最近の世相
兵隊たちが並んで何か支給品を受け取っている。
ウクライナに派遣された北朝鮮の兵士だそうだ。
こんな映像があるくらいだから、北の兵士がウクライナに派遣されたのは事実だろうと、誰でも思う。
わたしでさえ、場所や時間は不明ながら、北の兵士が派遣されたことだけは事実だろうと思ってしまったくらいだ。
だからNHKはいつまでも、何度でもこの映像を使う。
アイザック・アシモフがカルト宗教を攻撃する文章の中で、彼らは自分に有利な記録や文献を見つけると、それにしがみついて、一歩もあとに引かないのだと書いていたのを、どこかで読んだことがある。
いまのNHKと西側の報道がズバリ、その通りだ。
ウクライナ戦争はプロパガンダ戦争でもある。
兵士が並んで石鹸やトイレットペーパーを受け取っているからといって、そのまま兵士たちが戦闘に参加と思っていいのだろうか。
極端な場合、並んでいる兵士たちが雇われたエキストラということはないのだろうか。
わたしはそのへんに疑問を感じたから、こういう場合もあるのではないかということをブログに書いた。
もちろんカルト宗教に毒された信者たちは、教祖サマのいうがまま、けっしてそれ以外のものの考え方をしないのだ。
エキストラの件は極端だとしても、北の兵士派遣については、同じ西側のマスコミでも内容が錯綜している。
あるメディアは北の精鋭部隊だといい、べつのメディアは経験不足の新兵ばかりだという。
どっちが正しいというのではなく、解釈が分かれるようでは、その報道は信頼できないというべきじゃないか。
西側がなんとか欠点を見つけよう、そしてウクライナに長距離ミサイルの使用許可を出そうと狙っているとき、プーチンがその手に引っかかると思うか。
西側はロシアと中国とのあいだに楔を打ち込もうと必死だけど、ロシアと貧乏な北朝鮮の同盟が中国とのそれより強いわけがないし、ロシアが中国を差し置いて北に核兵器やミサイル技術を与えるはずがない。
それもわたしのブログに書いた。
北の核実験やICBMだっていまに始まったわけじゃない。
NHKの報道より自分の頭でなぜ考えないのだ。
わざわざ騒いでいるのはつねに西側(とNHK)で、ロシアも中国もほどんど自分から発信しない。
いったいどっちが正しいのかね。
プーチンが反論しないのをいいことに、SNSではありとあらゆる、それこそ底が抜けたように西側のデタラメがはびこっているぞ。
いちばん悩んでいるのはゼレンスキーさんだろう。
自分の目のまえでウクライナ兵士の死体が積み重なっていくのだ。
そうかといって戦争をやめるといったら、つぎの瞬間とりまきのギャングたちから死体のひとつにつけ加えられるだけ。
汚職大国で、ギャングたちは西側の支援を最後の一滴まで絞ろうというのだ。
そんなことはない?
そんならとっくにクーデターでも起きているはずだって?
太平洋戦争のときの日本人も、愛国心という美辞麗句に鼓舞されて、最後までクーデターなんか起こさなかったよ。
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