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2025年3月

2025年3月31日 (月)

しようがねえなあ。
ウクライナは停滞中で、なにがどうなっているのかさっぱりわからないし、天気が悪いので花壇の手入れする気にもなれやしない。
メールチェックをしていたらJTBからの宣伝があり、充実の船内施設が人気のクルーズがなんとかかんとかと。
もうヤケになってクルーズ船で航海にでも出ちまうかと考える。
沖縄〜台湾5日間なんてものがあって、貯金をはたけばなんとかなりそうである。
貯金をはたいたらあとはどうするんだよという現実論と、このまま朽ち果てたくないという願望論が激しく争っているところだ。

あいかわらず旅への願望がやまないわたしであるけど、先日は図書館で本を5冊借りてきた。
近いうちにクルーズ船とは別に、究極のひきこもり旅行に出かける予定なので、ホテルでじっくり読もうというのである。
あまり簡単に読み終えてしまってはつまらないから、時間がかかりそうな本というわけで、ダーウィンの「ビーグル号航海記」を上、中、下の全3巻、モームの「要約すると」、もう1冊は簡単に読み終えてしまいそうだけど、川端康成の小説「山の音」である(すべて文庫本)。

「山の音」については、つい最近この小説を映画化したものがBSで放映されて、成瀬巳喜男監督の手法と、主演の山村聰の老け役演技に感心したばかりだから、原作のほうも読んでみたくなったのだ。
ただし、旅先で読むつもりなので、いまはまだ読みたい気持ちをぐっとおさえている。
これまでにもカリマンタン島や、タイのチェンマイでモーム流の旅をしてきたわたしは、海辺のホテルでかたわらにワインでも置いて、優雅に読書と思索にふけるのだ。
するといわくありそうな美女が寄ってきて、という妄想はもうやめよう。
わたしの旅は冥土への記念にしかならないものなのだ。
相手が白面の東欧美女であっても、いまのわたしはもう立つものも立たないのである。
川端康成の本が読みたくなる理由も、あるいは察する人がいるかも知れない。

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2025年3月30日 (日)

拝啓ココログさま

貧乏性のわたしは、金儲けにはとんと縁がない。
わたしのブログに連載したポール・セローや笹森儀助の紀行記は、将来本にでもしようかと思って書いたわけじゃない。
わたしはアフリカに行ったことがないから、たとえばセローの紀行記で使った写真は、すべてネットで収集したもので、こんなものを本として出版したら、著作権への対応が大変だ。
つまり、あれは趣味とヒマつぶし(とボケ防止)をかねた、まったくわたしの個人的楽しみであって、1円にもならないものなんだよ。
読み物として価値があるかどうか知らないけど、だれかが読もうとしたら、ココログ上でしか読めない、世界でただひとつの紀行記なのだ。

にもかかわらず、ココログの扱いはあいかわらず冷たい。
昨日なんかアクセスがやっと69だ。
いまだになんとかいう占い師さんや、そのへんのチンピラ右翼みたいな記事のほうが、わたしよりずっとアクセスが多いとは。
もしかすると評判を聞きつけて、口コミで噂が広まって、わたしの紀行記には万という数の読者がいるかも知れず、ココログの人気はわたしが支えているのかも知れないのにだ。
だから褒賞をくれとはいわないものの、もうちっと納得できるアクセス数にしてくれなきゃいかんでしょうが。
たまに油断してポーンと数字が跳ねあがっちゃうことがあるけど、そっちだって毎日毎日数字を操作するのはタイヘンでしょ。

ところでわたしはココログのイヴァン・ウィルさんの熱心な読者なんだけど、いちばん新しい彼の更新では、彼はすごく納得できることを書いているね。
感情論か、うさばらしかわからん記事が氾濫するなかにあって、冷静な提言は一読に値するから、チンピラ右翼たちも読んでみることだ。
彼の記事で心配になったのは、将来もし台湾有事なんてものが起こったとしたら、いまは天国のような日本がまた中国人たちにとって、地獄になりやしないか、最悪の場合かっての朝鮮人虐殺のようなことが繰り返されないかということなんだヨ。

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2025年3月29日 (土)

今夜のデタラメ

今夜のサタデーウォッチ9に、たぶんデタラメだろうと思える報道があった。
わたしがこのブログに書いたことのある、イスラエルの歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ君が出てきて、気になる発言をしていた。
ここで彼は以下のような発言をする。

『大きな疑問は、もしいまロシアと何らかの協定に署名し、戦闘が停止した場合、ロシアが2〜3年後にふたたび侵攻しない保証があるのか。
これは将来の仮説のシナリオではない、過去にも起こった。
ロシアは2014年に侵攻し、その後2022年に再び侵攻した。
いま国や国民のあいだで分断と不信感が広がっている』

というんだけど、歴史学者の発言としてはちょっとおかしい。
ロシアは2014年と2022年に侵攻した、だからまたやるかも知れないというんだけど、このふたつの侵攻は両方ともウクライナが相手で、理由もひとつだったから、これをもってロシアがほかの国に侵攻する可能性があるとはいえないはずである。
少なくとも歴史を注視しているはずの歴史学者がする発言ではない。
しかも、ロシアが他国へ侵攻するかも知れないというのは、いま西側がロシアをけなすためのトレンド発言ではないか。

細かいことをいうようだけど、これが全部ほんとうにハラリ君の発言としたら、彼は学者ではなく、たんなるバカか、本の宣伝のためにNHKにシナリオ通りのことをいわされているのだ。
団塊の世代のわたしからすれば、ハラリ君はそのへんの若造と変わらないから、あえて君づけで呼ぶ。

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ちりめん本

NHKのBSで「幻の木版画・ちりめん本」という番組を観た。
これは明治時代に、ちりめん和紙(和紙にちりめんのような細かい凸凹をつけたもの)に浮世絵の技法で挿絵をつけた草子で、その出版のいきさつや制作工程がひじょうに興味深かった。
明治時代に長谷川武次郎という出版経営者が、英語の教科書にするつもりで、チェンバレンやヘボン、フローレンツといった当時のお雇い外国人に、日本の桃太郎やかぐや姫などの外国語訳を依頼して出版したものだそうだ。
最初はふつうの和紙に印刷したもので、あまり売れなかったけど、ちりめん和紙に印刷すると、日本より外国で評判がよく、日本の土産としてたくさん売れたそうである。

番組ではいまでも保存されていた板木を使って、桃太郎のちりめん本を再現してみせる。
見ているだけで、たいそう手間のかかる製本技術であることがわかるけど、ただひとつに気になったのは、そんな手間のかかる本を、どうして出版者の武次郎は作ろうという気になったのかということだ。
番組のなかでは、明治政府が民間の教科書はすべて検閲が必要という政令を出したからという説明があったけど、ふつうの紙は禁止で、ちりめんならいいという説明になってない。
そのへんが気になっただけで、歴史と芸術に関わるものが、3度のメシより好きなわたしにはなかなかおもしろい番組だった。

これを観終わってちょっと残念に思ったことがある。
わたしは司馬遼太郎の「街道をゆく」が週刊朝日に連載のころからのファンで、これが文庫本になると迷うことなく飛びついた。
最初のころのこの文庫本は、エンボス加工という、ちりめん和紙に似たカバーがついていた。
途中からこのカバーは廃止されてしまったから、いまでは本屋で買える「街道をゆく」の文庫本は、すべて写真が印刷されたありきたりのカバーになっている。
わたしは本というものは中身さえ読めればいい主義で、古本に出していくらかにしようというマメな性格ではないから、やがてエンボス・カバーのついた本も、引越しと終活作業の一環で、ひとつ残らず可燃ゴミとして処分してしてしまった。
今回「ちりめん本」というテレビ番組を観て、モッタイナイことをしたと思う。
ちりめん和紙に比べれば、現在のもっと安い技術によるものだろうけど、2度と買えないと思うと、エンボス加工のカバーは無性に名残り惜しい。

ひょっとするとネットのオークションに出品されてないかと検索してみたら、全43巻で8250円というのが見つかった。
これの1巻から16巻まではエンボス・カバーがついているみたいだけど、2度と買えないにしては安い。
愛着のある文庫だけに、惜しいと思うのはわたしだけか。

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2025年3月28日 (金)

ささやかな幸せ

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トランプさんのウクライナ停戦協議が停滞しちゃって、たいした情報が入ってこないね。
ゼレンスキーさんがヤケクソで、1国の大統領と思えない暴言を吐いていて、ヨーロッパもなんとかしてはったりをかまそうと騒いでいるだけ。
NHKも困るし、わたしも困る。
こういうときはどうすればいいか。
じたばたしたって、わたしの一存で世界が動くわけでもない。
おとなしくささやかな酒のつまみでイッパイやるしかないねえ。

ということで、スーパーで買ってきた生ワカメを、ポン酢で肴に晩酌をする。
ふと見るとワカメの表面に小さなゴミみたいなものが。
今日のワカメは大当たりのようだ。
これはゴミでも寄生虫でもなく、オオワレカラという甲殻類である。
つまりエビの仲間だから、ワカメを買ったらエビがおまけについてきたようなものだ。
もっともせいぜいが1センチ程度の小さいもので、食べてもエビの味はしないし、栄養の足しにもなりそうにない。
それでもしみじみと幸福を感じてしまうのは、わたしが小心者だからだろうか。

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2025年3月27日 (木)

沖縄

台湾有事にそなえて、沖縄で避難訓練だって。
ぶっと笑ったのは中国や沖縄県民ではなく、わたしである。

じつは先日がわたしの誕生日で、とある女性からさる有名店でウナ重をご馳走になってきた。
それがたいそう美味しかったなんてことはどうでもよく、そのとき国際情勢の話になった。
ことわっておくけど、とある女性というのはまったくの市井の凡人で、彼女の考えは、そうさな、ココログの久美(のNEWSな日記)ちゃんと同レベルだといえばいいか。
つまり平均的日本人と同じということだ。

彼女を見ていて日本の未来に暗澹たるものを感じたわたしは、いってみた。
沖縄というのはむかし琉球といって、日本と中国のあいだにはさまれた弱小国家だった。
中国から使節が来るといえば、あわてて中国様式で出迎えの準備をし、日本から使節が来るといえば、あわてて日本様式で出迎えの準備をする。
弱小国が生き残るためには大変な苦労が要ったんだ。

江戸時代に薩摩(鹿児島県)の島津氏が兵を出して、強引に琉球を併合した。
いま問題になっている武力による国境変更というやつだ。
薩摩藩に併合されたまま、明治維新になり、日本政府はそれを引き継いだので、だれも沖縄は日本領土ということを疑わない。
しかし中国が強大な国になって、沖縄に基地を配置しない、沖縄の県民の自由意志を尊重するといえば、沖縄は県民の総意として、日本より中国といっしょになる道を選ぶかも知れない。
日本は(いちおう)民主主義の国だから、県民がみんな中国がいいというなら、これを無理に阻止することはできない。
沖縄が日本領土というのは、じつはいつひっくり返されるかわからない、危うい主張でしかないんだよ。
そういうと彼女はムムっとうなって沈黙した。

いきなり避難訓練ということは、中国軍が離島に上陸してくることを想定しているのだろうか。
そしてふたたび米軍との沖縄戦のような地獄が繰り返されると思っているのだろうか。
しかし、今度は沖縄県民はすなおに日本に従ってくれるとかぎらないぞ。

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閑話休題

「ロシアはウソをつき続ける」
ホントかよと、驚いて発信もとを確認したら、ウクライナの外相のものだった。
これで納得。
ウクライナの外相がロシアはウソはつかないといったら、そっちのほうがウソである。
問題はそういう、最初からわかっていることを大げさに取り上げる日本のマスコミにあるんだけどね。

