フェイクに注意
昨夜のニュース9に、「世界一だまされない国」という特集があり、フィンランドの対応が取り上げられていた。
いまの世界にはフェイクニュースが溢れているから注意しましょうと、NHKがよくやる内容だけど、槍玉に挙げられるのはつねにロシアの報道だ。
いったいウクライナ戦争で、ロシアと西側のどちらがフェイクの発信は多いだろう。
ロシアびいきのわたしが見ると、プーチンももっと情報を発信したほうがいんじゃないかと思うくらい、ロシア側の報道は少ない。
ロシアの報道はなにをいっても無視されるという事情もあるし、プーチンという人の性格からしても、デタラメを振りまいて戦争に勝とうとするような人じゃない。
ひるがえって西側はどうか。
ロシアは兵士が足りない、兵器が不足する、制裁により財政が破綻する、プーチンはパーキンソン病だ、ラブロフさんは認知症だ、レオパルト2やF-16が到着したからもう大丈夫、そしてブチャの虐殺から始まって、ノルドストリームの爆破、怪しい偵察気球、クルスクの北朝鮮兵のことなど、ありとあらゆるデタラメは、これみんな西側の発信した報道である(デタラメである根拠はそのつどわたしのブログに書いてきた)。
相手が反論しないのをいいことに、ユーチューバーの中には、ロシアをけなすことをメシの種にしている者もいるくらいだ。
気がついたらウクライナも西側も、あとがないところまで追い込まれていたのにね。
そんなデタラメの本舗であるNHKが、フェイクに注意しましょうというのを聞くと、悪い冗談としか思えないんだよ。
このフィンランド特集のあとに、また中国は景気がわるいという報道が出てきて、どこかで観た映像だなと思ったら、11日に別府正一郎サンの報道で似たような映像が流れていた。
中国をけなす材料が払底して、ニュースとはいえない古い映像まで使いまわしているらしい。
これでは頭がよっぽど腑抜けになってる人でもないかぎり、もはやNHKを信用する人はいなくなってしまうワ。
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