閑話休題
考えてみたら今日は3連休の最後の日だそうだ。
これではNHKの国際報道も少ないはずで、するといちゃもんのネタが少なく、わたしはまた無聊をかこつことになる。
運動でもすればいいけど、夜中に散歩に行くから、運動はそれで間に合ってしまうし、スーパーでものぞいたりすると、つい要らんものを買ったりして、ふところによくない。
昼間は部屋でくすぶるしかないのが実情。
さいわい、先日、むかしよく通った野川公園に行ったとき作りかけた歌がいくつかあった。
せっかく作ったものをボツにするのももったいないので、とある冬の日(とくに意味はない)にもういちどこれの続きをひねってしまおう。
ここに載せた写真のうち4枚組のものは、上がむかしの、下は先日の同じ場所。
ほかの写真も歌にちなむもので、過去にこのブログに書いた文章と関わりがある。
ヘタな詩歌でもこんなヒマつぶしは、自分がいっぱしの詩人になったようで、イイ気持ちになれるものだ。
夏くればほたる飛びかう里山も
むかしのままに変わらずありき
ガード下のらくがきあらたになりており
このキャンバスに描きしはたれ
川ぞいの道を歩んだ幾春秋
犬のツィーマの思い出ととも
さわさわと音たて流るる細流に
むかしもいまも蟹の棲むらむ
白秋の麦わら帽子と霧積の
うた口ずさんだあのころの夏
“犬のツィーマ”というのは、むかしよく散歩に連れていった、ロシア人の家のミニチュアシュナイザー犬のこと。
“白秋の”というのは、角川映画の「人間の条件」に出てくる北原白秋の詩で、むかしテレビでしきりに流されていた。
ヒマなときのわたしには、歌でも詠むかという高尚な(?)趣味があって、これならタブレットがあれば金なんか1円もかからない。
ひねくれ者にも詩心はあるもので、石川啄木や中原中也もそうとうにひねくれていたって話だ。
3連休でいちゃもんもひと休みのあいだに、せいぜい創作活動に入れ込んで、こころを清らかに洗濯しておこう。
創作というのは、簡単にいえば無から有を生じさせることで、昼間から焼酎を飲んでブウたれることじゃない、あ、これはわたしのこと。
最近やけに焼酎の減りが早いな。
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