和平協議の情報はまだ漏れてこない。
黒海の航行の安全をなんてたいして重要なことじゃない。
NHKも困っているだろうけど、わたしも困る。
そこでこういう機会に、NHKがゼッタイに取り上げない問題に触れておこう。
それはウクライナがどんな国なのか、プーチンはどんな大統領なのかということである。
プーチンについてはNHKは何度か取り上げているけど、ほとんどはウクライナ戦争が始まってから、ロシアを貶めるためのプロパガンダだった。

プーチンがどんな大統領だったのかを知るためには、まずペレストロイカをふりかざしてゴルバチョフが登場し、ソ連が崩壊したあとのロシアの歴史をなぞる必要がある。
ロシアをアメリカのような、民主主義でまとまった連合体にしようとしたゴルバチョフの理想は、あえなく挫折した。
裏で西側が手をまわしたかどうかは知らないから、それはどうでもいいけど、理想主義がいつもうまく行くとはかぎらないのだ(ドイツのメルケルさんの例もある)。

ゴルバチョフのあとを継いだのが呑兵衛大統領のエリツィンで、かれはロシア人好みの豪放磊落な人だったけど、ソ連崩壊に乗じてロシアの利権を手中にしようとしたオリガルヒたちに抵抗する力はなかった。
ロシアもいまのウクライナのように、新興成金たちに食いものにされかかっていたのである。
そんなとき登場したのがプーチンだ。
彼はKGB上がりの剛腕でオリガルヒたちをねじふせた。
その後のロシアでは、まじめな商人たちも安心して商売ができるようになり、一般市民でも家や自家用車を持てるようになった。
わたしがロシアに続けて3年も行ってみたのは、ちょうどそんなころである。

ウクライナはどんな国なのだろう。
この国はオリガルヒ(新興成金)たちが権力をにぎり、汚職が蔓延し、法治とはほど遠い国だった。
ということは長いあいだ、札付きということでNATOにも加盟できなかったことであきらかだ。
わたしがウィキペディアでウクライナについて調べてみたときは、悪徳オリガルヒの代表として、イーホル・コロモイスキーという男の写真が大きく載っていた(ちなみにゼレンスキーさんは、コロモイスキー支配下のテレビ局で重宝されていた芸人だったこともある)。
日本に来ているウクライナ人ユーチューバーは、うちの国はワイロでその地位に上りつめた医者ばかりでコワくて病院にも行けないとぼやくし、ココログでブログをやっている人の中にウクライナを旅行した人がいて、現地でガイドさんから、わたしの国は汚職がひどくてと聞かされた人もいる。
いまNATOがウクライナを加盟させようとしているのは、苦し紛れの方針転換なのである。

というような事実は、ウクライナ戦争が始まってから、NHKはゼッタイに報じない。
こんなことを客観的に報じれば、そうか、プーチンはそんなにえらい大統領だったのか、ウクライナってそんなひどい国だったのかと、一般大衆の戦争の見方が根本的に変わってしまうからだ。
いや、おまえは日ごろからロシア擁護派をもって任じている、おまえのいうこともプロパガンダじゃないのかという人がいるかも知れない。
だから自分で調べてみろというんだよ。
NHKや日本のマスコミの意見を丸呑みにするんじゃなく、自分で調べて、自分の頭で考えろというんだよ。
わたしはウソをいってないし、反論のある人はいつでもコメント欄は空けてある。

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2025年3月26日 (水)

いいかげんにせい

あいかわらずトランプさんのやることは、その支持者をも困惑させるようなことばかりで、NHKや西側マスコミが大喜びするようなことを乱発する。
どうも彼のやることはワカラン。
ただ、わたしにいわせれば、戦争をあおって兵器産業からの献金をあてにするような、バイデン流の悪しき伝統を変えたというだけで、価値がある。
彼を応援しないわけにはいかないのだよ。
いまはウクライナだけで手いっぱいだろうけど、それが片づけば、つぎにパレスチナのほうでもなんらかのアクションを起こしてくれるんじゃないかと期待してんだけどね。

ウクライナでは“終戦”協議が、なにがどうなってるのか。
情報があまり入ってこないので、けなすほうもほめるほうも困惑ぎみ。
ウクライナは停戦案に乗り気だけど、ロシアは条件をつけてウンと言わないのだそうだ。
これだけ聞くと、ロシアのほうが頑固だからいつになっても停戦がまとまらないというふうに聞こえる(それがNHKの狙いだろうけど)。
しかしこのブログに書いたように、負けているほうにいまさら停戦なんていう資格はない。
負けているウクライナはなんとかしてひと息つきたいから、停戦には積極的だし、勝ってるロシアはそうはさせたくない。
ウクライナあるのは無条件降伏だけだ。
そう思わないのはNHKに洗脳されている日本人だけだ。

ウクライナの住宅地が爆撃される。
「英国日刊テレグラフによると、この日ウクライナ北東部の都市スームィの住居地域にロシアのミサイルが落ちて88人が負傷、このうち少なくとも17人が子どもたちだった」
怪我人だけで死者がゼロだなんて、イスラエル(や太平洋戦争中の米軍)のやり方とだいぶ違うな。
しかも発信が英国のマスゴミだなんて、これでも数字が盛ってあるだろう。
ウクライナはいいかげんに降伏して、大統領選挙をやれ。

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ありがたい

近所のおじさん、最近すがたが見えないなと思っていたら、入院して心臓のペースメーカーを入れてきたんだそうだ。
それにしては1週間は短いように感じるけど、なんでも局部麻酔で、医者と世間話をしながら手術を受けたそうだ。
なんだ、そうだったんですか、あはは。
と笑いごとじゃなさそうだけど、つくづく自分を健康に産んでくれた両親に感謝する。
近所のおじさんとわたしは、ほぼ同じ歳で、わたしのほうはあいかわらずメシは美味いし、夜中の散歩も欠かさないし、NHKを観ては義憤にかられて怒り狂っているのだ。

トランプさんのほうが隠密裏に仕事を進めているようなので、NHKもわたしもしばしネタ不足。
今日もこれから花壇の世話でもするか。

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2025年3月25日 (火)

趣味

わたしがよく読む「極東ブログ」さんが、園芸ライフについて書いている(2025.3.24付け記事)。
この人も高齢になって園芸に目覚めたようで、共感できる部分は多い。

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だいたい老人が始める趣味は、旅行(日帰り含む)、テレビのまえに座り込む、読書、映画鑑賞、囲碁将棋、釣り、パソコン・インターネット、音楽鑑賞、カラオケ、ガーデニング・家庭菜園、料理、ゴルフなどたくさんあるけど、わたしの場合は、ゴルフのような金のかかるものはダメ、音痴だからカラオケもダメ、人間ギライだから囲碁将棋のように人間相手のものはダメ、ほかの動物が死ぬのを見るのはいやだから釣りもダメ、読書や映画やインターネットは若いころからやっているから何をいまさらという具合で、じつに趣味の少ないつまらない人間なのである。

そんなわたしに幸運の女神が微笑んだ。
仕事をリタイアして新しい住まいを探していたとき、たまたま見つけたのが、上に載せた花いっぱいの団地だったのである。
これは団地に住んでいた老人がボランティアで始めたものだったけど、彼はわたしと入れ違いに引っ越してしまった。
するとあとに残された花壇はたちまち荒れてくる。
見かねてわたしがボランティアを引き継ぐことにしたんだけど、わたしは花を眺めることはもともと好きだったので、これぞまさに天与の趣味といっていい。

園芸というのは気の長い趣味である。
たとえば釣りならその日のうちに結果がわかるけど、草花を育てるのはそうはいかない。
わたしはなんとか数を増やそうと、庭のフクジュソウに肥料をたんとやってみたら、今年は前年より花の数がぐんと増えた。
お、いいぞ、いいぞというわけで、今年はヒヤシンスにも肥料をどっさり与えてみた。
さて、増えるかどうか。
結果がわかるのは来年の冬である。
それまでわたしが生きているかどうかは定かじゃないのである。
それでも年寄りには時間の過ぎ去るのはおそろしく速い。
去年の春に、来年のサクラをもういちど見られるかねえとぼやいたものが、あっという間にまたそんな季節になった。
ヘタするとまだ5回や6回は新しいサクラを見られるかも知れない。
今年は種をとっておいたタチアオイやヒマワリも蒔くつもりなので、それも結果を見たいのだ。

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2025年3月24日 (月)

モクレン

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モクレンが咲いた。
これとコブシは、咲いたさまが清純な処女を思わせる。
あっという間に色があせて、だらしない人妻に似てしまうのも、人間の最近の処女みたい。
俳句にできるのもあっという間だから忙しい。
  つかのまに処女が群れなす白木蓮

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本日のデタラメ

「ウクライナ軍、クルスク州でロ軍と同数近くの戦車を損失」
これは JAPAN Fobesの記事の見出しだけど、一見してデタラメとわかる。
記事を詳しく読むと
「クルスクでの7カ月あまりにわたる戦いでは、両軍の戦車の損失数はロシア軍が66両、ウクライナ軍が55両で、比率は1.2対1となっている」
だそうだけど、クルスクは相手の油断を見計らった奇襲攻撃であり、プーチンはただちに一帯の住民を避難させ、同時にウクライナの侵入軍を包囲して身動きがとれないようにした。
そのまま戦線は膠着して(おそらくプーチンは力まかせに押しつぶす必要はないと考えたのだろう)、その間ウクライナ軍に十分な補給がされたという報道はない。
破壊された戦車が7カ月に55台ということは、それ以上の数の戦車が応援に駆けつけたことになるけど、そんな話は聞いたことがない。
監視衛星の時代にこれだけの戦車が移動すれば、ただちに捕捉され、制空権を持ったロシア軍に殲滅されるだろう。
どうなんだい。
軍事オタクといわれるココログの◯さんや、△さんに聞いてみたいや。

おそらく山のようにあるデタラメのひとつだろうけど、たったひとつの記事で、JAPAN Fobesというマスコミがどんなものかわかってしまう。
ウチは David Axeなる人物の記事を引用しただけだといったとしても、引用した時点で責任はそのマスコミにもかかってくるんだよ。
もっと大きな問題は、こんな誰にでもわかる嘘っぱちをこねあげてまでして、ウクライナを擁護しようという現在のマスコミの姿勢だ。

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2025年3月23日 (日)

ヒヤシンス

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先日のNHK国際報道で、ウクライナ戦争におけるロシア軍の死傷者は90万人、死者が20万〜25万人と具体的な数字をあげていた。
そんなものは戦争が終わればいつか明らかになるだろうから、放っておいてもいいんだけど、放っておくと素直に信じて、それ、もう一息だ、ゼレンスキーさん、頑張れという人が出てくるかも知れない。
そういう人は事実を知らないまま、ココログの久美(のNEWSな日記)ちゃんみたいに、NHKにだまされてむなしく一生を終えるのだろう。
他人ごとながら、それではあまりに気のドクだから、ここはやっぱりひとこと言っておかなくちゃ。

そんなことをいって、おまえは本当の数字を知ってるのかという人がいるかも知れない。
もちろん、わたしが知ってるわけがない。
しかし論理的に考えて、推察ぐらいはできるつもりだ。

上記の数字は英国のシンクタンクの発表で、第2次世界大戦以降のロシアでは最大の死傷者数だという。
なるほど、だから男が減少し、あせったロシア娘たちがどしどし日本にやってくるのか。
というのは冗談だけど、似たようなことは前の大戦でじっさいにあり、ロシアではドイツ軍のために兵士が大量に殺戮されて、男の数がアンバランスなくらい減ってしまった。
おかげで嫁に行くあてのなくなった辺境のロシア娘は、男ならなんだっていいわと、シベリア抑留中の日本兵に親切にしてくれたという、美しい実話もある。
対立をあおるばかりではなく、たまにはこういうことも思い出すんだね。

