を変えられるかどうかわからないけど、わたしが希望しているウクライナ戦争の終結は、トランプさんの選挙公約のなかでは目に見える成果を出しやすいほうだから、とりあえずこれだけ片付けてもらえば、わたしはそれ以上ぐちゃぐちゃいわない。
トランプさんが失敗すれば、アメリカの混乱は続き、腐敗政治も続き、また献金目当ての民主、共和の闘いが続き、アメリカの凋落は止まりっこないんだから。
いったん落ちるところまで落ちれば、第2、第3のトランプさんが現れる可能性もある。

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2024年11月23日 (土)

見込みちがい

いったいどうするつもりだよ。
先日のICBMの件は、プーチンにいわせると新しい性能の中距離ミサイルだそうだ。
西側がケンカをふっかけるおかげで、ますますロシアは軍事大国化する。
これに対抗するアメリカは、高価すぎて増産できないミサイルしかないと軍部から悲鳴が上がるくらいだ。
おまけにこれまでアメリカ頼りだったNATOのほうも、アメリカが頼りにならなければ自前で最新式の兵器を開発しなければならない。
いちばん可能性のありそうなドイツは、フォルクスワーゲンが海外移転とかで完全な左前。

なんでこんなことになったのだろう。
もしもプーチンが大統領でなく、短気なメドベージェフさんあたりが大統領だったら、とっくにプッツンして、いまごろは第三次世界大戦になっているかもね。
NATOのほうじゃプーチンが冷静で、常識を備えた大統領だということを知っているから、安心してチキンレースを続けられてんじゃないか。
こうしているあいだにもますますロシアは軍事大国になる。
プーチンが生きているあいだはまだいい。
彼が死んで、いかにもロシア的な人間が後継者になった日には、自国の軍事力を過信して、新しいヒトラーになろうとするかも知れない。
知らんよ、わたしは。
そのころ日本はロシアと中国のあいだで、両方の顔をうかがいながら、野ネズミみたいにちょろちょろしてるだけでしょ。

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わたしの見立てに

「潜伏する北朝鮮の高官を『狙い撃ち』・・・ロシア司令部にミサイル直撃、建物が吹き飛ぶ瞬間映像をウクライナが公開」
これ、今日のネットニュースの見出し。
へえ、クルスク後方の飯場小屋でも爆撃したのかいと、おどろいて記事を読んだ。
わたしの見立てでは、ロシアに派遣された北朝鮮兵士たちは、けっして前線に出ずに、後方で道路工事でもやらされているはずだから。

バカバカしいのでいちいち確認してないけど、ウクライナ軍が公開した映像のなかにそういう映像があったらしい。
中東のテレビ局アルジャジーラの映像ならわからんでもないけど、またウクライナの大本営発表じゃないか。
捏造映像でないという証拠はあんのか。
証拠以前の問題として、ロシアが最大の支援国中国を裏切ると思う人がいるのか。

昨日のNHK国際報道に、やけに詳しくロシアの兵士募集の要項が説明されていた。
ロシア軍はウクライナのように、街を歩いていた若者をいきなり拉致して、強制的に戦場に送り込むようなことはしていない。
あくまでほかよりいい給料を払うからといって、召集に応じるかどうかは国民の自主判断にまかせている。

ほかよりいい給料を払う!
これに目をつけたのが北の正恩クンだ。
貧乏な自分の国には大砲の弾やミサイルを支援する余裕はないけど、日ごろ満足にメシを食わせてない兵隊だけは、まあまあいる。
奴らをロシアに送って金を稼がせてこい(ついでにメシも食わせてこい)。
西側に対抗するための数合わせに、たまに北を利用しているプーチンは、迷惑と思っても断れない。
もちろん大物スポンサーの中国は、極東アジアに余計な面倒を抱え込みたくないから、ロシアが見返りに核兵器やミサイル技術の移転するといったらいい顔はしない。
それをころ得ているプーチンは、北の兵士たちをあまり日の当たる場所には出さないようにする。
かくてロシアに派遣された北の兵隊たちは、後方でせっせと穴掘りをすることになるのだ。
わたしの見立てにおかしいところがあるかね。

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2024年11月22日 (金)

NHKの欺瞞

ロシアのミサイルについて、またNHKがわさわさ言っている。
しかしよく聞くと、死者がひとりもおらず、窓ガラスが割れただけだとウクライナ市民が語っていた。
ネタニヤフさんとは大違いだ。
イスラエルや米国なら遠慮はいらんというわけで、相手の国の市民に膨大な死傷者が出ただろう。
最新のミサイルで死者が出ないことは考えられないから、ロシアが人的被害が出そうもないところを慎重に狙っていることは間違いない。
さっさとチキンレースはやめろというのがわたしの希望だけど、相手の手のうちで戦っていることに気がつかず、NHKもまだやめろとはいわない。
戦争というものは、始まると簡単にはやめられないものなんだよね。
昨日のニュースの中には、アメリカに利用されたくないという台湾の市民がちらりと出てきた。
街でインタビューしたほんのわずかなシーンだったけど、わたしはそういうものを見逃さないのだ。

中国が日本人の短期旅行ビザ免除に踏み切ったそうだ。
日本政府がそれを要望していたといっておきながら、免除になったとたんに、日本の投資を呼び込みたいのだろうと、余計なことをつけ加える、これが日本のNHK。
ビザ免除と聞いて、わたしも人生の終わりにもういちど行ってみたくなったよ。
なんのかんのといわれても中国はわたしのこころの故郷。

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残念な気持ち

どうせ彼の主張に耳を傾ける人はいないだろうから、放っておこうかと考えた。
なにか書くなら自分の都合のいいことだけではなく、相手の立場、歴史の勉強をしてから書いてほしいと思った。
ココログの「農と島のありんくりん」サンがまた世迷いごとを書いている。
以前にも似たようなことを書いて、わたしにたしなめられていたけど、さっぱりわかってないようだ。
というだけにしておこう。
彼のそのブログ
わたしの以前のブログ
リンクを張っておくから、ヒマな人は読んでみてほしい。
彼のような人が勝手なことをいうのがココログなのかと、残念な気持ち。

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2024年11月21日 (木)

示威行動

夜のNHK観たら、ロシアのICBM発射というのは事実のようだね。
ICBMといったら核弾頭も搭載できるでっかいミサイルだぜ。
1発でヒロシマ、ナガサキなみの被害を与えることも可能だ。
いくらなんでもプーチンが、トランプさん登場まえに彼を束縛するようなことをするはずがないと思ったら、被害が怪我人5人だけというから、ミサイルの本体だけ発射して、爆発部分はとりはずしてあったようだ。
ホントにICBMだったのか情報も錯綜しているらしいし、アメリカにもあらかじめ予告してあったらしいから、ガセネタの可能性もないわけじゃない。
つまりその気になれば本物でも発射できるんだぞという、ただの示威行動だろう。
嬉しがるのはまた「農と島のありんくりん」サンぐらいだよ。

いいかげんチキンレースをやめないか。
何度も何度でもいうけど、ウクライナにそんな、人類の生存を賭けるような価値があるのかい。
と、NHK教の信者ばかりの日本人にいっても仕方ないや。
明日は近所の和食レストランへ金目鯛の煮付けでも食いに行こうっと。

そんなことを書いてふざけていたら、ICBMの続報が入ってきて、すべての証拠はICBMに間違いがないど、ゼレンスキーさん本人が発言していた。
自分でいっても大本営発表なんだけど。

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ホント?

