« アイディア | トップページ | チクチク »

2025年1月25日 (土)

わっからなーい

うーん、わっかんないなあ。
トランプさんのことだけど、彼は単純な人だから、言ってることをそのまま信じればいいのか。
あるいは、けっこう頭のいい人で、腹のなかではぜんぜん別のことを考えているのか。

はっきりわかるのは、日本の公共放送がトランプさんを目の敵にしていて、彼についての報道はほとんど偏向しているってことで、こっちのほうはわかりやすい。
トランプさんが選挙まえの公約として、いろいろくっちゃべっている中には、政敵やNHKの好餌になりそうな発言もあった。
彼が起用した閣僚の中には、女性軽視のような芳しくない人物もいた。
そんなものは最初からアテにしちゃあいない、オレのいうことをハイハイと聞けば誰だっていいんだ、やつらが生意気いうようになったらすぐにクビだと考えているのかも知れない。

トランプさんは朝令暮改をなんとも思ってないんじゃないか。
とりあえず大統領にならなければ何もできないのだから、それまでは国民の喜びそうなデタラメや大ボラを吹きまくる。
首尾よく大統領になったら、そんなもの全部ひっくり返して、新しい公約を探せばいいやと。
ようするに公約なんてただのカラ手形。
関税や中国に対する態度などは公約と違うみたいだぞ。
これじゃNHKも、以前のトランプさんはこうだったから、今回もこうだろうと憶測しかできなくて、責めにくいだろうねえ。

わたしはトランプさんが、プーチンや習近平さんのような独裁的な大統領になりたがっているんじゃないかと思ってるんだよ。
理想の民主主義国家であるはずのアメリカが、国がふたつに分裂してお先まっ暗なのに比べ、露中はだれにも文句をいわせない不動の発展を続けていて、現実に国民の支持もそっちのほうがずっと高い。
これじゃトランプさんが露中を見習いたくなるのはモットモだ。
それは民主主義の崩壊だという人がいるだろうけど、わたし個人的には、民主主義、民主主義というきれいごとには飽き飽きした。
民が主役のはずの国で、どうして大半の国民は一握りの特権階級の奴隷にあまんじているのか、だれか説明してくれ。

問題は、アメリカ人というのは短絡的で、景気がよくならなければ、たちまちトランプさん非難に矛先を変えるってことだな。
しかもアメリカ政治の大改革を目指しているなら、共和党、民主党を問わず、企業の献金がメシの種と考えているすべての政治家を敵にしようというのだから、その闘いはひじょうに厳しいものになるだろう。
暗殺しちまえという謀略も途切れそうがないし、トランプさんは米国の歴史が始まって以来、いちばん多く暗殺者に狙われた大統領になるかも。

わたしの心配は、最新のトランプさんの映像をアップで見ると、シワが目立って、やはり歳はごまかせないということ。
これじゃ彼がスタートダッシュをかけるのも当然だ。
わたしとほとんど同世代なんだから、彼とわたしのどっちが長生きするか賭けてみるか。

| |

« アイディア | トップページ | チクチク »

ぼやきのてんこもり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アイディア | トップページ | チクチク »