昔ばなしはさておいて、英国といえばバイデン政権下のアメリカとともに、ウクライナ支援の最右翼で、トランプさんが登場したあとは、ヨーロッパの中でも、デタラメだろうが誇張だろうが、死に物狂いでウクライナを擁護しようという最強硬派だ。
フランスやドイツに比べれば、歴史的にも恨みをひきずる原因はないはずなのに、サムセット・モームやイアン・フレミングのころから、なぜか英国はロシアがキライなのだ。
つまり、論理的に考えれば、英国のいうことは信じるべきではないのだよ。
日本人はこういう両者の和解に手を貸せる、数少ない西側の国のはずなんだけどねえ。

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載せた写真はヒヤシンス。
去年以前の球根から咲いたものが10個ぐらいあって、ほかに今年花屋で買ってきた色ちがいのものが2つある。

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2025年3月22日 (土)

昨日のNHK

米国とロシアの会談の内容がわからないので、困ったNHKは、昨夜の国際報道ではロシアの経済にケチをつけていた。
しかし制裁にもかかわらず、ロシア経済は順調だから、もうヤケになって、ロシアはインフレがひどいなどという。
物価の値上がりに年金が追いつかず、年寄りが苦労していると、そのへんのおばあさんを引き合いに出していたけど、なんかまるで日本の現状を報告しているようじゃないか。
ロシアも同じなんだねと、いくらかホッとする。
いま世界のどこにインフレに悩まず、年寄りは年金だけで優雅に暮らしていける国があるだろう。
日本の年寄りを引き合いに出したければ、わたしが喜んで見本になります。
困ってんのよ、スーパーに行くたび、万札に羽がはえちゃって。

インフレで困窮しているはずのロシアで、日本旅行のためにビザを申請する人が行列という報道もあったな。
いったい何かどうなっているのか、さっぱりワカランだけど、NHKの報道がウソだと割り切れば、疑問はあっという間に解決する。

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2025年3月21日 (金)

今朝のNHK

IOCの新しい会長選挙で日本から立候補していた渡邊守成さんが落選した。
彼については、以前NHKの「戦禍のオリンピック」という番組で、ロシアを擁護するような発言をしたのが効いたのかもしれない。
五輪から排除されているロシアを復帰させるべきではないかという、きわめて常識的な発言だったけど、ウクライナの選手がはげしく反発していた。
おかげで渡邊さんはロシア寄りという評判が立ち、会長選挙でもウクライナから、彼を落とすべきという猛烈な働きかけがあったんじゃないかね。
IOCには西側以外の代表もたくさんいるという意見もあるかも知れないけど、大半は会長なんかだれでもいいという顔ぶれだから、西側が一致団結すれば、それに逆らう候補が当選できるはずがない。

今朝のNHKニュースにはEU首脳会議の報道があったものの、ハンガリーのオルバンさんだけが合意に反対したという話は出てこなかった。
欧州も軍備を増強すべしという話に、そんな金がどこにあるんだというオルバンさんの意見はもっともで、中にはイタリアのメローニさんみたいに、本心では喝采していた国もあっただろう。
それなのに不都合な真実は報道するなということらしい。
この報道のすぐあとに、住んでいた土地をロシア軍に追われたという、(気のドクな)ウクライナの女の子の報道をくっつける。
いつものNHKの手だよ。
問題の本質がどこにあるか、視聴者が気がつくまえに話をそらしてしまうのは。

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2025年3月20日 (木)

法治主義

トランプ、プーチン会談の中味がわからんで、NHKもしばし模様眺めって感じ。
そのあいだにちんこい話題。
中国でカナダ人が4人ばかり死刑になった。
中国はやはり法治国家で、命乞いをしたカナダ政府は、なんだ、ギャングの仲間か、麻薬密売の元締めか。
トランプさんが怒って関税を増額するわけだよ。
麻薬に手をそめる人たちにいうけど、アヘン戦争でひどい目にあった中国は、薬物犯罪にはことさら厳しい。
やるならカナダか中南米にしな。

万里の長城でケツを出した日本人もとっつかまったし、やっぱり中国は厳格な法治国家。
じつはユーチューバーで、という言い訳は通用しないのだ。
YouTubeで知事の給料くらい稼げますなんていう、ふざけた政治家も現れそうにない。

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2025年3月19日 (水)

JBpress

「クルスク州のウクライナ軍を包囲は真実か」だって。
これはJBpressの記事の見出し。
わたしは真実だと思うんだけど、なんか新しい事実でも出たかいと、いぶかしみながら記事を読んだ。
ゼレンスキーさんが包囲されてないと言ってるから、包囲されてないんだそうだ。
ほかにもアメリカの戦争研究所、英国の王立防衛安全保障研究所も同じことをいってるから包囲されてないってことになるらしい。
このなんとか研究所というのは、日本にも防衛研究所というのがあって、アノ有名な兵頭慎治サンがデタラメばかり振りまいてきたところじゃないか。
デタラメといって悪ければ、西側に所属する機関で、これまで散々自分たちに都合のいいことばかり並べてきたところである。

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記事のなかに、プーチンは外国の要人を待たせるのが得意だといって、日本の安倍もと首相も待たされたと書いている。
そうかい。
みなさんは忘れたかも知れないけど、わたしは、たまたま安倍クンのほうが遅れて、バタバタ走ってきたシーンをよく覚えているよ。
これだけでもこの記事を書いているJBpressそのものが、はっきりした信念を持たない、売れさえすればいいというメディアであることがわかるじゃないか。

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春雷

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朝、雷鳴で起こされたら、うっすらと雪が積もっているという俳句を読むのにふさわしい体験だ。
  水仙にみまうや雪と春一番

これは“山ほととぎす春かつお”の句といっしょで、季重なりだけど、世紀末の異常気象かも知れないね。
どんな夏になるやら。

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2025年3月18日 (火)

西側の今日

ああ、日にちが改まらないうちに、今日もひとつぐらい日本のマスコミをあげつらっておかなくちゃ。

トランプさんとプーチンの会談をひかえて、EUが血まなこ。
ロシアは信用できないというから、信用できない新事実でも出たかと思って、SNSのそのニュースを読んでみた。
ただ信用できないと決めつけているだけで、どこにも、なにが信用できないのか具体的なことは書いてない。
このあいだプーチンはひとことも発してないのだ。

リトアニアのIKEAがロシアの諜報機関に放火されたというSNSの報道もあった。
これもリトアニアの公安が勝手に決めつけているだけで、証拠なんかひとつも挙げてない。
しいていえば犯人の若者がロシアに買収されたといってるだけらしいけど、ロシアがIKEA(家具専門店)に恨みでも持つ理由があるのか。

まったく、追い込まれたヨーロッパはキチガイじみてるな。
自由の女神を返せとか、アメリカがいなけりゃフランスはいまごろドイツ語を使っていたなんて、もう子供のケンカだよ。
このあいだ、やっぱりプーチンはひとことも発してないのだ。

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チューリップ

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おおっと、今年最初のチューリップ。
去年も同じところで見たおぼえがあり、球根植物のありがたさ、ほうっておいても毎年ちゃんと花がつく。
来年はわからないけど、来年がわからないのはじいさんのわたしもいっしょ。

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2025年3月17日 (月)

暗黒の未来

今日は杖をつかわずに街まで出かけてきた。
べつにエラくない。
杖を必要とするほうが非日常なのだと、健康な若者ならいうだろう。
わたしの歳ではそうじゃないんだよね。
ま、生きて帰ってこれたから、まだ頑張るつもり。

バスに乗ったら、(わたしは最後部に座ったんだけど)少し離れたとなりの席にいる女子高生が、まつ毛を矯正する道具を使って、しきりに美容に励んでいた。
ミニの制服はなかなか魅力的だったけど、あんまりじろじろ見ると、ナニ見てんだよって怒鳴りつけられそう。
コワい時代だねえ。

ヤボ用をすませて、帰宅して、いまスーパーでコメを買ってきたとこ。
もはや2千円以下(5キロ)のコメなんて夢のまた夢。
清水の舞台から飛び降りるつもりで買ってきたのは、消費税こみで4298円の宮城県産米で、郷愁に満ちたなつかしい時代に比べれば、ほとんど倍増だ。
独身貴族のわたしはまだいいけど、亭主に逃げられた子連れの若奥さんなんか、死ねといわれているようなもんだろうねえ。
それなのにあいかわらず日本も軍備を増強すべきだ、中国になめられてたまるかというブログがココログにもある。
そしてココログの人気ブログに選ばれているのだ。
わたしはにんまりと微笑む。
すべてはわたしのあとの若者たちが引き受けることになるんだよ。
責任は「ありんくりん」サンや、「代替空港」サンにとってもらいなさい。

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2025年3月16日 (日)

F1レース

冷たい雨に降りこめられて引きこもり。
不条理な世間(とNHK)について書くことはいくらでもあるけど、さすがに毎日では飽きた。
今日はF1の今シーズン第1戦がある日だなと思い、どうせ夜中だろうと期待もしないでYouTubeをのぞいたら、いままさに57周レースの52周目が熱戦中。
そうか、オーストラリアと日本じゃ時差はほとんどなしか。

なんか雨のレースらしく、そのうちペースカーが入って、全車で団子状態。
日本人の角田くんが予選で5位だったそうで、これはオドロキだったけど、本番ではやっぱり定位置に落ちついてしまった。
角田くんよりも、今回のレースではアンドレア・キミ・アントネッリという、あまり聞いたことのない選手が5位入賞。
調べてみたらまだ18歳の新人だそうで、これはおもしろそう。

カーレースには突然驚異の新人というのが現れることがある。
わたしが覚えているのはジャッキー・イクスで、彼は1967年のF1デビュー戦で、F2に乗りながら、F1の猛者連中と対等に渡り合った(このころのニュルブルクリンクはF1、F2の混合レースだった)。
レッドブルとマクラーレンばかりじゃマンネリだから、こういう新人が現れるとレースを観る楽しみが増える。
さて、つぎは1週間後の上海のレースである。タノシミ。

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常識問題

プーチンがアメリカの特使を8時間も待たせたという報道があった。
待たせることによって、自分が格上であることを誇ろうという、古典的な威圧手法だというんだけど、これは事実だろうか。
ふつうに考えて、いまのプーチンは、戦争を終わらせてくれるかも知れないトランプさんとの関係を、大事にしたいはずである。
特使のほうも待たされて怒ったわけでもないようだし、これはデタラメか、あるいはなにか相手も納得する、別の理由で待たせたと考えるべきじゃないかね。

というブログ記事を書こうとしていたら、そのうちこれはデタラメであると、当のトランプさん自身が反論してしまった。
やっぱりね。
常識で考えればあり得ないことで、この理屈がわからない人がいるかな。

いちいちこんなことに反論したくないけど、いちいちこんなことを取り上げて騒ぐ報道を放置もしておけない。
どうにもならない怒りを、どうにか晴らそうとして、ナイフでライブ配信の女の子を刺した男の気持ちもよくわかるよ。
え、確認もしないで、ロシアのことならなんでもけなそうとするな、オンライン読売さん。

同じ読売がソースの記事に
「貿易戦争は中国に恩恵」「ロシアは信用できない」というものがあった。
これはEUのカラス外相の警告だそうだけど、これも常識問題。
EUの外相が、ロシアは信用できるといったら、そっちのほうが信用できないや。

常識問題はまだある。
クルスクでウクライナ軍は包囲されてないとゼレンスキーさんがいったそうだけど、いまの状況で、ウクライナのトップが包囲されてますなんていうわけがないよな。

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フェイクに注意

昨夜のニュース9に、「世界一だまされない国」という特集があり、フィンランドの対応が取り上げられていた。
いまの世界にはフェイクニュースが溢れているから注意しましょうと、NHKがよくやる内容だけど、槍玉に挙げられるのはつねにロシアの報道だ。
いったいウクライナ戦争で、ロシアと西側のどちらがフェイクの発信は多いだろう。
ロシアびいきのわたしが見ると、プーチンももっと情報を発信したほうがいんじゃないかと思うくらい、ロシア側の報道は少ない。
ロシアの報道はなにをいっても無視されるという事情もあるし、プーチンという人の性格からしても、デタラメを振りまいて戦争に勝とうとするような人じゃない。