『ロシアがICBM発射』
とウクライナ空軍(夕方のネットニュース)。
おいおいと思ったらまたウクライナの大本営発表かい。
ウソならすぐにバレるウソをつくなよな。
ためしに今夜のニュースでNHKが取り上げるか注目しよう。

プーチンが北朝鮮にクマやオウムなど70匹以上をプレゼントという報道もあった。
わたしのブログを続けて読んでいる人なら驚くまい。
核兵器やミサイルの技術なんかより、ナンボか安いもんね。

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不文律

NHKには逆らってはいけないという不文律がある。
とくに芸能人の場合はこれがはなはだしいけど、一般人でも有名になって一旗上げたいというような人には当てはまる。
つまりNHKに逆らうと、いろんな場面で陰湿ないじめにあって、社会人として生きていくのがむずかしくなるということだ。
それほど隠然とした力を持っているのが日本の公共放送なのである。
だから逆らえるのは野球の大谷翔平のように特別な能力を持った人や、カタギではない人や、わたしみたいに出世と人生をあきらめたじいさんということになる。
さあ、またココログのNHK劇場の始まりだよ。

いろんな事件がつぎつぎと起きるけど、もはや給料をもらってないわたしは、103万円の壁なんかに興味はない。
兵庫県知事が返り咲いた事件も、兵庫県民でもないわたしには興味も関わりもない。
訃報が続いているけど、詩人の谷川俊太郎さんも自転車の火野正平さんも・・・とっとっと、火野さんのほうは少しばかり興味があるな。
彼ってわたしとほとんど同世代だよ。
そのトシで死んじまう人もいるのかっていう興味。
あ、このあと北の富士さんの訃報も入ってきたけど、わたしってココログ列伝の久美ちゃんほど相撲に関心もないもんね。

昨夜のNHKでは外国人観光客の数が331万人を突破したって。
なかでも中国からの訪日客が多かったそうだ。
これでも中国が反日教育をしてるっていう人がいるのかね。
ロシア人ユーチューバーでカチョックTVのティナちゃんは、あいかわらず元気で外国からの友人を迎えている。
相手がなんの偏見もなしに日本を好意的に見ているのに、中露はケシカランと悪態をついているのは、NHK(と日本のマスコミ)ばかりじゃないか。

ウクライナ戦争でも開戦直後からの戦況をながめれば、よくぞこれだけと感心するくらいデタラメばかりだ。
レオパルトやエイブラムスから始まって、劣化ウラン弾、クラスター爆弾、F-16と、ひとつでもウクライナの攻勢に役立った兵器はあるのか。
枯渇するするといわれていたロシアのミサイルや砲弾は、浜のまさごのように尽きることがないし、北朝鮮の兵士派遣も、けっきょく難癖をつけて、長距離ミサイルの使用許可を出すのに使われただけ。
今度こそというセリフはもううんざりするくらい聞いた。

いったい平和というのはどこに行った。
みんなが仲良くするという簡単なことがなぜ出来ない?
相手がケシカランことをしたというなら、外交交渉で、話し合いで解決しようとなんで考えないのだ?
スラブ人同士の死体を積み上げるのに、どうして日本が協力をしなければいけないのかい。
いまの日本はまだ外国人から素敵なところだと思われている。
わたしも外国に何度か行って、日本人であることをつくづく感謝した。
日本が戦争にまきこまれてしまえば、そうした日本の美徳はすべて失われかねないんだよ。

火野正平さんも亡くなった。
彼と同世代のわたしは、遺言代わりに、戦争だけは絶対にやっちゃいけないと言っておきたい。
え、NHKの報道を鵜呑みのアンタだよ、アンタ。

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2024年11月20日 (水)

思い出話

『切り落としの端の肉なら問題ないと、バーベキューで食べた自衛隊員処分』
つまんないニュースだけど、今日のネットニュースで見つけた見出し。
取り上げたのは、部数激減で鬱屈状態のアノ朝日新聞(デジタル朝日)。
自衛隊の話題らしいから、むかし自衛官のわたしも気になったんだけど、なんでもどこかの港に寄港したさいに、上陸した自衛官16人が艦内の食料のあまり肉でバーベキューをしたんだそうだ。

うーむ。
ホント、重箱のすみをつっつくようなセコい事件を見つけて来るよな。
いまだから話すけど、わたしも艦の食料品積み込みにかり出されたことがある。
積み込んだ食料のなかに美味しそうなブドウがあったから、航海中にきっとあれが出るなと楽しみにしていたら、けっきょくぜんぜん出なかったことがある。
ああいうのは4分隊(調理係)が自分たちだけで食べてしまったに違いない。
むかしから食い物の調達は軍隊の腕の見せ所で、官給品の上前をはねるくらいお茶の子さいさいなのだ。

そんなことよりクルスクに派遣された北朝鮮兵士の続報はないのか。
ロシアでただ飯を食って、彼らはそれに見合った働きをしてるのか。

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NHK

中国の殺傷事件について書いたばかりだけど、そのすぐあとにまたダメ押しみたいなかたちで暴走事件が起きたようだ。
こうなるとNHKのいう、中国には閉塞感があるというのも、あながちデタラメではないかも知れない。
そこで閉塞感があるとしたら、原因はなんだろうとわたしなりに考えてみた。
もちろん相手の立場を忘れないわたしのことだから、最初から中国をけなしたいと思う人は読んでもらわなくて結構だ。

わたしは団塊の世代の日本人だ。
いまの若いモンにはわからないだろうけど、わたしの子供のころには、まだ郷里の田舎には江戸時代から連綿とつながる、自然と一体になった農村風景が残っていた。
青空を写す湖のような水田や、秋になれば黄金色に色づく稲田は、日本の原風景といっていいものだ。
そういう風景を知ってるわたしでも、最近の時代の変化にはついていけない。
子供たちに美しい景色を残してやりたいと思っても、人間的なアナログ社会から非人間的なデジタル社会への変化はとどまるところを知らない。

そういう変化が、わたしという、とくに長生きでもないフツーの人間の一生のあいだに起こった。
中国はその半分の時間で同じところに到達しようとしている。
時代の変化についていけない人間も、人口14億にふさわしいくらい多いんじゃないか。
もともと人間というのは、ほうっておけばとことんまで格差を拡大させようとする貪欲な生きものだ。
金さえあればなんでもできる。
格差の少ない日本でさえ、ときおり前沢友作さんのように、むかしならにわか分限者といわれた一代成金で、宇宙旅行までするような金持ちが現れる。
自分もあんな金持ちになりたい、しかしそりゃ無理だ、そうかといって汗水流して働くのも馬鹿らしいと、四畳半に閉じこもって煩悶する若者がいたとしたら、これも閉塞感といえるのではないか。

中国にそうした若者が増えていてもおかしくない。
だからNHKのいうことも部分的には合っているかも知れない。
いまの日本には闇バイトなんてものがある。
他人を殺傷して捕まらないはずはないし、人生を棒にふる可能性があるのに、似たような事件はあとを絶たない。
若者がそういうものに手を出すのはなぜなのか。
世のなか金がすべてだという風潮が、彼らをヤケッパチ気分にさせてないだろうか。

中国政府はどうやら日本を見習ったようで、格差の拡大を阻止しようとしているようだけど、それでも社会から疎外されていると考える若者をゼロにはできまい。
中国政府が刃傷沙汰を隠そうとするのも、SNSなどで拡散されて、影響される人間が出ることを恐れているからじゃないか。
さらにいまの時勢なら、西側がこういう事件を取り上げて、裏から煽ることも考えられる(NHKがやっているように)。
やっぱりいちばん問題は、世の中の閉塞感を中国だけのもののようにいって、特定の国を貶めようというNHKの姿勢だよ。

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またありんくりんサン

『いつもながら勝手なことをほざいています。バーロー。
そもそもあんたが平和な国に戦争をしかけたんだろうが、これはレッドもレッド、一発レッドだよ。
その後も民間人を虐殺し、住宅地、エネルギー施設などを無差別爆撃して甚大な被害を与えたのはいったい誰だ。あんたらロシアだろうが。
それを自分の国がドローンで攻撃された、長距離ミサイルを使われそうだからといって、レッドラインを超えたらウンメンカンヌン、勝手なことをさらすんじゃないよ、まったく』

これはココログの農と島のありんくりんサンのブログの文言。
彼がいつもやっている自分に都合のいい報道、ここでは西側の情報ということだけど、それを鵜呑みにしている文章だ。
もうちっと相手の立場も理解したうえで書くんだね。
これ以上書かない。
反論はコメント欄でOK。
わたしはコメントを制限してないから。

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2024年11月19日 (火)

タノシミ

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いま録画しておいたNHKニュースをまとめて観てるんだけど、あいかわらずレームダックのバイデンさんが約束した長距離ミサイルの使用許可の報道と、もっと古い北朝鮮の派遣兵士の映像。
いいかげんにしろよというのは、NHKではなく、わたしのことかも知れないけど、ホント、いいかげんにしろよ。
バイデンさんはどうせトランプさんがひっくり返すのを承知の上で、無責任な約束をしたんだろう。
そんなものを持ち出して戦況の大転換だって。

わたしの今日は、夏のあいだわが世の春を謳歌していたオシロイバナを一刀両断。
手間がかからなくて、もともと雑草みたいなものを花壇に植え替えただけだから、金もかからなかった。
オシロイバナの由来になった中にパウダーの入った黒い実が、だいぶ地面にこぼれたはずだから、来年もまた咲くんじゃないか。
あー、タノシミ。
来年まで生きてなくちゃね。

