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2024年12月14日 (土)

日本のナウ

ゲル君がG7(のテレビ会談)で発言していた。
これを観ると、彼が古いタイプの政治家、つまり役人の書いた原稿を読むだけしか能のない政治家であることがありあり。
トランプさんがまもなくアメリカの新しい大統領になり、ウクライナ戦争の風向きも変わる可能性があるんだから、日本もぼちぼち方向転換の準備でもしておけばいいものを、G7は結束して支援を続けるべきだと、過去のマニュアル通りの発言。

ロシアについては、兵士の派遣を含めた露と北朝鮮の軍事協力を懸念し、日本としてはロシアに軍事転用可能な物資の提供等を検討だって。
最大のスポンサーである中国とのかねあいもあって、ロシアが北の兵士を戦闘の矢面に立たせるわけがないと、何度いったらわかるのだ。
日本はウクライナの越冬支援や、復興支援だけに取り組んでおけばいい(それなら日本も儲かる)。
そのうちG7のどこかの国に先を越されて、ゲル君が有能なのか無能なのかあきらかになるだろう。

シリアに対しては、国際社会が安定した政権移行のプロセスを支えていくようにだって。
そのまえに新しい政権の行き方を見極める必要がある、ということは、あのアメリカでさえいっているド。
プロセスを支えるのはまだ早いやね。

中国に対しても、覇権主義的な動きをみせる中国を念頭にと、これまで枕詞みたいにくっつけてきたお決まりのセリフ。
韓国がもうすぐ反日政権に変わることはほぼ確実。
台湾だって戦争をするくらいなら、豊かになった大陸といっしょになったほうがマシだと、すでに国民の多くが考えているんだから、まごまごしていたら、アジアで孤立するのは日本だけだってことも気がつかないらしい。

ゲル君の発言は役人が書いた原稿で、問題があるとすれば日本の外務省ということになるけど、政治家の大切な仕事は役人を監視し、おかしいと思ったらその姿勢を正すことだ。
最終的に日本の方向を決めるのは政治家だ。
そうやって各自が自分の役割をきちんと果たしてこそ、三権分立の精神も守られる。
いまの日本では、政治家は役人の手のひらで踊る孫悟空みたいなもんだね。

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コメント

ロシアの経済状況について、あまり日本では報道が少ないように感じます。アサド政権を見捨てた(?)のはウクライナ戦争が長引いたことによる軍事資源の枯渇と、欧米諸国からの経済封鎖、化石燃料収入の低下(欧米の買い控えと中印の買い叩き)にあるように思いますが。こうした情報は何処で入手できるのでしょうか? 教えていただければ幸いです。

投稿: Hiroshi | 2024年12月15日 (日) 08時23分

この件はつぎのブログ記事に書いておきました。

投稿: 酔いどれ李白 | 2024年12月15日 (日) 11時05分

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