ひるがえって西側はどうか。
ロシアは兵士が足りない、兵器が不足する、制裁により財政が破綻する、プーチンはパーキンソン病だ、ラブロフさんは認知症だ、レオパルト2やF-16が到着したからもう大丈夫、そしてブチャの虐殺から始まって、ノルドストリームの爆破、怪しい偵察気球、クルスクの北朝鮮兵のことなど、ありとあらゆるデタラメは、これみんな西側の発信した報道である(デタラメである根拠はそのつどわたしのブログに書いてきた)。
相手が反論しないのをいいことに、ユーチューバーの中には、ロシアをけなすことをメシの種にしている者もいるくらいだ。
気がついたらウクライナも西側も、あとがないところまで追い込まれていたのにね。

そんなデタラメの本舗であるNHKが、フェイクに注意しましょうというのを聞くと、悪い冗談としか思えないんだよ。
このフィンランド特集のあとに、また中国は景気がわるいという報道が出てきて、どこかで観た映像だなと思ったら、11日に別府正一郎サンの報道で似たような映像が流れていた。
中国をけなす材料が払底して、ニュースとはいえない古い映像まで使いまわしているらしい。
これでは頭がよっぽど腑抜けになってる人でもないかぎり、もはやNHKを信用する人はいなくなってしまうワ。

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2025年3月15日 (土)

最後のチャンス

英国のスターマーさんが、「プーチンは遅延戦術やめろ」と叫んでいる。
矛盾してるじゃないか。
遅滞されるのがイヤならさっさと戦争をやめればいい。
自分たちでゼレンスキーさんをそそのかして、30日の停戦に持ち込もうとし、つまり引き延ばし作戦だ。
それがトランプ、ゼレンスキー会談で見込みがなくなると、今度はロシアが引き延ばしていると、相手に責任を転嫁する。
いまのヨーロッパの混乱ぶりを見ているようだ。

ああ、ゲル君、いまが最後のチャンスだぞ。
どっちにしても首相の座を失うことは確実だろうけど、石破茂の名前を、世界平和に貢献した日本の宰相と、後世まで残すのは。
そして露ウ双方の多くの若者の命を救えるのは。

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昨日の戦況

ヨーロッパが未練たらしいことを並べている。
昨日のNHK国際報道では、NHKの特派員(女性)がわざわざNATOの早期警戒管制機に乗り込んで、機内のモニターまで映しちゃって、おいおい、それは軍事機密じゃないのか。
NATOがそこまでサービスするのも、アメリカの情報がなくってもヨーロッパの情報だけで、ウクライナは戦争を続けられるという、必死の示威行動。
そうか、そうか、それじゃあアメリカがいなくても構わないなといえば、いえ、それはその、困りますというに決まっている。

ポーランドも核武装しようという報道もあったけど、これもロシアに対する脅しにすぎない。
だいたい、これは核拡散防止条約に反するってことで、良識を備えた国民ならけっして許さない。
考えてみな。
ウクライナを守るために、世界中に核兵器をバラまこうっていうんだよ。
ゼレンスキーさんのように追い込まれた指導者がいれば、すぐにでも使おうとするだろう。
だれも枕を高くして眠れなくなるんだ。

日本にも同じことを考えるバカがいる。
と考えて、ふと思い直した。
わたしはもうあとがないじいさんなんだから、世界中に核兵器がバラまかれたからって、どういうことはない。
戦争をあおって喜んでいた連中が目にものを見せつけられるだけじゃないか。
そうだ、そうだ、みんな揃ってあの世に行こうって、無責任でも、わたし個人的には痛痒は感じないのだ。

いま商品券で石破クンがボロクソだけど、彼が起死回生を図れるとしたら、ウクライナ戦争から手を引くと宣言することだね。
その直後は先進国の仲良しグループや日本国民から叩かれて、ヘタすれば、ヘタしなくても総理の椅子を棒にふるかも知れないけど、G7の中で(トランプさんをのぞけば)ゆいいつ戦争を終わらせることに貢献した指導者ということで、10年後に安倍もと首相に匹敵する名が残ることは間違いがない。
代議士の面目といえは、長い目で名前を後世に残すことじゃないのか。
役人の原稿を読むしかない田舎代議士のゲル君に望むのはムリか。

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停戦の条件

「G7外相、ロシアに『対等な停戦』要求」だって。
採択された共同声明がこれだ。
負けているほうにこんな要求を出す権利があるのか。
太平洋戦争で原爆を2発くらった日本に、対等な停戦を求むなんていえただろうか。
すべてはヨーロッパ(と米国の前政権)のせいだ。
やらなくてもいいことをして、ロシアの軍事力をますます高め、中露の関係をいっそう強化しただけじゃないか。

だいたい汚職まみれの破綻国家ウクライナに、そこまでして守ってやる価値があるのか。
そんなくらいならウクライナの大統領を、もう少しロシアと対話できる人物に取っ替えて、クリミア半島を割譲し、ウクライナの自立を保つほうがよっぽどいい。
わたしのブログに何度も書いてきたけど、NATOに加盟するなんて言い出さなければ、ゼレンスキーさんのような反露傾向のある大統領が誕生したときでさえ、プーチンはウクライナを独立した国家として認めていたんだよ。

トランプさんはクルスクに取り残されたウクライナ兵の扱いに注文をつけたという。
これはそれほど問題じゃない。
わたしでさえ降伏すれば、ウクライナ兵はジュネーヴ条約の捕虜として扱われるといってきた。
考えてみよう。
ロシア軍はその気になればもっと早くクルスクのウクライナ軍を追い出すこともできたのに、袋のネズミにしておくだけで、なかなか本格攻撃に着手しなかった。
証拠?
ウクライナ側が占領したと威張っていたのは束の間だ。
このあいだクルスクのウクライナ軍になにか目立った戦果があったかね。
北朝鮮が加勢しているといたずらに騒いだだけじゃないか。

プーチンは戦後を見据えて、ロシア、ウクライナ両軍の兵士の犠牲を増やさないよう気をつかっていたんだ。
トランプさんが本格的に和平に乗り出してきてから、ロシア軍のクルスクへの猛攻が始まった。
これは和平協議のさいに少しでも優位な発言力を確保しようということで、べつに違法な戦闘行為じゃない。
つまり、反攻はやろうと思えばいつでもやれたということだ。

わたしが前項で◯◯の部分がわからないとボヤいたことが、だんだんわかってきたよ。
トランプさんはゼレンスキーさんに、さっさとクリミア半島はあきらめて、大統領選挙でもやれっていったのだろう。
レアアースがどうのこうのと餌をぶら下げたって、トランプさんはそんなものにゼッタイというほどこだわっているわけじゃない。
文句があるならアメリカは手を引くといわれれば、ゼレンスキーさんに抵抗する余地は残ってなかった。

ロシアには上記のようにウクライナ兵に哀れみをという条件で、停戦を持ちかけたのだろう。
プーチンがトランプさんの顔をつぶすわけがないし、もちろん彼に異存はないさ。

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2025年3月14日 (金)

カット

うーん、わかんないねえ。
トランプさんがロシア、ウクライナに向かって、いきなり30日の停戦に応じろよというわけはないから、どちらにも条件を示して、◯◯だから停戦しろよといったはずなんだよね。
◯◯の部分がぜんぜん報じられないで、ウクライナは停戦に応じた、ロシアは応じないって因縁をつけても、なにがなんだかわからないじゃん。
都合の悪い部分はカットして報じる、これがNHK(と日本のマスコミ)だ。

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わかりやすい宣伝工作

昨日のNHK国際に、“わかりやすいプロパガンダ”の見本に使えそうなプロパガンダが。
まずトランプさんはウクライナに30日間の停戦を持ちかけ、ウクライナ側は了承したのに、ロシアが応じないと、責任はロシアにあるような言い方。
トランプさんはいったいどんな提案をロシアに持ちかけようとしているのか、それがぜんぜん説明されないまま、ボールはロシアに返されたなんていわれても判断のしようがないではないか。
たぶんゼレンスキーさんは、クリミア半島と東部4州の割譲で詰め腹を切らされ、そのかわりウクライナの国体の維持は保証してやるからと、トランプさんならいいそうなことだ。
それではウクライナにとって敗北に等しいから、日本のマスコミは報じないまま、責任はロシアにあるというのだろう。

だいたい、いまウクライナは盛大にボコられている最中だ。
太平洋戦争で沖縄が陥落し、日本の敗戦が確実になったあとで、待ってくれ、停戦しようなんていう資格が、日本にあっただろうか。
ボクシングでタオルを投げるということがあるけど、この場合はギブアップの表明で、そこで試合は終了だ。
ウクライナには無条件降伏以外の道はないのだよ。
いったいアメリカはロシアにどんな提案をしたのかね。

現在のロシアの経済状況を語るのに、イノゼムツェフさんというロシア経済の専門家が出てきたけど、彼はプーチン政権に批判的という説明がある。
これでは最初から、これはプロパガンダですと断っているようなもんだから、そんなことを最初に説明しちゃいけないね。
彼がいうのに、兵士不足のロシア軍は、高給で兵士を募集しているというんだけど、それのどこがいけないのか。
ベトナム戦争のころ、アメリカだってさまざまな好条件(外国の若者に国籍を授与するとか)をつけて兵士を募集していた。

こんなことを書くと、こいつ(酔いどれ李白)はすぐに過去の例を出すという人がいるかも知れない。
それは当然だ。
つねに過去の歴史を見すえて、全体を俯瞰しなければ戦争の真実はわからない。
ニワトリみたいに過去をすぐ忘れ、目についた自分に都合のいい事件だけを主張する煽リストが多すぎるのだ。

だいたいロシア軍が高給を払えるというのはどういうことか。
ロシアが制裁に屈してないということだし、辺境に住む貧しい少数民族の若者にとっては、ありがたいことではないか。
日本人だけが知らないだけで、ロシア人はみんなウクライナ戦争が、ロシアと西側枢軸国の戦いだということを知っている。
この戦争に負けたらロシアはどうなるかということも、みんな自覚しているはずだ。
だから高給で釣らなくても、あるいは街を歩いている若者をいきなり拉致しなくても、進んで召集に応じる若者だってたくさんいるだろう。
死ぬ可能性だってウクライナ兵のほうがずっと高いんだし。

このあとロシア軍に召集されたアモノフさんという兵士が出てきて、ぐちゃぐちゃとロシア軍の内情を暴露する。
彼の経歴が本物なら、これもまたロシアをけなすプロパガンダだろうということは、観るまえからわかる。
ロシア軍は兵士の命を顧みない軍隊で、アモノフさんはこれ以上人間を殺傷するのに耐えられず、兵営を脱走したというんだけど、ずいぶんあっさりいうじゃないか。
なんでそんなに簡単に脱走できたんだよ。
彼も北朝鮮の兵士と同じ、やらせ用の役者じゃないのか。
北の兵士も、以前ふたりだけ捕虜が出てきたけど、それっきり具体的な続報がないぞ。

おまけに由井秀樹サンがつけ加える。
ロシアの好景気は、ウクライナ戦争で兵器の増産をしている軍事産業が支えているなどというけど、おおきなお世話だ。
アメリカだって景気のほとんどを、兵器産業と保険業界と医療業界という、3大極悪業界が支えているということを知らんのか。
あまりにわかりやすいプロパガンダなので、わたしはやっぱりわかりやすいプロパガンダの見本としか思わない。

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2025年3月13日 (木)