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わかるでしょ

また今日もNHKをくささなけれはならない。
こっちもいいかげんウンザリだけど、NHKの欺瞞はここんところちょっと度を越しているので。

朝日新聞や産経新聞が偏向していることはだれでも知っている。
しかしそれはイデオロギーの異なる人たちが、私企業かつ営利企業の新聞社をこしらえて勝手なことをいってるだけだから、気にいらなければ不買運動でもすれば済む。
NHKの場合はそうはいかない。
日本の公共放送ということで、政治に興味のない人たちまでがぼんやりと信じてしまう可能性があり、国全体の意思が統一されて、しかもその先にあるものはひじょうに危険なものに思えるからだ。
わたしみたいな国民のはしくれが、天下のNHKに逆らえるとは思わないけど、昨夜の放送の中から具体例を挙げよう。

中国で公共の場所で刃物を使った犯罪事件が多発しているというんだけど、これは正しい報道だろうか。
襲われた子供を守ろうとして犠牲になった中国人女性もいたし、はっきり日本の子供だけをターゲットにした事件はひとつもない。
特定の国を集中的にあげつらって、通り魔事件ばかり拾い上げていたら、銃乱射事件のアメリカなんかどうなるのだ、というのはココログのイヴァン・ウィルさんも書いていた。
ウィルさんは中国に対してはわりあいクールな見方をする人だけど、その彼にしてさえそうなのだ。

問題はこういうどこにでもある事件を取り上げて、大騒ぎをするいまのNHKの姿勢のほうだ。
昨日のNHKにはまた識者なる人が出てきて、これは経済が落ち込んで、鬱屈した中国社会の欠点がおもてにあらわれたのだろうなんていう。
そんな理屈をくっつけていたら、最近の日本の、老人を平気で死傷させる凶悪な闇バイトの頻発や、女子大生が男を殺して公園に放置したり、捕まるに決まっているのに犯罪に手を染める未熟な男女なんて、これも鬱屈した社会現象ってことにならないか。
わたしの見たところ、中国の治安はアメリカや日本と比較してもいいほうだよ。
なにしろあの国では、凶悪犯はぐずぐず言わず死刑だ。

そしてウクライナのこともある。
まるで自分の国の戦争のように、このまま降伏したらロシアの言い分を認めることになるからぜったいダメだと。
認める認めないはウクライナが決めることで、NHKが口を出すことじゃない。
わたしはこのブログで何度もウクライナという国のことを書いてきた。
にっちもさっちも行かなくなったEU、NATOは、いまになってウクライナを仲間に組み入れようとしているけど、戦争まえまでこの国がギャングに支配された汚職まみれの国で、EUに加盟も出来ない国だったことを知らんのか。
わたしが逆の意味で、NHKと同じようなデタラメと誇張をしていると思う人がいたら、自分で勉強してみてほしい。
調べればだれにでもわかることでさえ、NHKの欺瞞はやむことがないのだ。
文句をつけたくなるわたしの気持ちがわかるでしょ。

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2024年11月18日 (月)

欺瞞

夜になってNHKニュースを観ていたら、兵庫県の斉藤知事の再選について、街で市民にインタビューがあり、SNSは信用できないといってる人がいた。
SNSのデタラメについてはわたしもいつも感じていて、最近はもう底が抜けたようだとさえ思っているから異論はない。
だからといわれると、けっしてわたしの考えが正しいとはいわないけど、ちょっと待ってといいたくなる。

このニュースのすぐあとに、アメリカの大きな方針転換かも知れないという報道が流れていた。
その理由というが、バイデンさんがウクライナに長距離ミサイルATACMSの使用許可を出したというもの。
バイデンさんといえば大統領をやめることが確実で、もはやレームダックといわれている人だ。
そんな人のいったことが戦況の大転換になる?
これも米国のテレビ局がソースで、いざとなったらあちらのテレビ局がそういってましたと逃げるつもりだろうけど、こんなものが確かな報道といえるのか。
デタラメはSNSだけじゃないよ。
民放は知らんけど(観ないから)、NHKは他人をあげつらうまえに自らを省みるべきじゃないか。

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女子大生のお姉さん

バイデンさんが “スーパーレームダック”だって。
APECでいちばん後ろに追いやられたからそういうらしいけど、後ろでスーパーがつくなら、影もかたちもなかった日本の首相はなんといえばいいだろう。
お墓参りに行って車の渋滞にあって、記念写真に間に合わなかったって?
なんでヘリをチャーターしないんだよ。
もしくはパトカーの先導をつけてもらわないんだよ。
やっぱりペルーからも、そんな大物じゃないって足元を見られてんな。

スーパーレームダックのほうは、ウクライナに長距離ミサイルの使用許可を出していくんだね。
こういうのはイタチの最後っ屁といっしょで、政権譲渡のまえに思い切りトランプさんに荷物を押しつけて行こうってつもりらしい。
忘れちゃいけない、トランプさんは平和主義者だということを。
バイデンさんの息子は半グレだけど、トランプさんの子供や孫たちはいい子ばっかりだ。
こういう子供たちのために不穏な世界を残したいと、トランプさんは考えるだろうか。

今日のNHK国際報道には台湾のバシー海峡という場所が取り上げられていた。
ここは太平洋戦争のおりに日本軍のおびただしい艦船が沈没させられて、たくさんの犠牲者を出したところだそうだ。
にしても、犠牲者を出したところはほかにもいくらでもある。
なんで台湾なのか。
戦争は悲惨なものだから、けっして繰り返してはいけませんといいながら、途中から、あ、また中国が軍事力で台湾を圧迫しているというプロパガンダになってしまった。
バシー海峡の戦役について研究しているという女子大生のおネエさん。
戦争について勉強するのはいいけど、けっしてNHKの片棒をかついではいけませんですよ。

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2024年11月17日 (日)

日本の首相

石破クンがペルーのAPECでした発言は、「法の支配に基づく国際秩序に対する明確な挑戦だ」。
過去にしてきた日本の主張と一字一句も変わらない。
なにもウクライナ戦争から手をひくべきだと言う必要はないけど、たまには現実を見つめて、そろそろどうにかしましょうよぐらいのことはいえないのか。
なにか日本だけにしかいえないことはないのか。
カナダのぼんぼん首相だって、インドに圧力をかけたりするぞ(どうなったか知らんけど)。

韓国の尹さんとの会談では余裕のある態度、APECでは借りてきたネコ、こういうタイプは強いものになびき、弱いものに威丈高ということが多いのだ。
見ていてみっともないこと甚だしい。
いつまでやるかわからないけど、権力にしがみつく意欲だけはだれにも負けない人みたいだね。

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2024年11月16日 (土)

ふたりの指導者

わたしは石破クンの人となりを確認するつもりで、これまであまり彼について書いてこなかったんだけど、彼にとってはいまの南米訪問が試金石だ。
ペルーで中国の習近平さんと会談してどんなことをいうか、わたしは彼の一挙手一投足まで見逃さないよう映像をにらんでみた。
彼のいってることはまるっきりどこかで聞いたようなセリフの繰り返しで、原稿の棒読みは上川のおばさんと変わらない。
だめだな、こりゃと思ったのはそれだけじゃない。
彼の態度を見ていると、まるっきり田舎代議士で、つまり相手に舐められてたまるかとむやみに肩ひじを張り、かえって相手に見限られるということだ。
これじゃアメリカの挑発という現実の困難を乗り越えてきた歴戦の勇士と、アメリカに追従していれば問題はないという、苦労知らずのぼんぼん政治家の会談みたいなもんだ。
なにも変わらないよ、こういう首相じゃ。
おまけにトランプさんにも相手にされなかったみたいだし。

トランプさんはどうだろう。
コロナワクチンに懐疑的なケネディJrを厚生長官に起用したということは、ひょっとすると彼の壮大なビジョンの象徴かも知れない。
現在のアメリカでは兵器産業だけではなく、保険業界や製薬会社と政治家の癒着が有名だ。
トランプさんが見るにみかねて、この癒着を断ち切ろう、そのためにできるだけ業界と縁遠い政治家を起用したのだとしたら、彼は既成の政治家のだれにも出来なかった本物の改革者ということになる。
米国の政治家にとって金のなる木を断ち切ろうというのだから、この試みは共和党、民主党を問わず、政治家たちから大反対されるだろう。
だからこそトランプさんはもっともらしいことをいいたがる輩を排除して、自分のまわりをイエスマンばかりで固めたんじゃないか。
じっさいの政治はイエスマンではなく、イーロン・マスクやタッカー・カールソンのような進歩的とりまきのアドバイスに頼る。
4年の任期中にやれることは全部やるという、トランプさんの賭けははたして成功するかどうか。
わたしは彼の将来をもうすこし見守るつもりだ。

