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2025年8月21日 (木)

NHKの紀行番組

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録画したおいたNHKのテレビ番組に気になるものがあった。
「新日本紀行」というもので、昭和49年に放映されたものを、4Kに模様替えして再放送したものだった。

気になったというのは「種市南部潜水士」というサブタイトルを、どこかで聞いたおぼえがあったからである。
最近では似たような番組に「新日本風土記」というものがあり、これもわたしはファンなので、まぎらわしいけど、それは2011年(平成23)放送開始なのでまだ新しい。
昭和49年というと、はてね、わたしは何をしていただろう。

長く風来坊をしていたわたしの部屋には、そのころ、だいたいテレビがなかった。
わたしがテレビに興味をもったのは、30代を過ぎて、会社の同僚に中古テレビを譲ってもらってからだった。
ただし、もらってからは、わたしはすぐにテレビが情報の宝庫であることに気がついた。

そのころわたしが熱心に観たのが、NHKの紀行番組で、なかでも山根基世さんが案内係をしていた「関東甲信越小さな旅」がお気に入りだった。
この番組は、案内も室町燈子さん、桜井洋子さんなどと交代しながら(もちろん男もいる)、そのうち“関東甲信越”という言葉がはずされて、ただの「小さな旅」になって、いまでも続いている。
紀行記系統の番組はほかにもあって、「ぐるっと海道3万キロ」、「にっぽん水紀行」など、みんなわたしの好きな番組だった。

わたしの気になった“種市南部”というタイトルは、昭和49年にまだテレビがなかったのだから、この番組ではなく、もっとあとの紀行番組に出てきたものらしい。
南部もぐりといわれるヘルメット式の潜水士を育成する種市町(現・洋野町)は、たぶん「ぐるっと海道」にも取り上げられたことがあって、わたしが覚えていたのはそっちのほうだろう。
それでも番組の背後に、自分の青春がこめられているようで、なつかしい気持ちになった。

ところで紀行番組の好きだったわたしは、これを残さずソニーの8ミリビデオで保存していたのだから、分量はそうとうなものになった。
残念ながらある日とつぜんソニーが8ミリビデオから撤退して、このコレクションもそのうち散逸してしまったけど、それほどもったいないとは思わない。
8ミリビデオといえども、引越しのさいに持て余すほど分量が多くなっていたし、当時と現在では映像の質もちがう。
いまでは「新日本風土記」のディスクのほうもだいぶ分量が増えてきたのである。

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