欺瞞

フィリピンのドゥテルテもと大統領がICCに引き渡された。
これはムチャである。
たとえば日本国内で是非が裁かれている被告を、日本の頭ごしにいきなり海外の裁判所が逮捕できるものなのか。
日本の検察庁がろくな取り調べもしないまま、逮捕の翌日に被告を、海外の警察機関に引き渡してもいいのか。
ICCというのは加盟してない国には、なんの権限もない機関だし、フィリピンは加盟してないのである。

ドゥテルテさんのやったことは、NHKも「麻薬戦争」という言葉を使っているくらいだから、戦争なら死者が出ても不思議じゃないし、死者が出たからケシカランというなら、イスラエルのネタニヤフさんはどうなのだ。
イスラエルには遠吠えだけで手が出せないICCに、フィリピンのもと大統領を裁けるのか。
いやいや、ドゥテルテさんの逮捕は、ICCの欺瞞をあばくいい機会かも知れない。
たぶんすったもんだしたあげく、無実の判決が出て釈放されることになるだろうけど、これからも彼がどう裁かれるか、注視していくことにしよう。

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別の見方

この世界にはふたつの行き方がある。
ひとつはウクライナを擁護する人々で、もうひとつはロシア(プーチン)を擁護する人々だ。
たとえは悪いけど、ウクライナを擁護する人々の意見は、ココログの久美(のNEWSな日記)ちゃんの意見に代表される。
理屈や根拠は示さない、ただ好きだ嫌いだという感情論のようなものだ。
いや、オレはあんなにレベルが低くないと、ココログの「ありんくりん」さんや、「代替空港」さんなどはいうかも知れないけど、軍事オタクぶりをひけらかしているうち、ウクライナ軍は侵入したクルスクからも追い出された。

SNS上にもたくさんのウクライナ擁護派の意見や映像が上がっているけど、身びいきの偏向したものばかりだ。
全体を見通すことが出来ず、つねに最近のこちら側からの報道だけを取り上げ、自分に都合のよいものばかりを拾い出す。
そうやって自説を構築しているうち、いつの間にかウクライナ軍とヨーロッパはあとがないところまで来てしまった。
彼らが劣勢に追い込まれたのは、トランプさんのせいだけじゃない。

ロシア擁護派はというと、ココログでは「大地舜」さんがいるし、ほかにも「耕助のブログ」さんや「極東ブログ」などがあり、SNS上には、たとえば最近見つけた経済学者のジェフリー・サックス教授や、国際政治学者ジョン・ミアシャイマーさんの映像がある(字幕はYouTubeの設定から)。
ここではわたしのブログに触れないけど、有名人の意見にはすぐ左右される人たちに、世間にはこういう意見もあるということを知ってほしいし、どちらが説得力があるか、あなたが自分の頭で判断してほしい。

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2025年3月12日 (水)

ディール(取引)

トランプさんは予測不能なところがあって、先を見通すのがむずかしいけど、ウクライナ問題でいってることは、よく考えるとそれほどむずかしくない。
彼のいってることは殺し合いをやめさせることだ。
いまNHKを始めとするマスコミは、アメリカとウクライナが条件を出した、あとはプーチンが呑むかのどうかだとゴチャゴチャいってるけど、プーチンが呑めない条件を出して、ロシアが拒絶した場合、戦争はまだ続くことになる。
これではトランプさんの公約違反だから、彼はプーチンが呑める案を出すしかない。

プーチンが呑める案とはいったいどんなものだろう。
トランプさんはウクライナが負けていることも知ってるし、クリミア半島がロシアのぜったい譲れない生命線であることも知っている。
こう考えれば、停戦の条件もおのずから明らかだ。
クリミア半島と東部4州の割譲、それしかない。
ウクライナにとってディールといえるは、ウクライナの主権を守ることで、これならウクライナのメンツも保てる。
負け戦のゼレンスキーさんには、選択肢は多くないのだよ。

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ドゥテルテさん

先日のNHK国際に、太平洋諸島フォーラムのワンガ事務局長という人が出てきて、いやあ、うちらはどちらにも味方しません、中立ですよといっていた。
太平洋諸島もいま流行のあいまい路線で行くつもりらしい。
インドあたりが始めたどっちつかずの政策で、ほんとうはアメリカが主導する国際秩序に反感を持っているんだけど、そんなことはおくびにも出さず、にこやかに微笑んで、両方からもらえるものはもらうという行き方。
おもしろくないのは西側に所属する日本だけど、にこやかに微笑まれては文句をいうわけにもいかない。

そんなおりに『ドゥテルテ前比大統領を逮捕』だって。
これも西側とBRICSの綱引きという、ウクライナ戦争の余波だろうねえ。
いま現在、アジアで西側の味方とはっきりいえる国は、日本、韓国、台湾ぐらいで、ほかの東南アジアの国は、みんなあいまい主義に右へならえ。
なんとかしてBRICSやグローバルサウスのメンバーをひっぱがしたい西側は、可能性のありそうなフィリピンに猛烈な工作を仕掛ける。
フィリピンの現大統領のマルコスさんも、本心ではあいまい路線を取りたいんだけど、そうはさせじと、コネや過去の支援の義理人情、アメリカの息のかかった国会議員を総動員して、このままではスカボロー礁を奪われますよと、フィリピン国内に無理やり不安を生じさせる。
ようするにフィリピンを分裂させればなんだっていいのだ。

ドゥテルテさんもとんだとばっちりを食ったもんだな。
彼のやったことはギャングは見つけ次第射殺しろってことで、荒っぽいけど、フィリピンがメキシコ、ブラジル、中南米のようなギャング国家になるのを防ぐにはそれなり効果があった。
中南米でも同じことをすればギャングが一掃されるはずだけど、ここはアメリカのおひざもとで、米国製の火器のお得意様だし、麻薬の貴重な供給元だから、すぐに人道問題だと騒ぐリョーシキ派が出てきて、犯罪者は罪に問われず、ますますつけ上がる。

フィリピンの場合、ドゥテルテさんのおかげで国民は安心して眠れるようになったのだから、リョーシキ派に耳を貸す必要はない。
ICCのいうことは、プーチンの指名手配以来、信用できないというのがわたしの見立てだから、そっちのいうことも聞く必要はない。
治安部隊に殺された人々の家族が訴えているらしいけど、それってみんな他人の幸福なんか一顧だにしないギャングの家族でしょ。
アメリカが支援していた国は、どうして倶利伽羅悶々ばかりになるんかね。
西側が口を出さずにフィリピンの自由意志にまかせれば、この国もうまく西と東の綱渡りをするかもよ。

話は変わるけど、わたしがいつもスーパーで、これって決めている愛用の豆腐の質が、目に見えて(食べてみても)、食感が変わったねえ。
絹ごしがまるで木綿みたいだ。
ものみな高騰でメーカーも苦しいんだろうけど、こんなところにも日本の暗い未来が暗示されているような気がする。

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2025年3月11日 (火)

訂正

訂正をしておく。
×今日はこれからiPhoneを買いに行く
◯今日はこれからiPhoneのバッテリー交換に行く

え、お米の値段にビクビクしている年金暮らしのじいさんが、iPhoneを買えるわけがないでしょ。
8年間使ったiPhone7が、とうとうバッテリーが使えなくなった。
8年というのはずいぶん使ったもんだけど、わたしの場合、電話機としてではなく、外でインターネットをするさいのルーターとしての使い方がほとんどだから、これだけもったらしい。
このあと家電店でカワイイ女の子に出会って、予定が大幅に変わり、ついに新しいスマホを買わされてしまい、いまそれを目のまえに置いてドタバタしてるとこ。
なんてこの歳でスマホに使われなくてはならんのよ、トホホ。

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今日の予定

バカばかりやってるな。
日本だけ関税政策を除外してもらおうなんて。
ガチガチに硬くなってトランプさんと会った内弁慶のゲル君ではなく、安倍さんちの昭恵さんを臨時の経済産業相に起用したほうがよかったのに。

「ゼレンスキー氏の支持率上昇68%に」
これはSNSの見出し。
バカいってんじゃないよと思ったら、これは朝日と並んでデタラメ報道機関に成り下がった毎日の記事で、しかもソースがウクライナの研究機関のものだった。

という記事を残して、今日はこれからiPhoneを買いに行くのだ。

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2025年3月10日 (月)

今年のウメ

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えい、今年も全生園のウメが満開になったよ。
  いくたびの怨嗟も花に埋もれゆく
         鼻孔に春の訪れを知る

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禁句

疑問がひとつ。
なぜこんな敗戦濃厚、しかも味方は軒並み青息吐息という事態なのに、EUの国の中に、そこまでしてウクライナを守る必要があるのかと疑問を呈する国が出てこないのか。
もちろん1カ国でもそんな疑問を発したら、あっという間に弱小連合のEUとNATOが結束が崩壊しないともかぎらないからだろう。
もういいかげんにしてほしいわのメローニさんも、この疑問だけはぜったいに口にしないのだ。
口にしなくてもそうなんだろうなあと、誰でも思う。
おかげで彼女とゼレンスキーさんが不仲だというフェイクニュースが飛び出して、わざわざファクトチェックセンターが否定する始末。
いちいち騒ぐから怪しまれるんだよ。

「ロシアで『経済危機』報道相次ぐ」
これはデジタル産経のニュースの見出し。
プーチンはなにもいってないのに、ホント、ご親切なこと。

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2025年3月 9日 (日)

ふたりの大統領

ああ、わたしの予想がはずれたよ。
韓国の尹大統領、反乱罪で逮捕されてこのまま政治生命も終わりかと思ったら、さすがは検察上がり、みごとにドローに持ち込んだ。
ふつうならあの国で水に落ちた犬は徹底的に叩かれるはず。
しかし国民の顔の向きが司法より優先する国だから、この調子ならさらに逆転もあり得るな。
予想がはずれたけど、日本に融和的な大統領だから、ま、ヨカッタ、ヨカッタ。

シリアのほうじゃわたしの予想が当たって、やっぱりアサド君のほうがよかったってことになるかも。

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久美ちゃんの失望

ひと眠りして、録画しておいたNHKのサタデーウォッチ9を観たら、御用解説者の小泉悠さんが出ていた。
ココログの久美(のNEWSな日記)ちゃんは彼のファンだから、嬉しがっているだろうけど、わたしには新味のない解説だったねえ。

ゼレンスキーさんがトランプ大統領にすり寄るのはなぜでしょうという質問に、アメリカの支援がなければ戦争に勝てるはずがないからと答えていたけど、そんなの当たり前で、だれでも知ってることじゃないか。
知らないとすればNHKがアホなだけで、報道機関とはいえないことになる。
ウクライナ兵士がいまごろになって、アメリカに感謝してますなんて言い出したのは、ゼレンスキーさんとトランプさんの会談が決裂してからだヨ。

それ以上に情報を送ってもらえなくなったのが大きいでしょうと、小泉サンはいう。
スターリンクに象徴される監視衛星の情報がなければ、ウクライナ軍は盲目のようなもので、こちらのほうがミサイルや砲弾より大きな損失だと、そんなことはわたしみたいな素人にでもわかっていた。
米軍が手薄な場所を教えてくれたからこそ、クルスクの越境攻撃も成功したのであって、しかしすぐに反撃されて、最新の戦況ではクルスクのウクライナ軍は完全に包囲されているそうである。
まあ、心配はしてないけどね。
降伏すれば捕虜になるだけで、ロシア軍がウクライナ兵を虐殺するはずもないし。

ごたごたいわずに、もう無理です、ウクライナに停戦交渉で条件を出す権利はありません、無条件降伏しかないでしょうとどうしていえないのか。
このことは小泉サンはひとこともいってなかったけど、素人のわたしはいってしまう。
小泉サンが失業したら、久美ちゃんは失望するかも知れないけど、世界は平和になります。

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2025年3月 8日 (土)

