« また国際報道 | トップページ | 軍国主義化 »

2025年8月31日 (日)

最近の事情

まもなく中国で抗日戦争勝利記念日が開かれる。
この時期になると、現在の中国政府は日本と戦ったことがないのだから、勝利というのはおかしいだろうという意見が、たとえばココログのあの人やイヴァン・ウィルさんなど、あっちこっちに現れる。
なるほど、日中戦争をふりかえると、日本軍とおもに戦ったのは蒋介石の率いる国民党で、現在の共産党政府は日本とほとんど戦っていない。
それじゃどうしよう。
主敵の蒋介石が逃げ込んだ台湾が中国を代表して、抗日戦争の勝利記念日を開催すればいいだろうか。
しかしいまでは中国といえば大陸中国を指すのが国際的通念で、台湾は中堅の小さな先進国のひとつでしかない。
戦争ももっぱら大陸で行われ、台湾は日中戦争にほとんど参加してないばかりか、日本に協力して兵士を送り出していたくらいである。
台湾の以前の総統だった李登輝さんが、日本の軍人だったことを知ってるかな。
こんな調子ではとても台湾に日中戦争の勝利記念日をしてもらうわけにはいかない。

わたしのいってることはこじつけかも知れないけど、それなら共産党は日本軍と戦ってないというのもこじつけにならないか。
戦争にもいろいろあって、まともに戦っては勝てない場合、ゲリラ作戦で相手を疲労させ、最終的に打ち負かすのも立派な戦術だ。
日中戦争のあいだ、彼らはぜんぜん戦わなかったわけではなく、蒋介石をくどいて国共合作も図ったし、周恩来のように戦場を工作のために走りまわった人物もいて、それなりの戦いはしているのである。
日本が敗北したあと、またケンカ別れの国共内戦に勝利したのは、腐敗した蒋介石軍を破った現在の共産党軍だった。
やり方はずるいかも知れないけど、彼らが中国軍の後継者を名乗ったからって、その後の内戦に関わっていない日本がゴタゴタいうようなことか。

中国は勝利記念日を国威発揚に使い、将来の戦争に備えるつもりなのだという説もある。
しかし中国は不景気だと、無理な宣伝をする日本のほうが、プロパガンダはひどい。
わたしがこのブログに書いたように、EVにしろ新造船にしろロボットにしろ、当たるところ敵はなしというのがいまの中国だ。
どうして景気が悪いことになるのだろう。

YouTubeを観ていたら、公園で観光客にしつこくまとわりつく鹿の映像があった。
てっきり日本の奈良の映像かと思ったら、中国の甘粛省の映像だった。
かっての中国なら、鹿はつかまえて食べるのが常識だったから、これも日本にあるものはぜんぶ真似しろという国策の結果かも知れない。
中国はまだ日本を見習おうとしているのだから、つまらない憶測でビビるより、韓国に先を越されないうち、さっさと一帯一路に加わったほうが、わたしはいいと思う。
いまはその最後のチャンスかも知れないのにね。

| |

« また国際報道 | トップページ | 軍国主義化 »

揚げたてニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« また国際報道 | トップページ | 軍国主義化 »