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2024年11月15日 (金)

NHKの言い方

昨日のNHK国際報道にはあきれた。
アメリカでは薬物汚染が問題になっているけど、その原因を中国に押しつけようと、中国が薬物を輸出しているからだという。
中国はアヘン戦争の記憶から、薬物犯罪にはとりたてて厳しい国だ。
それでもアメリカの苦情を受け入れて、取り締まりをさらに厳格化したら、今度はメキシコに迂回輸出をしていると、どこまでいっても中国を悪者にする。
え、中国、中国というけど、なにも中国政府がやっているわけじゃないでしょ。
邱永漢さんの本にあったけど、中国には“捕まれば首の飛ぶ商売をする人間はいても、損を承知で商売するやつはいない”ということわざがあるそうだ。
つまりどんな国にも危険をおかしてヤバい商売をするやつはいるということである。
それなのになんで、まるで中国政府がやっているような言い方をするんだよ。

中国に責任を押しつけるより、アメリカの欺瞞はなぜ告発しないのだ。
アメリカにはおもてから見るとまっとうそうでも、ウラでは周辺国を薬物の供給国、銃器の購入国にしておこうという勢力もいるって知らんのか。
中南米にろくな国がないのはその証拠だ。
まじめな国になろうとすると必ずアメリカが阻害するのだ。
かっては東南アジアにもろくでもない国が多かったけど、中国の台頭と遠距離にあるせいで、徐々にまともな国が増えてきた。
トランプさんやイーロン・マスクはそういうことに気がついて、アメリカの政治そのものを変えようとしているのかも知れない。

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嘆きの雨

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おかしな天気ばかりだね。
こういうときは部屋でふて寝してればいいんだけど、花壇の面倒をみるようになってから、「園芸家12カ月」を書いたチェコの作家カレル・チャペックの気持ちがよくわかる。
天気のいい日が続けば雨乞いをし、降れば降ったでテルテル坊主と、1日だって気の休まる日がないや。
  光あれと天主のごとく秋の雨

ところでベランダで育てているノースポールが、芽は出たくせに発育がぴたりと止まっちゃったようですよ。
種を蒔いてから1カ月もたつのに、そしてその2週間後に双葉が出たのに、まだ葉のかたちが親と似ていない(10月22日の写真と比較のこと)。
エサもちゃんとやってんだけどねえ。

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2024年11月14日 (木)

トランプ

トランプさんは強力な独裁者になるかも知れない。
といってもヒトラーばかりが独裁者じゃない。
ロシアのプーチンも中国の習近平さんも、独裁者といって間違いじゃないのに、2人とも国民から圧倒的に支持されている。
圧倒的といわなくても、少なくともアメリカおよび西側のほとんどの首脳より支持は高いし、国も分裂もしないで整然と発展している。
どこかおかしいとトランプさんが考えてもおかしくないぞ。

彼がロシアや中国型の指導者になろうと考えたとしたら?
そんなことが民主主義のアメリカで可能か。
トランプさんなら可能かも知れない。
なにしろ大統領に返り咲き、上院下院まで制して、トリプルレッドという共和党の理想をかなえた男だ。
ここしばらくはトランプさんに、正面から異をとなえられる議員はいないだろう。

バイデンさんの政治に限りなく愛着をおぼえるNHKは、なんとかしてトランプさんの欠点を指摘しようと躍起だけど、たとえばパレスチナを考えよう。
トランプさんは強力なイスラエル支持者だから(だったから)、彼が大統領になればイスラエルの横暴はバイデン時代よりひどくなるという。
しかし前のトランプ時代にはまだガザの虐殺はなかった。
しかも彼が大統領になれたのは、イスラエル寄りのバイデンさんに愛想をつかした米国内のイスラム教徒の票も大きい。
わたしにはトランプさんがバイデンさんと同じ轍を踏むとは思えないんだけどね。

トランプさんはつぎの大統領選挙には出馬しないといっている。
彼が露中型の指導者を目指しているとしたら、自分の任期中にやれることはみんなやってしまえと考えてもおかしくない。
彼が自分のまわりに忠実な子分を集めるのはそのせいかも知れない。
ようするに独裁がかならずしも悪いわけではないのだ。
独裁者でも自国の平和と繁栄を求め、国民を等しく幸福にするなら、文句をいえる人なんているわけがないんだよ。

経済問題ではトランプさんも苦労するだろう。
経済というのは制裁さえ発動すればいいというものではない。
中国の製品に大きな関税をかければ、負担は高いアメリカ製品を買わなければならないアメリカ国民にかかってくる。
アメリカの企業が海外に進出するのは、少しでも人件費の安い国に進出しなければグローバル世界で生き残れないからだ。
だからこの分野では、わたしはトランプさんが旧態依然のトランプさんか、少しは進歩したトランプさんになるかに注目している。

トランプさんが露中型の指導者になれば、これはアメリカの慣習に染まってないめずらしい大統領ということになるけど、いまのアメリカに必要なのはそういう人じゃないか。
NHKにしても世間の野次馬にしても、そしてわたしにとっても、いまの時点で彼の評価はできないということなんだよ。

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2024年11月13日 (水)

NHKの欺瞞

中国で車が暴走して死者が35人だそうで、NHKでは国際報道、国内の通常ニュースともにこれが1面トップ扱いだ。
人口が多い国だと犠牲者も日本の秋葉原なんてメじゃないねと感心しながらこのニュースを観たら、事件の現場のスタジアムの映像が現れた。
たちまちアメリカの銃乱射事件を思い出してしまう。
こういう事件だと犯人はたいていスタジアムやスーパーを狙う。
中国は銃の野放し社会じゃないから、凶器として車が使われたようで、似たような通り魔事件はどこにでもある。
そうか、いつもアメリカの事件ばかりじゃ不公平だから、NHKはことさら公平を期するために中国の事件を大きく取り上げたのかも知れないな。
さすがは公平客観的を旨とする公共放送だけある。
でもいまはCOP29が開かれていて、主催国のアゼルバイジャンが西側はダブスタだと激しく憤ったりして、わたしはそっちのほうが興味あるんだけど。

公平客観的といえばもうひとつ。
クルスクでロシア軍が北朝鮮の兵士といっしょになって、ウクライナ軍の掃討作戦に乗り出したそうだ。
なにかはっきりそれとわかる新しい映像でも出てきたのかと思ったら、あいかわらず兵士たちが並んで支給品を受け取っている古い映像が使われていた。
なにがなんでもロシアと北をくっつけたいんだねと、そのしつこさに感心したけど、でもよく観ると、映像の上にウクライナの(大本営)発表と注意書きつき。
わざわざそんな注意をつけるなんて、うん、これも公平客観的のつもりかも知れないな。
ウクライナが発表した映像を、ロシア攻撃のプロパガンダ組織に組み込まれちゃった韓国が引用して、それをまた日本のNHKか引用したらしい。
こうやって、なにかあったら、あれはウチの報道ではありませんと言い逃れをするつもりだろう。

この報道をさらに観ると、“軍事同盟がさらに進むのか”とか、“兵士1万人以上が集結しているとみられる”とか、“大規模な攻撃を仕掛けてくる見通し”とか、推定、憶測の報道ばかりだ。
こういう不確かな情報をもとにして、北朝鮮はケシカランと、カナダや欧州の艦艇が沖縄に帰港したんだそうだ。
北はロシアを支援するほど金持ちじゃないし、兵隊を送ったのは給料をピンハネして、ついでに兵隊に腹いっぱい食わせるつもりだと、何度いったらわかるのだ。
中国だってなにもしてないのに、こっちだけが大騒ぎしてるんじゃないか。

その中国ではイーロン・マスクのお母さんが大モテという報道もあったね。
イーロン・マスクというと、EVのテスラやSNSのXの経営者で、トランプさんの支持者で、トランプさんは大統領選挙で勝ったばかりだ。
そのお母さんが人気だなんて、なにがなんだか整理してみないとわからないけど、ひとついえるのは中国の国民は、むかしみたいに上からの指示で動いてないということ。
NHKの報道にすぐ影響される日本人も、たまには中国人を参考にしてみるんだね。
ああ、もう疲れる。

