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2025年8月23日 (土)

中国のいま

2、3日まえのNHK国際に中国の景気の現状が出てきた。
わたしはそれを知りたくてわざわざ上海に行ってきた男だから、そういうものについての報道にはいつも注意しているのだ。

最近の中国では、いちじ隆盛だったマンション・ブームが収まり、国民のあいだに賃貸市場が発展してきているという。
これは中国人もワタシみたいに堅実な生き方に目覚めたということである。
なんでワタシが出てくるのか。
つまり、わたしも持ち家なんかにこだわらず、だいぶくたびれてはいるけど、5階建ての団地住まいで、いや、これがもう快適なこと。
家を買うために人生のいちばん貴重な時間をつぶしてローンを組むなら、それを貯金して家賃にまわせば、金利がつかないだけ得で、固定資産税とも無縁、やっとローンが終わったころには、持ち家だってわたしの団地と同じていどにガタは来る、修繕費もかさむから、むしろ総額は安いくらいだ。
隣近所のつきあいはほとんどなし、近くに冷蔵庫代わりのスーパーやコンビニはある、雑草が伸びれば管理会社が定期的に刈り取ってくれる、建物がボロだから悪徳セールスマンも、国際強盗団にも目をつけられることもなし、となりが不審人物であったらすぐに引っ越すこともできる。
目の前にはふつうのサラリーマンに手の届かないくらいでっかい花壇があって、精神的にもゆたかに過ごせるし、寝たきり老人になったころの境遇は、一軒家に住むじいさんもたいして変わりやしないさ。
ホント、こんなずぼらに向いた住まいはないね。

中国人も賃貸に目覚めたというなら、これは進歩といっていいのではないか。
かっての中国では持ち家がなければ結婚もできなかったのに、これは若者たちのライフスタイルの大変化だし、中国政府もこれを後押しする政策に切り替えたという。
番組には若い夫婦が登場して、賃貸しマンションのメリットを得々として語っていた。

ということです。
と、中国へ派遣されているNHK特派員の報告もこれで終わり。
ダメじゃないか、なんでもいいからいちゃもんをつけろと、東京の本局(渋谷区神南)は不満顔。
あわてて、また不景気を強調し、いつものように“というおもわくがあると見られます”なんて、希望的憶測をつけ加えていたけど、ほかにけなすことがなくて困惑ぎみのようだった。

いずれにしたって、政府まで株やFXをあおったり放置したりして、国民があげて投機にむらがる1億総バクチ打ちの日本よりマシだ。
中国では国家が主導して不景気を克服しつつあるのに、日本のほうがまたそのうちバブルがはじけて、国民は路頭にまよいそうな気がする。
若者よ、中国語を習っておけと、ダテに歳をくったわけではないじいさんのおせっかいだ。

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コメント

私も数日前に中国旅行から帰ったばかりです。

かの国は日本と異なり広く多様ですから、ある一面を見たに過ぎませんが… なかなか面白かったです。

https://ameblo.jp/bigsur52/

投稿: Hiroshi | 2025年8月24日 (日) 06時28分

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