お米

お米まで投機の対象になっちゃったようで、こうなったら米も、塩・タバコみたいに国の財政専売品にしなけりゃだめだな。
生産者、消費者、よけいな外野からも苦情が出そうだけど、かっては高く買った米を、消費者には安く売るという手品みたいなことをしていた時代もあるんだから、日本政府にやれないはずはない。
差損はもちろん税金でカバーするのだ。
税収がない?
日本ももう戦後80年も天下泰平をむさぼってきた。
省庁のなかには平和ボケして、無駄な費用を使ってなんとも思わない部署がたくさんあるに違いない。
たまにはトランプさんや小泉純一郎みたいな、乱暴といえるほどの改革者が現れて、思い切った整理をすればいい。
日本ももう大国ではありません、これまでみたいに途上国の支援はできませんのでハイと、外国への支援を見直す手もある。

こうやって投機スジに引導を渡して、生産者、消費者のどちらも幸福になるという政策をとれば、首相があわてふためいて朝令暮改に走ることもなくなるのとちやうか。
わたしの家ではそろそろ米櫃がカラになってきたよ。
早く放出した米が出まわらんものかねえ。

トランプさんがロシアにも制裁を強化すると言い出した(みたい)。
ざまあみろというロシア嫌いもいると思うけど、こういうことは素直に信じるのではなく、どうしてなのかと疑問を持ち、理由を自分の頭で考えてみることが必要だ。
わたしはいま理由について考えているところだ。

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強調するNHK

トランプさんのやることなら、とことん因縁をつけようというNHKは、昨夜は南アフリカを持ち出した。
アパルトヘイトが長くて続いた南アフリカは、現在では黒人が主導する国になっている。
その南アで長年放置されている土地などを、国が補償なしに取得できる「財産収用法」という法律が成立し、イーロン・マスクがケシカラン、そんな国への援助をやめろと言い出した。
トランプ憎けりゃマスクも憎いというNHKは、さっそく南アの肩を持つ。

しかしわたしが見たところ、そんなにあげつらうようなものじゃないね。
たしかに援助をやめられたり、関税を増額されては困るけど、南アはBRICSのメンバーで、ウクライナ戦争ではトランプさんと意をひとつにする国だ。
しかも今年は南アでG20が開催の予定で、南アは主催国としてアメリカの機嫌を損ねたくない。
だからグズグズいってもどこまで本気なのかわからない。

白人の土地を取り上げたアフリカの指導者は以前にもいて、わたしのブログのアフリカ紀行を読めばわかるけど、ジンバブエのムガべ大統領もそうだった。
結果はかんばしいものではなく、アフリカ人自身に土地の管理や農業をさせると、たいてい失敗する。
どうも血統としてアフリカ人はのんびり生きるのがモットーで、汗水たらして働くのは性に合わないらしい(わたしもそうだけど)。
現在では黒人も労働の管理は白人にまかせたほうがうまくいくと悟って、とくに文句はいってないようだ。

だから「財産収用法」も目的はべつにあるんじゃないか。
南アの白人は全体の7パーセントで、すべての土地の70パーセントを占めているそうだけど、現時点では、補償もなしに白人が土地を奪われたという事態にはなってないらしいし。
白人のワイン製造業者は南アの法律よりも、トランプさんの関税のほうに恐々としていた。

イーロン・マスクがわたしのブログを読んだかどうか知りませんよ。
しかしポール・セローの本は読んだかも知れない。
現金で支援すると、アフリカ人はそれに慣れて働かなくなるということは、P・セローの本のあちこちに出てくる。
むずかしいことだけど、E・マスクが支援を見直そうというのも間違っているとはいえない。
しかしトランプさんはすべてを廃止するのではなく、いったん停止して、悪いところだけを改めようといってるのだ。
最近のアフリカには教育熱心な指導者が現れていることも事実である。
間違っていると思えば朝令暮改で改めるのがトランプさんだから、いえるのはNHKみたいに、この件は国際報道がわざわざスポットで特集するような件ではないということだね。

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2025年3月 7日 (金)

無理

いちばんこわもてで、ヤクザの親分みたいなハンガリーのオルバンさんが、いちばんまともだよ。
「ウクライナへの軍事資金援助、欧州を破滅させる」
これはSNSの見出しだけど、ウクライナに1500億ユーロの支援をしようというEUに、ただハンガリーだけが反対した。
そりゃそうだ。
そんな金がどこにあるんだ。
ドイツなんかウクライナ戦争のおかげで、自ら世界最大の購買国の中国や、ロシアの市場を放り投げ、フォルクスワーゲンが海外に移転しようかという瀬戸際だぞ。
フランスのマクロンさんは金持のぼんぼんで、金の苦労を知らない無責任な若造だ。
日本?
アホいっちゃいけない。
うちも令和のコメ騒動や、高額医療費の引き上げ見送りで、そんな余裕はないんだわさ。

それでもEUに期待をつなぐそこのアンタ。
それはもはやロシアが嫌いという感情論でしかないね。

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昨日のNHK

NHKの報道の特徴に、過去の事例を持ち出して、いまもそうだというものがある。
ソ連の時代のロシア、毛沢東の時代の中国を持ち出して、だから(いまの)ロシアも中国も恐ろしい国だというのである。
そのくせアメリカでインディアンが殺戮されていたころのことは、ほとんど無視だけど。

昨夜の国際報道に台湾の2.28事件が取り上げられていた。
いったいいつの話だいと念のため確認してみたら、1947年で、戦後すぐの事件だった。
それなら、もちろんわたしは知っている。
国共内戦で敗れた国民党が台湾に逃れてきて、もともとそこに住んでいた本省人という台湾人を虐殺した。
わたしの愛読書である司馬遼太郎の「街道をゆく・台湾紀行」にも書かれているし、映画「悲情城市」は、このころの台湾を描いた名作だ。

つまりまだ大戦の余波が残っていて、戦後の政治体制に、民主主義でいくか、新興の共産主義でいくかと、人々が目標を決めかねていたころである。
朝鮮戦争はもうすこしあとだけど、ここでも北朝鮮、アメリカ軍とを問わず、済州島事件のようないまわしい虐殺事件が各地で起こっている。
台湾で足もとの定まってなかった蒋介石は、強引に島民を支配下に置こうと、手っ取り早い中国式解決方法をとったのである。

その後台湾では38年間も続く戒厳令が布かれた。
しかし1975年に蒋介石が死ぬと、後継者の蒋経国は独裁政治の限界を悟って、徐々に台湾をオープンな民主主義国に変えていく。
戒厳令が終わって、かって日本軍にも所属していた李登輝が総統になるころは、台湾は現在のような中堅の先進国に様変わりしていた。

それから歴史は一巡して、すべてが過去のことになった。
2.28事件のことをおぼえている人がどのくらいいるだろう。
歴史を忘れない努力は必要だけど、今の中国政府と過去の中国政府を同一視するべきではない。
香港が返還されたあと、あちこちで学生デモが起こった。
わたしはまた中国の軍隊によって、中国式解決方法がとられるのではないかと心配した。
そんなことはなかった。
香港に乗り込んできた大陸の警察は、まるで日本を見習ったかのようにソフトで、自由の女神の周庭ちゃんなんか、さっさとカナダに亡命したのに、べつに家族に難が及ぶわけでもなく、中国政府はやっかい払いしたなって感じ。

どうしていまNHKは2.28事件を持ち出したのか。
前出の映画も台湾ではかなり有名だから、台湾人がこの事件のことを知らないわけじゃない。
平和ボケした日本人に、他国の過去の汚点を無理やり教え込んでも仕方がない(歴史に興味のある人ならとっくに学んでいる)。
これもつまり、なんとか中国の悪い印象を広めようというNHKの陰謀だな。
ウクライナ戦争が思うような展開にならず、台湾有事も頓挫しそうなので、NHKはもうヤケッパチになっているんだよ。

おまけ
NHKの恒例のダブルスタンダード。
ロシアと北朝鮮の接近は、北の核開発を強力に押し進め、核軍縮を逆行させると、ロスアラモス研究時のシグフリード・ヘッカー博士の警告。
そのくせマクロンさんの、核の傘をヨーロッパに広げようという提案にはなにもいわないのだ。

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ソドムの崩壊

お、ひさしぶりにいい話題だよ。
フランスのマクロンさんが自分とこの核兵器を、ロシアの侵略におびえるNATO諸国の防衛のために使おうって。
ナニ考えてんだろうね。
もはや核不拡散条約もなにもないじゃん。
たとえばいまのゼレンスキーさんなら、追いつめられて後がないんだから、もらえばすぐに使うだろう。
核戦争の始まりだよ。
いい話題という理由は、わたしもいよいよ歳で、あとがないから、このへんでみんな揃ってあの世に行くのも悪くないなと。
無責任だけど、いまの世間に無責任でない人間なんているのか。
日本の公共放送までせっせと分断をあおる時代だ。
ソドムとゴモラのように、退廃しきったこの文明は焼き尽くされて当然なのだ。

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2025年3月 6日 (木)

また不景気?

ここはニセコかシャモニーかってなもん。
あ、昨夜のNHK国際報道。
いつも不景気を強調している中国で、新しいスキー場がオープンしたそうだ。
だだっ広いゲレンデの周囲には、ここが中国かと驚嘆するスイス風のホテルやリゾートマンションが立ち並び、いったいどこが不景気なんだよ。
2、3日まえには同じ国際報道で、職を求める農民工や、出世コースからはみだした若者たちの悲惨な報告があったばかりなのに。
疑い深いわたしは、生成AIディープシークによる、合成映像かと思ってしまったではないか。

注目しなければいけないのは、これも習近平さんの貧困撲滅運動の一環であることだ。
このスキー場のある場所は、それまでなにもない貧しい山村だったけど、スキー場ができて観光客が押し寄せ、落とす金や生まれた雇用などで村民はみんなホクホクだそうだ。
こういう点でも日本を見習ったんだろうねえ。
国民がみんな日本に行きたがって困るので、そんなら自分の国にも日本に負けないリゾートを作ってしまえと、いくら日本が南北に長く、スキーからダイビングまでの行楽に不自由しないといったって、東西南北あらゆる方向に長い中国にはかなわない。
そのうち観光立国の名声も中国に奪われるな。
もっともそのうち日本の湯沢みたいに、バブルがはじけて閑古鳥が鳴くかも知れないけど。

国際報道では中国、ロシア、そしてトランプさんのアメリカが手を組んで、世界を3強で支配しようとしてるんじゃないかと、いらん心配をしていた。
支配というのはどういうことだろう。
アメリカは途上国に対して、わがままで強引なことをいったことがあるけど(いまでもいってるけど)、鄧小平以降の中国や、プーチン以降のロシアが、近隣の国にそんなことをいったことがあるか。
ちょっとまえに観たテレビ番組ラオス〜中国鉄道のように、途上国への支援にもなることばかりなら、他人が文句をいったり、警戒をする必要はない。
ないものはお互いに融通しあうという精神を持ち、世界が手をとりあって協力し合わないかぎり、ケチな考えの日本と西側先進国は、そのうち間違いなく途上国におちぶれる。
お米の値段が5キロ2000円以下という時代は永遠に来ないさ。

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戦略家

ココログのありんくりんサンは、ロシアのプーチンを無能な独裁者と呼ぶ。
わたしは逆に彼がひじょうに有能な戦略家だと思う。
その理由を述べるから、久美(のNEWSな日記)ちゃん派も寄っといで。

ウクライナ戦争の初期には、プーチンもアメリカがこれほど肩入れするとは思わず、ゼレンスキーさんが本気でロシアの黒海艦隊の旗艦を撃沈するとも思ってなかったから、覚えず不覚をとった。
相手が本気だとわかったあと、最初はキエフも占領しようと考えていた彼は、すばやく方針を転換した。
キエフはロシア人にとってもこころの故郷だ。
アメリカの応援を得て、徹底的に抵抗しようというゼレンスキーさんにあっては、無理に攻撃すると美しい古都のキエフを灰燼に帰することになりかねない。