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2024年11月12日 (火)

米露会談

トランプさんがプーチンと電話会談をしたと、ワシントンポスト(WP)が報じている。
ロシア側では否定しているけど、もちろん西と東の言い分が食い違えば、こっちのメディアは問答無用でロシアの言い分を無視するのだ。
しかしまあとわたしも考えるんだけど、WPといえばピューリッツァー賞を何度ももらっているアメリカの名門新聞だ。
そんな新聞がウソをつくとは思えないから、ここはトランプ、プーチンの会談はあったことにしよう。

WPによるとウクライナ戦争の早期解決を協議したのだそうだ。
これってイケナイことか?
たしかに現時点ではアメリカの大統領はバイデンさんだけど、トランプさんは現職大統領を差し置いて、同盟や条約を締結したとか、密約を交わしたわけではない。
WPの報道をみると、協議内容もきわめて常識的なもので、次期大統領に決まっているトランプさんが、いつかは会談をしなければならない相手と、さっそく打ち合わせをしたようなものだ。

米国にはウクライナ戦争の落とし所が見えてきたようである。
クリミア半島と東部4州を割譲するかわり、ウクライナの政権維持と将来NATOに加盟することを認めるというもので、これならEUやNATOもメンツが守れる。
交渉ごとだからいくらか駆け引きはあるだろうけど、たぶんプーチンも納得するんじゃないか。
反対するのはゼレンスキーさん(と日本のNHK)ぐらいのものだ。

プーチンにすればとりあえず戦争を終わらせるのが最優先で、ウクライナがNATOに加盟しようがしまいが関知しない。
もちろん加盟して欲しくないけど、そこまでいうと和平はまとまらないし、トランプさんの顔も立てなければならない。
そもそもNATOは防衛のための軍事同盟で、ロシアにウクライナ全土を完全征服するつもりがなければ、いくらウクライナがNATOに加盟しても意味はないのだ。
こういう点では臆病風に吹かれて、あわてて加盟したフィンランドやスウェーデンも同じことこと。
NATOってのは加盟国の数では世界最大の軍事同盟だそうだけど、数が増えればまとまることもまとまらなくなることは、トルコやハンガリーが証明しているし、それだけ束になってもアメリカがいなければ、BRICSやグローバルサウスに抵抗もできないではないか。

戦争がやんでウクライナ国民が戦争の実態を冷静に分析するようになれば、ゼレンスキーさんと西側の欺瞞もあきらかになるだろう。
さらにその先には、ロシアのエネルギーがなければ経済が苦しいことや、ウクライナ戦争で疲弊したEUが無力であることもわかってくるだろう。
ロシアとしてはスラブ人同士の殺し合いに決着をつけて、あとは中国やインドと協力して国内の繁栄に専念すればよい。
そのうちウクライナのほうから、BRICSに入れてくれと言い出すのではないか。
わたしの見方はこんなものだけど、ゆいいつのガンが、関係ないくせにそれはウクライナの敗北を認めることになるから、ダメだダメだを連発する日本の公共放送ぐらいのもんだろうねえ。

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2024年11月11日 (月)

おもしろい番組

最近のテレビ番組に観たいものはほとんどないものの、それでもわたしの部屋にあって、これほどおもしろいとものはないというドキュメンタリーがひとつ。
わたしはアメリカの大統領選挙のニュースを録画して、必要な部分だけを時系列通りに並べてあるんだけど、それが全部で6時間分もある。
いまそれを見返してみると、まだ選挙結果がわかってないころから、しだいにトランプさんの勝利が確実になっていき、NHKのおもわくがガタガタと崩壊していくさまを順番に追うことができるのである。
もちろんわたしは結果がわかってからこれを書いているので、自分の考えが正しかったと自慢するつもりじゃない。
しかし日ごろからNHKの欺瞞を訴えている手前、それが白日のもとにさらけ出されるのを観るのは、出演者がギャァギャァ騒ぐだけのバラエティ番組なんかよりずっとおもしろいのだ。
ええ、わたしぐらいヒトの悪い人間がいないことは認めます。

NHKのおもわくからすれば、今回の選挙は大接戦であるはずで、どちらが勝っても内戦ぎみの混乱になるだろう。
そのさいロシアに責任を押しつけるつもりで、選挙まえから早々と、FBIがロシアの選挙介入を懸念しているなどという報道もあった。
あにはからんや、結果は予想外の大差で、ロシアの悪さぐらいで影響を与えられるわけがないという結果になってしまった。
もったいぶった解説をしていた識者なる人々が、面目丸潰れになるのを観るのはタノシイ。

そもそもウィスコンシンやミシガンでハリスさん有利と聞いて、わたしはおかしいと思った。
このあたりは“ラストベルト(錆びついた工業地帯)”といわれ、労働者たちがもっとも苦しんでいる地帯である。
これまでの発言を聞くかぎり、トランプさんのほうが外国製品を許さない、雇用を守る、移民を増やさないなどと、直接的に労働者に寄り添うようなことをいっていた。
ハイチやプエルトリコに対する暴言もあったけど、それでもヒスパニックでさえ、これ以上移民を増やさないといわれれば、自分たちの職場を守るということで彼を支持したのだ。
だからこのあたり一帯ではトランプさんの支持者のほうが多いだろう。
わたしはそう思っていた。

開票が始まったばかりの6日の午前中でおもしろかったのは、明海大学教授サンが、わたしは州の結果よりも、その下の単位である郡の動向にも注目していますといっていたこと。
この選挙は接戦といわれながら、どちらかが大勝ちするんじゃないかともいわれましたけど、郡レベルで見るとほんとうに大接戦のようですと。
彼はひとこと余計なことを言いすぎた。
どちらかが大勝ちする、でやめておけば予想は的中していたのに。
あとから勝敗についてもっともらしいことを並べても、ぜんぶ言い訳か負け惜しみにしかならんのだよ。
この教授サンは、わたしは(米国の内情に熟知している)プロですからと自分で言っていて、翌日の選挙報道にも引っ張り出されていたけど、もう気のドクな晒し者でしかなかったね。

開票が始まってからテレビ画面の下に開票結果が刻一刻と表示されていた。
6日の昼ごろの時点で、両候補の確保した選挙人の数は、トランプさんが170、ハリスさん90ぐらいだったから、わたしが見てもトランプさんが優勢のようだった。
しかしNHKの報道を観ているかぎり、なかなかそうは思えないのがミソ。
日本の公共放送はまだハリスさんに勝機があると考えていたようだ。
しかし夕方の報道では、すでに7つある激戦州のほとんどがトランプ側に奪われていて、慶応義塾大学の教授サンが、激戦州のほとんどを落としたのでは、最高裁でもくつがえすのはムリでしょうといっていたのが印象的だった。

戦い終えて新大統領に決まったトランプさんは、イスラエルに関してはバイデンさんより過激だという意見がある。
なるほど、彼は大統領だった時代にイスラエルの肩を持って、アメリカ大使館をテレアビブからにエルサレムに移したことがある。
しかし当時はイスラエルによるパレスチナ人の虐殺もなかった。
その後の経緯をながめて、平和主義者のトランプさんがイスラエルのジェノサイドを容認するかはわからないし、彼が大統領に返り咲いたのもアラブ勢力のおかげと思えば、またそっくり以前のトランプさんに戻るかどうかは誰にもわからない。
はたしてわたしたちの前に現れるのは、新生トランプさんか、旧態依然のままのトランプさんか、戦争や紛争を望まない奇跡的にめずらしい米国大統領か、わたしは新しいトランプさんであることを祈るけど。

開票速報の合い間には中国の国際見本市のニュースや、モルドバの大統領選挙、韓国のホームレスによるサッカーの国際試合、ベトナムで日本酒の品評会などもはさまり、同時に世界でどんなことが起こっていたかを知ることができた。
アメリカの選挙だけではなく、こういうふうにつねに全体を俯瞰しておくことが大切なのだ。

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2024年11月10日 (日)

トランプ政治

夜のNHKニュースを観たら、トランプさんは中東ではイスラエルの肩を持ち、イランの経済制裁を続けるだろうとのこと。
わたしはかならずしもそうは思わない。
前回のトランプ政権のころは、まだイスラエル軍の虐殺は起きてなかったし、今回のトランプさんの返り咲きにはアラブ勢力の力も大きかったのだ。
はたしてトランプさんが以前のようにイスラエルの味方をして、パレスチナ人を迫害できるものだろうか。
それがこれからのトランプさん政治を判断する試金石でもあるんだよ。

