昨日のNHK
ポトマック川に飛行機が落ちたって。
どこかで聞いた話だな。
前にも同じ川に落ちた飛行機がなかったっけ?
映画にもなったでしょう、あれもたしか冬の寒い時期に。
昨夜は飛行機事故でほかのニュースが霞んじゃったけど、わたしにはNHKの国際報道というネタの宝庫がある。
なんでもヨーロッパではX離れが進んでいるそうだ。
Xっていうのはレントゲンじゃなく、イーロン・マスクが買い占めた、かってのツィッターのことで、米国なんかでも大流行りのSNSのひとつだかんね。
ご存知のとおり、E・マスクはトランプさんの大統領復帰に、ちょっと悪ノリしすぎじゃないかと思えるくらい派手な応援をしていた。
トランプ憎けりゃマスクも憎いという西側先進国の枢軸国同盟は、ここでもみんなで足並み揃えてXボイコットというわけだ。
西側のダブルスタンダードはあきらかである。
ネットで人気を得るのは、つねに便利で、楽しくて、お手軽という、つまり大衆のこころをつかんだものと決まっているのだ。
TikTokもそうだし、出てきたばかりのディープシークもそうかも知れない。
それが資本主義の自由競争社会では当たり前のことじゃないか。
ところがつねに自分がトップでないと収まらない米国は、そう、ちょうど以前にトヨタのプリウスが因縁をつけられたように、かならずデタラメをでっち上げて難癖をつけるのだ。
世界はますます西側包囲網が狭まっているのだよ。
ネットで勝利するのは、国籍を問わず、たくさんのユーザーをつかんだものという法則を考えれば、中国、ロシア、インドを含めたBRICSとグローバルサウスの連合国同盟に勝てるもんじゃない。
気にいらないもののすべてに因縁をつけていたら、そのうち日本人が使えるSNSはひとつもなくなってしまうワ。
もうひとつ法則をつけ加えると、ネット上の新旧交代は激しい。
TikTokもディープシークもまだ新しいツールだ。
そういうものを生み出したパイオニアたちは、金儲けのためというより、新しい発明に挑戦したいという情熱に動かされている場合が多いのだ。
ワイロや政治家を使って、株主や利権を守ろうとする旧来の企業家とは異なる、新しいタイプの企業家なのだよ。
マイクロソフトのビル・ゲイツや、アップルのスティーヴ・ジョブズだって、出発点は自分の夢をかなえるつもりの挑戦で、金はたまたま後からついてきたに過ぎない。
Xだって、もっと便利なSNSツールが出てくれば、あっという間にその地位を奪われる。
民主主義国が慌てふためいて、強引にXを押さえ込もうとしているのを見ると、滑稽でしかないね。
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