それでキエフが無傷のままロシア軍は撤退した。
おかげでいまでもロシア軍はだらしないと西側から侮られている。
しかしプーチンはワグネルのプリゴジンさんが踏ん張っているあいだに、クリミア半島と東部4州に鉄壁の防衛ラインを築いていた。
これはロシアがウクライナ全土を占領するつもりはなく、ロシアの戦争目的はクリミア半島だけにあることを証明し、あとあとでヒトラーの汚名を着せられることを避ける意味があったのだ。
彼が築いた防衛ラインは絶大な効果を発揮して、それ以来ただのいちどもウクライナ軍は、竜の歯と呼ばれる防衛線を突破できてない。

プリゴジンさんが犯人不明のまま飛行機事故で死んだとき、プーチンはロシアのために時間稼ぎをしてくれた戦友の死をどう考えただろう。
このあたりから攻守は完全にその立場を変えて、ウクライナ軍は敗走に敗走を重ねることになる。
それでもプーチンは相手を一気に殲滅することはなかった。
あまり性急に相手を追いつめると、かえって西側を結束させることになりかねないし、いたずらに兵士を死なせたくもない(ちなみにロシア軍の死者数というのはすべて西側の発表した数字である)。
プーチンはクリミア半島と東部4州だけは譲らないという姿勢を見せたまま、ゆっくり時間稼ぎを図った。
もはや実力の差はあきらかで、アメリカがいくら支援したって、戦争を長引かせるだけ、ウクライナが決定的な勝利を得られるはずがない。

プーチンは戦線を両にらみで、直前のウクライナ軍だけではなく、つねにその後方に控えるアメリカやNATOとの間合いも測っていた。
彼が有能な戦略家というのはこのことだ。
膨大な数のドローンやミサイルで攻撃されながら、キエフは依然として美しい古都のままだし、市民の被害もイスラエルがパレスチナ人にやっていることに比べれば、意外なほど少ない。
プーチンが戦後のことを考えて、攻撃の的を慎重に選んでいることはまちがいない。

さあ、どうだ、久美ちゃん。
あなたが憎んで憎み足りないプーチンのほうが、戦略家としては、ゼレンスキーさんや、力まかせしかないバイデンさんなどより、はるかに有能なんだよ。

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2025年3月 5日 (水)

トランプの闘い

いまトランプさんの演説を観ていたけど、内容の是非についてはあとで考えるとして、すげえなと思ったのが、原稿なしにべらべら1時間40分も話し続けていたこと。
おもわせぶりなジェスチャーがいっぱいで、政敵に対するジョークまで交えて、まるでトランプ劇場だ。
どこかにプロンプターでもあったのかしら。

おかげで終了したあと、NHKの国際部デスクも口をあんぐり、くやしそうな顔以外になにもできやしない。
そして議場がまっ二つに分かれ、共和党のほうは拍手喝采なのに、民主党のほうは沈黙したまんま。
日本のなれあい政治とは違うねえ。
このくらい迫力のある政治をしてくれれば、もっと政治に関心を持つ人も増えるんじゃないか。

わたしがココログ列伝に推薦しておいた「久美のNEWSな日記」の久美ちゃんが、もうやたらめったら元気がいい。
彼女のブログはひじょうに参考になる。
いえ、べつに彼女が国際情勢に精通しているからという意味じゃなく(どっちかというとその反対だけど)、彼女の意見が、いまの日本のだまされやすい人々の意見を代表していると思うからだ。
普段からわたしはそういう人たちの意見を知りたいと思っているのに、わかりやすくて、これがそのスジの代表的意見というものになかなか出会えなかった。
ん、これはいい、これからは久美ちゃんの意見を、アンチロシアの代表としておおいに参考にしよう。

わたしはトランプさんの未来を楽観視しているわけじゃない。
彼の本心がアメリカの政治の大改革だとしても、抵抗はさらに激しいものになるだろうし、いまやんやの喝采をしている仲間の共和党議員や、国民が牙をむく可能性も依然として高いのだ。

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不景気?

中国で全人代(全国人民代表会議)が始まった(またイヴァン・ウイルさんがなんか書くだろう)。
中国政府は景気浮揚対策に余念がないはずだけど、昨日・今日のNHKはまた中国の不景気を強調していた。
いま制裁を受けている最中だから、不景気でないはずはないけど、いちいち日本が心配してやるほどひどいものなのか。
「国立大の工学部でもパチンコ屋やスーパーに就職」
これはどこかで見かけたSNSの見出しだけど、日本のものである。

貧しい人はどこの国にもいる。
中国だって景気のいい勝ち組はいるはずだから、いちばん底辺だけを取り上げて、その国の全体を評価するのはおかしい。
番組の背景までにらんでみると、べつに路上にホームレスが溢れているようでもないし、餓死した死体がごろごろしているわけでもない。
これならフィラデルフィアあたりのほうがよっぽどひどいぞ。
YouTubeを観ると、アメリカの大都市じゃまっ昼間からホームレスが溢れ、ゾンビのようなドラッグ中毒の患者がさまよい歩いている。
いったい心配しなくちゃいけないのはどっちだ。

トランプさんは中国にも関税をかけた。
いちおう中国のほうも対抗関税をかけたけど、はたしてどこまで本気なのか、わたしはじっと注目している。
トランプさんの手法はムチャであっても理解できるものだし、バイデンさんのような、戦争をあおって金儲けをするような詐欺師大統領よりはマシだ。
だから中国はトランプさんに本気で抵抗しないと思うし、アメリカも中国に対しては、どこか腰が引けているような気がする。

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こだわらない男

トランプさんはノーベル賞が欲しい。
だから今回のケンカ別れも彼にとって想定外だ。
というのがNHKの見立て。
トランプさんがそんなにノーベル賞にこだわっていると思うのか。
NHKはデタラメを強調したり、捏造をするのは得意だけど、人間の心理を見抜くのはペケのようだ。

ゼレンスキーさんがごたごたいうと、そんならやめた、やめたと、レアアースの権益にもこだわらない姿勢。
以前のトランプ政権のときにも、トランプの野郎はノーベル賞が欲しい、だからいまならオレたちの言うことを聞くだろうという北の正恩クンの期待を裏切って、がたがたいうなら帰ると、さっさと放り投げてきた大統領じゃないか。
彼はモノにこだわらない。
ポーランドの外相が、ノーベル賞はヨーロッパの賞だ、欲しけりゃウクライナ支援を続けるべきだなんていっていたけど、まるっきり逆効果。
ノーベル賞? くれないんならいらねえよというのがトランプさんなのだ。
NHKももう少し本でも読んで、人間心理から勉強したほうがよい。

「EU、『再軍備』125兆円 ロシアの脅威に対抗」
やせぎすのメンドリ見たいなフォンデアライエンさんがこう吠えた。
わかってんのか。
それを捻出するのがどんなに難しいか。
なんでワイロ漬け国家ウクライナのためにそんな金を出さなけりゃいかんのだ。
ヘタすりゃEUの加盟国のほうが先にぶっ倒れるよと思いつつ、よく読んだら、“再軍備計画が実行されれば”という但し書きつき。
なんだ、そうか、あはは。
ん、早トチリして損したよ。

けっきょくゼレンスキーさんはレアアースを差し出すようだ。
見返りにミサイルや大砲の弾をもらえると思ったら大間違い。
トランプさんの狙いは、これ以上戦争を引き延ばすことじゃないんだから。
それよりゼレンスキーさんは、英仏のいう停戦期間中に大統領選挙をして、国民の信を問い、もしも再選されれば、トランプさんにも強く出られるし、そっちのほうが延命の目はある。
NHKは、選挙をすればロシアが介入すると、結果を見ないうちから決めつける。
なにがなんでも因縁をつけて、戦争を引き延ばしたいらしい。
これで岩屋外相の入国禁止がケシカランて。

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2025年3月 4日 (火)

フキノトウ

1342a

大船渡の山火事、発生してからもう1週間経つのにまだ消し止めることができない。
たかが山火事が、最新の消火設備を備えた優秀な日本の消防隊と、自衛隊まで繰り出して消せないということが過去にあっただろうか。
これも地球温暖化の影響じゃないのか。
だからウクライナみたいな不良国家に関わらず、力を併せて異常気象に対抗すべきだといったんだよ。

1342b

話は変わるけど、わたしの団地のまえは花壇になっている。
となりの団地のまえは手入れする者がおらず、雑草が茂り放題だ。
雑草のなかにはハコベもあって、去年はそれを摘んで食用にしたこともある。
そんなあいだにフキも生い茂っていた。
ということを思い出して、あわてて行ってみた。
ちょうど刈り込み屋が入ったばかりで雑草は刈られていたものの、案の定あちこちにフキノトウが芽を出していた。
残念ながら行くのがちと遅くて、食用にするにはトウが立ちすぎだったけど、しかしご覧のとおり、八百屋に行く必要がないくらい。
来年は(それまで生きてれば)もうすこし早く行って、天然のフキノトウをたっぷりと摘むのだ。

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2025年3月 3日 (月)

今後の見通し

ケンカ別れに終わっても、SNSやマスコミはあいかわらずロシアを非難する論調ばかりだ。
トランプさんのゼレンスキーさんへの仕打ちがひどすぎるという人も多い。
わたしはそうは思わない。

プーチンが何もいわないから、ウクライナを、まるで血も涙もないロボット軍隊に痛めつけられる小国のように思うんだろう。
しかし戦争初期から西側は、ロシアの言い分にまったく耳を貸さなかった。
プーチンがどんなに説明や弁解をしたって、やっかましい、みんなロシアが悪い、ウクライナはせんぶ正しいの一点張りで、事実は曲解する、どちらともとれることはかならず自分たちに都合よく解釈する。
いくらプロパガンダ戦争だといっても、これじゃあ誰だってなにもいわなくなるさ。

親しい仲間のところに逃げ戻ったゼレンスキーさんは、英国やフランスの首脳と鳩首会談して、こうなったらレアアースを差し出すしかないというところまで追いつめられたんじゃないか。
問題は引き換えにウクライナの安全保障を引き出せるかどうかだけど、それは無理だ。
安全保障って、ようするにまたミサイルを提供するのか、平和維持軍を派遣するのか、それでは殺し合いをやめさせることにはならないではないか。
平和主義者のトランプさんは、プーチン大統領は約束を守る人間だと言い切った。
だからクリミア半島と東部4州を割譲すれば、戦争はこれ以上拡大しない。

わたしが引用したばかりの「極東ブログ」さんも、ロシアのヨーロッパ再侵攻はあり得るという立場のようだけど、ちょっと考えられないね。
仮にプーチンがウクライナに味をしめて、戦争が終わったあと、もういちどヨーロッパのどこか、たとえばバルト3国あたりに侵攻したとする。
これではトランプさんのメンツは丸つぶれだ。
いくらトランプさんが平和主義者だとしても、怒り狂ってまたNATOに復帰しないともかぎらない。
プーチンにすればロシアの平和が維持できればいいのだから、けっして少なくはない犠牲者を出すような戦争を、もういちど繰り返したいと思うだろうか。
ウクライナのつぎはヨーロッパだなんて騒いでいるのは、西側と、そのプロパガンダにまどわされているボンクラぐらいだ。

ウクライナを中立の立場に置くというのは、緩衝地帯ということで、ヨーロッパにとっても安全保障の役割を果たしていたんだよ。
ロシア、ウクライナ連合軍がヨーロッパに向けて進軍すれば、この監視衛星の時代に相手に悟られないわけがない。
いまは覇権主義や植民地主義の時代じゃないんだ。
世界は複雑にからみあっているから、ロシアにしても中国にしても、他国を強引に征服しようとすればかならずヤケドをする。
そんなくらいなら、自国の安全さえ確保しておいて、あとはひたすら繁栄に邁進したほうがいいに決まっているではないか。