NHKといえばフィギュアスケートの大会で、日本人が好成績と嬉しがっているけど、ロシアが参加していないフィギュアなんて、ただのアジアのローカル大会なんだけどねえ。

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ああ、NHK

ウソかホントか知らないけど、石破クンが祝福電話をしたら、トランプさんは5分しか話してくれなかったそうだ。
確かにわたしが考えても、鈍牛みたいにゆったりもったりして、おもしろくもなんともない話し方のわが宰相と、単純明快を旨とするトランプさんではウマが合いそうもない。
こういうことがウソかホントか、裏をきちんと取れば、トランプさんの気持ちもあるていで察しがつくのに、しないからNHKはそれでも報道機関かといわれる。

NHKの記者にいわせると、トランプさんはいまのところ日本に関する発言が少ないので、日本に対してどういう態度をとるのかわからないそうだ。
わからなければ推察でもいい。
ほんの些細な事件や、日本国内でも人気のない石破クンの立場から、トランプさんの気持ちを推察することも、記者には必要だ。
うちは確証のないことを報じるわけにはいきませんてか。
ウクライナではしょっちゅう“と思われます”や、“ではないかと見られます”を連発してるくせに。
それもすべてロシアをおとしめる方向への解釈だ。
いいかげんにしろ。
みなさんもこれが日本の公共放送だと、肝に銘じてほしい。

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2024年11月 9日 (土)

NHKの事情

昨日のNHK国際報道には、モスクワ特派員の野田順子サンが出てきて、この人はココログの大地舜さんと知り合いらしいけど、ウクライナ戦争の報告ではつねに大地さんと反対のことをいう。
トランプさんが大統領になると、ウクライナに敗戦を呑ませるのではないかと心配だそうだ。
アノネ、ウクライナ戦争は日本の戦争じゃないんだよ。

戦争やスポーツ競技でも、どちらか一方に勝者が出るのは仕方がない。
プーチンはクリミア半島と東部4州を割譲すれば、それ以上、たとえばウクライナ全土の征服や、ゼレンスキー政権の転覆など求めないだろうから、これが精一杯の和平案だ。
NATOへの手土産という意外に、クリミア半島になんの価値も持たないウクライナが、なんでそこまでゴネなければいけないのだ。
日本は戦争をあおるのではなく、平和的に収めるよう努力をすべきなのに、なんたる言い分だろう。
ウクライナが割譲を呑むだけで戦争は終わり、これまでNHKが一方的に報じてきたウクライナの悲劇も終わるんだよ。
いつも不機嫌そうな顔の野田順子サン、口もとをゆがめて出て来るブリュッセル特派員の杉田沙知代サン、最初から噛みつきそうな顔のワシントンの市原安輝子サンなど、NHKの特派員サンたちはもうすこし愛嬌のある顔が出来んもんかね。

トランプ憎けりゃマスクも憎いというわけで、トランプ大統領誕生に手を貸したイーロン・マスクまで悪口を言われている。
しかし選挙がほんとうに接戦だったのなら、一方に加担することは彼にとってもリスクだったはずだ。
民主党側にはビル・ゲイツも支援していたじゃないか。
アメリカのミリオネアにとっては、どちらかに加担するということは公平な賭けでもあったんだよ。
悪口ではなく、もうすこし踏み込んだ見方をしてほしいやね。

その後の選挙結果をみると、アメリカでは大統領だけではなく、上院下院もすべて共和党の勝利間違いなしだそうだ。
これほどまでに反民主の風が吹いていたのに、それを予見できなかったNHKの特派員は全員がクビだ(トランプさんの決めゼリフ)。

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2024年11月 8日 (金)

またNHK

いささか聞き捨てならぬ言葉。
『クリミア半島を割譲するのはウクライナの敗北を認めるようなものだから、決して容認できない』
これをゼレンスキーさんがいうなら納得できないこともないけど、NHKがいうのはどんなものか。
ウクライナ戦争は外国の戦争であり、日本には直接の利害はない。
しかしNHKの国際報道を観ていて、アナウンサーがこう発言しているのを何度か聞いたことがある。
いったいNHKはなんの権利があってこういう主張ができるのか。
敗北を認める認めない、あるいはクリミア半島を割譲するかしないかというのは、すべてウクライナ国民が決めることだ。
むしろ外野がごたごたいうせいで、ウクライナ国民の足かせになっていないか。
まさか金を出したのはオレたちだ、オレたちには口をはさむ権利があると思ってんじゃないよね。

NHKの欺瞞はほかにもある。
いちばん大事なのは平和ですとか、ウクライナでは子供が殺されています、ああ今年の冬は電力不足で暖房が足りませんなどというくせに、じっさいはアメリカに追従して、ずるずると戦争を長引かせることばかり。
民主主義を守る戦いだから? ロシアの拡張主義を食い止める戦争だから? プーチンの野望を食い止めるためだから?
ふざけるな。
いつまで自分たちが世界のリーダーで、自分たちのいうことが正義だと思ってるんだ。

パレスチナでも、イスラエル軍が◯◯人を殺したいうだけでは済まず、かならずあとにハマスもヒズボラも◯人殺したとつけ加え、イランもそのハマスやヒズボラを支援しているとつけ加える。
まるで悪いのはどっちもどっちですと印象づけているようだ。
それでじっさいに死んだ人間はパレスチナのほうがずっと多いのだ。
戦闘を見てもイスラエル軍はほとんど暴力団で、一方的な殺戮なのに、ウチは公平な報道局なんですというのだろう。
NHKがそう報じるたぴに、今日も死ななくてもいいはずのパレスチナの子供たちが死んでいくのだ。
罪は万死に値するぞ。

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西側の事情

えーと、昨日のネットニュースに「韓国大統領、支持率が19パーセント」というのがあったな。
ウクライナ戦争に加担したおかげで、ドイツはエネルギーパイプを味方に破壊され、エネルギー価格が高騰してVW社が傾き、英国では戦争勃発時の首相の首が飛び、フランスでもマクロンさんの内閣は極右に実権を奪われている。
日本はゲル君の不支持が支持を上まわったそうだけど、これでもまだいいほうで、いったい西側先進国に、政権の支持率がロシアや中国、インドほどいいところがひとつでもあるんだろうか。
バカのひとつ覚えのように民主主義はいいと連呼するのではなく、そろそろその欺瞞に気がつかんかい。

昨夜のNHK国際報道ではまだ北朝鮮の派兵にこだわっていて、すでにウクライナ軍と北の兵士で戦闘があったそうだけど、これってもとネタはウクライナの大本営発表だからね。
じっさいは戦闘などなく、北の兵士は後方でモッコをひろげて道路工事でもやっているはずだと、わたしのブログに書いてあるぞ。
フランスでは派兵を本気にして、北の駐仏代表に抗議をしたそうだ。
いえ、あれはうちの出稼ぎ人夫ですって返事されたら、いきりたったフランスはどんな顔をするだろう。
先日に北の外相とプーチンが会談をしたけど、プーチンは、休日に友人と会うのはよい伝統だとお世辞みたいなことをいっただけ。
具体的な相互協力にはひとことも触れないところに、皮肉屋のプーチンの腹のなかがうかがえるじゃないか。

ほかに気になるニュース。
新しい大統領になるトランプさんは、バイデンさんの気候変動対策をぜんぶひっくり返すだろうとのこと。
カン違いしちゃいけないけど、バイデンさんが気候変動に関心を持ったことはないよ。
この点では米国大統領はどっちも似たりよったりで、わたし的には選挙公約で変動対策をうたい、当選したとたんにそれをひっくり返したバイデンさんのほうが罪は重いと考える。
いちじは兆円という金さえウクライナにつぎこもうとして、それだけあったらもっと有意義な変動対策に使えるんじゃないかと、わたしにあきれられていた。
先進国のリーダーであるアメリカの国民も、不幸であることはいっしょなのだ。

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2024年11月 7日 (木)

ジンベエザメ

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かわいそうに。
愛媛県の宇和島にあらわれたジンベエザメのこと。
映像で観ると川岸に顔をこすりつけて、なにかを懇願しているようす。
おそらく水族館で飼われて、エサはいつも人間からあてがわれるという境遇に慣れすぎたんだろうね。
いきなり広い海に放されたって餌の取り方もわからない。
お腹がすいた、餌をチョーダイという声が聞こえるようだ
知らなかったこととはいえ、二度と同じあやまちを繰り返すんじゃないよ、え、人間さん。

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昨日のNHK

昨日のNHK国際報道は、視聴者の声を募集しながら、アメリカの大統領選挙についてあれやこれやと。
「皆さんの声と考える」だって。
“皆さん”というのが公共放送のいうことは間違いがないと信じるオメデタイ人ばかりなのに。

ゲストが東洋大学教授で米保守系シンクタンク上級研究員のYさんと、同志社大学の准教授のMさんというふたりの女性識者。
いずれも過去にNHKに出演して、NHKのおもわく通りの発言をしていた人だから、あまり真剣に聞こうという気になれない。
NHKの欺瞞を端的に物語るのが、ハリス、トランプ対談の報道だ。
最初の対談、これはトランプさんが移民はペットを食べていると発言して、ハリスさんが嬉しがったものだけど、これはちゃんと報じるくせに、FOXテレビとの対談、ハリスさんが決定的に落ち目になった事件についてはまったく報じない。

こういうことを冷静に観察していれば、大統領選挙の結果もあるていど予測できたはずなのに、NHKの海外特派員というのは、米国の主要メディアを翻訳してれば間に合う商売なのか。
主要メディアというのはトランプさんを目の敵にしているものばかりだぞ。
ふたりの女性識者も同じ穴のムジナで、ハリスさんが敗北するのは当然という発言はひとつもなかった。

彼女たちはどうしてロシアがウクライナに侵攻した、国際秩序を力で変更したと考えるのか。
キューバ危機を見ればわかる通り、国家にはゆずれない一線が・・・・と書こうとして、そうか、このふたりはその当時、まだ生まれてなかったもんなと気がついた。
それでもNHKに出演して、大衆の面前で喋るなら、もうちっと歴史を勉強してほしいやね。
ロシアが悪だという前提の人とまじめに話をする気にはなれないし、いちばんの問題は、出演者全員が同じ方向を向いている人ばかりだということだ。
反対意見を持つ人を参加させない報道番組が公平なものとは思えない。

いまの時点でトランプさんについてとやかくいっても仕方がない。
トランプさんが大統領だったころは、ウクライナ戦争もなかったし、パレスチナの虐殺もなかった。
意外に思う人がいるかも知れないけど、トランプさんは基本的に平和主義者、少なくともバイデンさんのように無責任に戦争を煽る大統領じゃないから、これからどうするかはいまは未知数だといっていい。
彼は北朝鮮とまじめに対話しようとした。
それもぐずぐずしないで直ちに実行に移す。
相手がわからず家だったから、やめた、やめたといって帰ってきてしまったけど、けっして実力行使にまで踏み込まなかった。
イスラエルに対しても戦争を続行させるかどうかはわからない。
にもかかわらず、ふたりの女性は、過去がそうだったから、トランプさんはこうするだろうと断言するのだ。

平和主義者のトランプさんだけど、大統領になったあとは苦労するだろう。
経済問題は、制裁さえすればどうにかなるというほど簡単なものではないし、他国の輸入品に高額の関税をかければ、まわりまわって自国民を苦しめるだけだ。
いますぐ実行できて、しかも簡単な問題はウクライナぐらいのもんだよ。
そもそもウクライナが、米国民の税金をつぎこんで死守せねばならないほど価値がある国だろうか。
民主主義を守る?
ウクライナ自身がオリガルヒに支配された民主主義国家とはいえない国なのに、なぜそういうのか。
わたしはトランプさんの将来については、もっと先まで様子を見ようと思う。

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2024年11月 6日 (水)

がんばれ

16時半頃になって激戦州のペンシルベニアでもトランプさん勝利の報が出た。
こうなるとあと3票で過半数の270だし、残りの3つの激戦州でもトランプさん優勢の結果が出ているのだから、もう決定的。
あわよくば今度は民主党のほうが国会に乱入して、裁判沙汰にしてほしいと願っていたNHKも、激戦州のすべてを取られたら、最高裁でもくつがえすのは無理でしょうねとギブアップ。
全身全霊を傾けてウクライナ戦争の継続を願っていた日本の公共放送が一敗地にまみれた瞬間だ。
NHKの報道を信じて、最後まで期待を繋いでいた軽はずみな輩たちはどうするのか。
ウクライナの兵士たちよ、がんばれ、生き永らえろ、もうすぐ戦争は終わるぞ。

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その後(ライブ)

6日の午前中に見た選挙速報ライブでは、ハリスさんもまあまあ頑張ってんじゃないかと思ったけど、午後になったらトランプさん有利の州がどんどん増えて、地図が赤(トランプさん陣営)一色になってきた。
理由はNHKのニュースの中で語られていたけど、早い時間帯はハリスさんに投票する者の多い期日前投票の結果が反映していたのだろうとのこと。
いま13時だけど、激戦州でもネバダ州(まだ未開票)をのぞいて、すべての州でトランプさん有利。
これではとても接戦といえず、アメリカの内戦も防げたようだ。
それともまたロシアに責任を押しつけるのか。

また一句つくっちゃえ。
  あきらめが肝心なのよと柿を食う

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柿食えば

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いくら地団駄踏んだって日本人が選挙の結果を左右するわけにはいかない。
そうはいうものの、やっぱり無視もできない。
アメリカ大統領にだれがなるか、どちらの陣営も自分が負けたら怒鳴り込もうと虎視眈々としていて、結果が本結果になるのはまだだいぶ先のことらしい。
開票結果をライブで観ていて、わたしも人並みにじりじりする。
こういうときはどうすればいいか。
俳句でもつくってこころを落ちつかせよう。

  柿食えば世間みながらかたずのむ
みながらの“みな”は皆という字だかんね。
どうじゃ、子規の法隆寺の句にも負けんだろ。

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行き着く先

接戦だ、接戦だと大騒ぎ。
これってどっちが勝っても相手に因縁をつけるための布石じゃないのか。
南北戦争の再来になるかも知れないけど、これもみんな銃社会を放置してきたアメリカが悪いのだ。
双方撃ちまくる血なまぐさいものになっても、核戦争にはならんだろうから、日本人にとってはその点だけは安心。
アメリカがそうなったら、もうウクライナもパレスチナもないね。

これを防ぐには、蓋をあけてみたら負けたほうが文句をいえないくらいの大差だったというのいちばんいいけど、そうなると今度はNHKの特派員はどこを見てたんだということになるな。
でも特派員は本局の命令通りにしか発言できないんだから、彼を責めるのは酷か。

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楳図さん

楳図かずおさんが亡くなったね。
わたしは以前に彼の作品に触れたことがあるので、そのページにリンクを張って追悼の代わりにしよう。

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2024年11月 5日 (火)

大統領決定

選挙結果が判明して、次期大統領が決まった。
あ、これはもちろんアメリカではなく、ヨーロッパのモルドバの話。

モルドバではEU寄りの現職大統領マイア・サンドゥさんが、ロシア寄りの候補を破ったけど、とても前評判通りには行かなかったようだ。
こんな小国にまで、今の世界の潮流になっている分断が起こって、世論がふたつに割れているらしい。
でも勝ったのはサンドゥさんでしょ。
こういうときは負けたほうが何かインチキしやがったなと文句をいうのがフツーなのに、やっぱり日本の報道ではロシアが介入したことになっている。
たまには西側が介入したという報道はないのかね。
ウクライナでは圧倒的に西側のデタラメが多いのに。

ま、プーチンにはたいした影響はない。
なぜなら彼には、モルドバに侵攻しようなんて考えは、ハナっからないからだ。
日本でも民主主義のアメリカがいいと盲目的に信じるアホな輩が多いように、ヨーロッパの小国にもEUやNATOに加盟しておけば、戦争になったとき全欧州が助けに来てくれると信じる人が多いのだろう。

そんなうまい具合に行くかな。
ウクライナの応援をしたおかげで屋台骨が傾いたドイツの例もある。
臆病風に吹かれてEUに接近して、あとで後悔するだけじゃありま・・・・そうか、モルドバも民主主義国だから、また選挙をして、つぎはロシア寄りに乗り換えればいいのか。
日本もそうだけど、ホント、民主主義ってのは便利だね。
  主権者は風のまにまの葦の原

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2024年11月 4日 (月)