トランプさんのケンカ別れは、つぎのステップに大きな影響を与えるだろう。
つまりこのままウクライナ戦争が終了すれば、台湾有事もしぜんになくなるはずだからだ。
ウクライナ戦争の結末を見て、それでも台湾人が戦争をしたいと思うだろうか。
殺し合いをするよりは、繁栄した大陸中国といっしょになるほうがいいと考えないだろうか。
始まってしまえば戦争から抜け出るのは容易じゃないけど、始まる前なら、それを踏みとどまるのは割合簡単だ。
このままで行けば、おそらく台湾有事など起こらない。
日本はふり上げた手の持っていき場所がなく、ハシゴをはずされてずっこける。

おかげでわたしも安心してあの世に行けるってなもんだよ。
あとは地球温暖化のほうが心配だけど、今度こそ世界が手をたずさえてこの国難、いや地球難に当たってほしい。

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やりとりの追伸

トランプさんとゼレンスキーさんの会談について補足しておこう。
SNSには会談を翻訳したチャンネルも無数にあり、なかにはTBS NEWS DIGの翻訳を見て、この翻訳は正しくない、ゼレンスキーさんの言い分を正しく翻訳していないという意見もあった。

わたしが読んだ翻訳はNHKによるもので、わたしの感想では、あのNHKにしてはまともなものだと思う。
うっかり偏った翻訳をすれば、もともとの会話の映像もそっくりSNSに上がっているのだから、たちまち英語に詳しい各方面から苦情がくる。
これではおかしな翻訳はできない。

人間というものは、自分が味方する側に好意的な解釈をしていないと、それだけであの解釈は正しくないといいたがるものだ。
そういう点を考慮すれば、冒頭のTBSの翻訳は正しくないサンも、当人の身びいきの結果と思える。
英語のわかる人で、文章の真意まで読み解く自信のある人は、NHKの翻訳を自分で観て、おかしな点を指摘してみてほしい。

NHKによる翻訳が公平なものだとすれば、翻訳された内容はどうか。
ひとつだけ例を挙げればゼレンスキーさんの意見にこんなのがある。
『しかし、2014年から2022年まで状況は変わらなかった。人々は停戦ラインで亡くなり、誰も彼を止めなかった。ご存じのとおり彼とは大いに対話し、首脳会談も行い、署名もした。新しい大統領として2019年に彼(プーチン)とマクロン氏(フランス大統領)、メルケル氏(ドイツ前首相)と停戦合意に署名した。皆が、彼はもうしないだろうと言った。ガスの契約にも署名した。
しかしその後、彼は停戦を破り、ウクライナ国民を殺害し、捕虜交換に応じなかった。われわれは捕虜交換に署名したのに、彼は実行しなかった』

これはあまりにもウクライナ側の言い分だけを押し通した自己中心的なものになっている。
ゼレンスキーさんのいう合意文書とはブダペスト覚書やミンスク合意のことだろうけど、それはわたしのブログに書いたように、ロシアが一方的に責められるものではない。
ウクライナ国民を殺害し、捕虜交換にも応じなかったというのも、西側のデタラメてある(ということをわたしは根拠を上げて書いてきた)。
プーチンが停戦に応じなかったというのもウソである。
なにをいっても領土を取り返すまでは譲らないと、とりつく島もなかったのはどっちだ。

デタラメはほかにもあるかも知れないけど、少なくともNHKの翻訳自体には間違いはないと思う

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2025年3月 2日 (日)

2人のやりとり

ゼレンスキーさんは会談がケンカ別れに終わったあと、ヨーロッパにもどってもとの仲間たちから激励された。
しかしもとの仲間たちはもともとウクライナの支援をしていた(いまさら止めるにやめられない)連中だから、驚くことはない。
むしろ彼らがこのへんで戦争をやめようといいだしたら、わたしのほうがビックリする。
日本のマスコミが同じように、あいかわらずゼレンスキーさんの肩を持つのも、日本が“西側した”というだけだ。

ところでココログではないけど、よそのブログに「極東ブログ」というものがある。
どういう個人?組織?出版社?が運営しているのかわからないけど、新しい記事ではトランプ、ゼレンスキーさんの因縁を、そうとう裏側までさかのぼって説明しているから、一読してみたらいい。
内容はココログのなんとかサンがやっているような軽薄なものではなく、かなりハードなものだから、読み通すのは楽じゃない(とくに文章を読むのがキライという人には)。

これを読んでいたら、トランプ、ゼレンスキー会談の全会話を翻訳したサイトがあることがわかった。
しかもNHKの国際報道にあるものだった。
文章量も多いし、全文を読むには手間がかるけど、トランプさんとゼレンスキーさんの会話のすべてがわかるから、どんなやりとりがあったのか知りたい、しかし英語はニガ手という人は、ぜひ読んでみるべきである。

やりとりA
やりとりB
やりとりC

あまりにも話題になった事件なのでNHKも無視するわけにもいかず、しかも英語版そのままの映像もSNSにたくさんアップされているから、デタラメな翻訳をするわけにもいかなかったのだろう。
「極東ブログ」とNHKのこのサイトを比べながら読むと、納得のいくこともある。
まえの米国大統領が詐欺師というわたしの見立ては正しかったようだ。

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分裂症?

わたしもほとんど分裂症だね。
昨日は録画した番組が「世界タウン・新大久保」、「美の壺/皇居」、「グレイトネイチャー/ブルガリア」、「街角ピアノ/G・ガルシア」だって、まったく脈絡はない。
でもこれが、わたしがいまでもいろんなことに好奇心を持っていることの証明だ。
そして好奇心こそ、わたしのいまの若さの秘密でもあるのだ。

いまや日本の外国と呼ばれる新大久保の「世界タウン」はおもしろかった。
わたしは外国に行っても田舎や辺境ばかり見たがるように、外国の文化や風習、ざっくばらんいえばその国の人々のありのままの生活に興味があるので、日本にいながらそういうものを見られるのはありがたい。
いま世界中が移民問題でガタガタしてるけど、どこに行っても宗教の呪縛からのがられない人たちはいるようで、日本に住むヒンズー教徒たちが、ようやく建設した小さな寺院で、押し合いへし合いしながら祭礼をするのがおもしろい。
日本に来てまじめに働いている外国人もたくさんいるし、数からいえばそういう人のほうが圧倒的に多いだろう。
悪質な外国人は、彼の本国よりはるかに優秀な日本の警察に活躍してもらって、どんどん逮捕、2度と日本の敷居はまたがせないようにしてもらえばいいんじゃないか。

わい雑な東南アジア的話題からいきなり殿上人の話題になっちゃうけど、つぎに観た「皇居」も素晴らしかった。
さすがに日本の最先端の匠たちが総力を上げただけあって、建物といい、庭園といい、賓客を迎えたさいの宴会用の調度品といい、まるで美術館で芸術作品を見せられているよう。
わたしはエルミタージュに行ったときのように、うっとりとして見惚れた。
皇室の存在はこういう日本の伝統美を保存し、訪日した外国の賓客をそれだけで畏怖せしめ、圧倒するところにある。
こういう点では荘厳な大寺院建築で、下々の者たちの畏れいらせようとする宗教に似てるけど、各国のゲストの中にはどんな審美眼を持った人がいるかわからない。
カルト宗教の総本山ではないのだから、ここはなにもかも本物でなければならないのである。
天皇陛下や雅子さんは、その上で演技をする役者みたいなもので、金に困ったといって、調度品ひとつ質屋に持っていくわけにはいかないんだから、イデオロギーなんぞの介入する余地はまったくないね。

こういう番組だけに力を入れておけばいいのに、なんでNHKはウクライナのプロパガンダばかりするんだ。
平和な日本は率先して平和を牽引しなければいけなのだよ。

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またHiroshiさん

『真実は1つではない』と言うのが私の立場です。
その意味で双方、知恵が足らないようにいつも感じています』

またHiroshiさんという人からコメントがついた。
冒頭に載せたのがその全文で、2月28日の「真実」という記事についたもの。
なんだか泥棒は犯罪ですからやってはいけませんといわれているようで、アタリマエすぎて何がいいたいのかわからない。
詳しいことは彼のブログを読めばわかるらしいけど、そのブログというのは、あいかわらず宣伝つきで、文章がいくつかに分かれているみたいで、どこからどこまでがわたしの記事に関わることなのかもわからない。
Hiroshiさんが「背教者ユリアヌス」を読んでいることだけはわかったけど、まさか中央公論社の宣伝係じゃないだろうなあ。
わたしは自分で考えるをモットーにしていて、若いころ乱読した本のおかげで、哲学的なことも、もう他人の考えに左右されないじいさんなんだけど。
なんで鈴木宗男さんや、安倍もと首相への非難が出てくるのかしら。

コメントに反論しておくと、そんなややこしいことじゃない。
彼のいうように“真実はひとつではない”かも知れないけど、世の中にはウクライナ寄りの意見だけを真実だと思う人が多すぎる。
だからわたしはロシア寄りの意見もあるという意味で、「真実」という記事を書いたんだけどね。

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2025年3月 1日 (土)

本心は?

トランプ、ゼレンスキー会談について、ウクライナ市民の発言がメディアに上がっている。
おおかたは失望したというものだけど、これは市民の声を忠実に拾っているのだろうか。
こういうインタビュー発言というのは、たくさんの発言の中から、こっちに都合のいいものだけを放送することで、いくらでもデタラメ・偏向・捏造ができてしまうのだ。
全体の意見を正しく拾いたければ、現在の状況を見て公平に判断することだ。
たとえば戦争が始まってもう3年、いっこうに勝利の目が見えず、戦死者の数ばかり増えて、女性まで兵士として徴用され、若者は街中で拉致されて軍隊に強制的に引っ張られる始末。
常識で考えて、こんな状態でまだ戦争を続けてほしいと考える国民がいるだろうか。
愛国心?
日本の特攻隊パイロットがみんな自分の意思で戦艦に突入したというのかい。
彼らだって生きられるなら生きたかったはずだ。
広島の江田島に行ってみろ。
あそこには特攻隊パイロットの遺書がたくさん展示してある。
無責任に騒ぎ立てるまえに、その文章の背後に隠された彼らの本心を読み取ってくれ。

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ケンカ別れ

世界が固唾をのんでいたトランプ、ゼレンスキー会談。
ケンカ別れというゼレンスキーさん(とNHK)にとって、最悪の結果になったようだ。
しかしウクライナ国民にとっては、また平和に1歩近づいたことは確か。
トランプさんがレアアースにこだわってないこともはっきりした。
彼は、これまで注ぎ込んでウクライナの悪徳政治家、官僚たちに中抜きされた支援金を、せめて埋め合わせさせてもらおうと考えたのだろう。

トランプさんは第三次世界大戦をギャンブルにしていると、ゼレンスキーさんを責めた。
わたしの言いたかったことだよ。
子供や孫がいて、未来がなくなっては困るはずの人でも、このことに気がつかない人が多いのに。
これはすべて、デタラメで日本人を洗脳してきたマスコミ、SNSの仕業だ。
いいかげんにしろ、いいかげんに。

最後に付け加えるけど、ココログのありんくりんサンがまたデタラメを並べているよ。
彼のいちばん新しい更新のなかに、誤りがいくつあるか数えてみて。

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談話

石破クンが80年談話を出すつもりとか。
安倍もと首相が戦後70年談話を出したものだから、オレもって、まるっきり自分の功績しか興味のない田舎代議士だな。
安倍もと首相の場合は、韓国との長年におよぶ慰安婦や徴用工問題に終止符を打とうと、さまざまに苦心した。
米国、欧州、中国やロシアを含む多くの国ともいい関係を築いた。
ゲル君もウクライナ問題を終わらせようと、日本がひと肌脱ぐくらいの根性はあるのかい。
いったい80年の節目になにかあげた功績があるのか。
あいかわらず力による領土変更は許さないなんて定番の原稿を読んでいるうち、アメリカのほうに先を越されそうだぞ。

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