いよいよ明日

いよいよ明日かい、アメリカの選挙。
この期に及んでまだぐちゃぐちゃいってるマスコミもあるけど、いくら騒いでも日本人はアメリカの選挙権を持ってないんだよね。
わたしとしては、詐欺師の末裔であるハリスさんか、ほら吹きトランプさんか、そのどちらかを選ばなければならない米国民に同情するだけ。
いまごろになって地球温暖化に理解があるのはハリスさんのほうだとマスコミが騒いでいるけど、大統領になったとたんにその公約をあさっての方向にうっちゃって、ウクライナ戦争にのめりこむ、そんなバイデンさんがリベラルな若者の期待を裏切ったのはまだ4年まえのことじゃないか。
民主党のハリスさんもとうぜんその路線を引き継ぐだろう。
アメリカの選挙なんてそんなもんさ。
トランプさんのほうが単純なだけ罪がないし、いいかげんウクライナ戦争をやめてほしいから、わたしはその可能性のあるトランプさんを押すしかないんだよ。

それにしてもたまげた世界になったもんだ。
世界を2極化して対立をあおる、そんな世界がいいなんて誰が言い出したんだろう。
わたしは戦争を知らないままこの歳になった。
これってやっぱり奇跡というべきだな。

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2024年11月 3日 (日)

今朝のNHK

今朝のNHKニュースを観たら、まだしつこく北朝鮮兵士が並んで支給品を受け取っている映像を使っていた。
いいかげんにしろというわけで、わたしもまたこれについて書く、というよりみなさんに質問する。

北朝鮮といえば、経済制裁を受け、国民を飢えさせて平気でいる破綻国家だ。
しきりに核兵器やミサイルを誇示して強がっているけど、これはそのまま、西側に抵抗するにはハッタリしかないのだということを証明している。
ほかに有効な武器がないものだから、最近では汚物を気球に乗せて韓国にばらまくという、貧乏くさい作戦をとっているくらいである。

西側のマスコミはロシアと北朝鮮の同盟をいうけど、自分の国でさえ臨戦体制にある貧乏国が、ロシアにミサイルや砲弾を提供できるものだろうか。
北朝鮮はロシアから見れば、時代遅れの火器しか持ってない、吹けば飛ぶような小国だ。
かりにロシアが見返りとして、北に核兵器やその運搬手段の技術を教えれば、韓国や日本も持つようになりやしないか。
核兵器の技術そのものは、インドに対抗してパキスタンがあっという間に持ったように、けっしてむずかしい技術ではない。
しかも日本は小惑星に探査機を往復させるくらい、ロケットの誘導にも定評がある国だ。
日本や韓国のような先進国ならいつでも、自前の核兵器やICBMを持てるんじゃないか。

するとどうなるか。
アジアの一角に核兵器やミサイルを備えた国が乱立することになる。
そんな状態を中国やロシアが歓迎するだろうか。
ロシアと北の同盟強化に中国はおもしろくない顔をしてるというけど、ロシアが経済的に大きな支援をしてくれている中国を差し置いて、北に軍事協力をすると思うか。
これはみんな、なんとかしてロシアと中国の仲を割きたいという西側の謀略、もしくは願望じゃないだろうか。

いまEUとウクライナは長距離ミサイルの使用許可を得ようと必死になっている。
そんなことは素人のわたしが知っているくらいだから、もちろんプーチンも心得ているだろう。
ここで冒頭の支給品を受け取る北の兵士たちにもどるけど、敵が難癖をつけようと狙っているとき、ロシア軍がその兵士たちをわざわざ戦場に送って、相手につけ込まれるようなことをするだろうか。

「思うか」「〇〇だろうか」という疑問形ばかりだけど、わたしの質問にきちんと答えられる人がイマスカ?
わたしなら北の兵士たちは後方で穴でも掘っているほうに賭けるけどね。

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2024年11月 2日 (土)

昨日のNHK

昨日のNHK国際報道のなかに、ドイツが不景気であのフォルクスワーゲンでさえ、人件費の安い海外に移転しようとして、労働組合と揉めているという報道があった。
しかも不景気の理由が、中国のEV(電気自動車)に押されているからだそうだ。
世間にはあいかわらず中国は不景気でそのうち行き詰まるなんていって、せめてもの溜飲を下げている人が多いけど、いったい本当に景気が悪いのはどっちなのだ。

ドイツの不景気報道のすぐあとに中国の景気動向が出てきたのは、皮肉といえば皮肉。
中国も以前と比べれば景気はいくらか減速しているようだけど、それでもGDPはマイナスにはなっていない。
何度でも書くけど、西側の経済的いやがらせを受けてこの成績なら立派なものじゃないか。
おまけとしてアメリカの雇用統計が、予想を大きく下まわったという報道もあって、西側で景気のいいところはひとつもないみたい。
石破クンがそういうことを無視して、またバラマキで国民の人気を得ようというのなら、彼も典型的な古いタイプの政治家ということになるな。
え、あんた、国会の多数派工作なんかしてる場合じゃないでしょ。

日本でもどんどん物価が上がっている。
わたしは専業主夫なので、かっては300円以下で買えていたトマト4個が500円近くになり、かっては2000円以下で買えたお米が3000円以上になり、むかしはたまにはトンカツが買えたのに、最近ではもっぱらあじフライだわサと、もはや給料が上がっても関係ない年金じいさんにはなすすべがない。
ウクライナの汚職政治家に支援する金があったら、わたしみたいな貧乏人にまわしてくれえ(最後はほとんど絶叫)。

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2024年11月 1日 (金)

最近の世相

兵隊たちが並んで何か支給品を受け取っている。
ウクライナに派遣された北朝鮮の兵士だそうだ。
こんな映像があるくらいだから、北の兵士がウクライナに派遣されたのは事実だろうと、誰でも思う。
わたしでさえ、場所や時間は不明ながら、北の兵士が派遣されたことだけは事実だろうと思ってしまったくらいだ。
だからNHKはいつまでも、何度でもこの映像を使う。
アイザック・アシモフがカルト宗教を攻撃する文章の中で、彼らは自分に有利な記録や文献を見つけると、それにしがみついて、一歩もあとに引かないのだと書いていたのを、どこかで読んだことがある。
いまのNHKと西側の報道がズバリ、その通りだ。

ウクライナ戦争はプロパガンダ戦争でもある。
兵士が並んで石鹸やトイレットペーパーを受け取っているからといって、そのまま兵士たちが戦闘に参加と思っていいのだろうか。
極端な場合、並んでいる兵士たちが雇われたエキストラということはないのだろうか。
わたしはそのへんに疑問を感じたから、こういう場合もあるのではないかということをブログに書いた。
もちろんカルト宗教に毒された信者たちは、教祖サマのいうがまま、けっしてそれ以外のものの考え方をしないのだ。
エキストラの件は極端だとしても、北の兵士派遣については、同じ西側のマスコミでも内容が錯綜している。
あるメディアは北の精鋭部隊だといい、べつのメディアは経験不足の新兵ばかりだという。
どっちが正しいというのではなく、解釈が分かれるようでは、その報道は信頼できないというべきじゃないか。
西側がなんとか欠点を見つけよう、そしてウクライナに長距離ミサイルの使用許可を出そうと狙っているとき、プーチンがその手に引っかかると思うか。

西側はロシアと中国とのあいだに楔を打ち込もうと必死だけど、ロシアと貧乏な北朝鮮の同盟が中国とのそれより強いわけがないし、ロシアが中国を差し置いて北に核兵器やミサイル技術を与えるはずがない。
それもわたしのブログに書いた。
北の核実験やICBMだっていまに始まったわけじゃない。
NHKの報道より自分の頭でなぜ考えないのだ。
わざわざ騒いでいるのはつねに西側(とNHK)で、ロシアも中国もほどんど自分から発信しない。
いったいどっちが正しいのかね。
プーチンが反論しないのをいいことに、SNSではありとあらゆる、それこそ底が抜けたように西側のデタラメがはびこっているぞ。

いちばん悩んでいるのはゼレンスキーさんだろう。
自分の目のまえでウクライナ兵士の死体が積み重なっていくのだ。
そうかといって戦争をやめるといったら、つぎの瞬間とりまきのギャングたちから死体のひとつにつけ加えられるだけ。
汚職大国で、ギャングたちは西側の支援を最後の一滴まで絞ろうというのだ。
そんなことはない?
そんならとっくにクーデターでも起きているはずだって?
太平洋戦争のときの日本人も、愛国心という美辞麗句に鼓舞されて、最後までクーデターなんか起こさなかったよ。

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