平家
最近の書物にロクなものがないし、わたしの歳では、人生のいちばん重要なころに読んだほうがいいものは、ほとんど読んでしまったようで、図書館でありすぎる本の中からおもしろいものを探すのもおっくうだ。
あまり書物を読もうという気にならないから、ヒマつぶしには、ネット内にゴマンとあるブログの中から、読むべき価値のあるものを探すことになる。
しかし、しろうとの書いたブログに、読みごたえのあるものはめったにあるわけがない。
たとえばココログの「極東ブログ」さんなんか、文章は硬派で、まともで素晴らしいと思うけど、あいにくわたしは楽しみのために読みたいのだ。
いくら文章が素晴らしくても、学術論文のようなものを読みたいわけじゃない。
純粋に学術的なものなら、「アシモフの科学エッセイ」のような、ユーモアのあるものが理想なんだけどね。
読んで楽しくなければ意味がないというわけで、わたしは自分の文章を書くときはできるだけふざけて書くことにしている。
理想は夏目漱石の「吾輩は猫」や、筒井康隆、椎名誠らなんだけど、読み手のほうにユーモア感覚が不足していて、冗談の通じない相手が増えているから、そう、アクセスはちっとも伸びやしない。
手前ミソで申し訳ないけど、目下のところ、いちばんおもしろくて、すぐに見つかる(当たり前だ)のは自分のブログの過去ログである。
ココログ以外に手を広げ、たまたま見つけたのが「いたさかランド」というブログ。
これはプロの女性作家がやっているもので、なにしろプロだから文章によどみはないし、過激な政治思想もないみたいで安心して読める。
プロフィールによるとスーパーおばあちゃんという感じで、足もとに寄るのが恐ろしくなるけど、たくさんのカテゴリーの中から、ほぼ毎日更新されているのはブログだ。
プロの作家でも、ときおりココログの「久美のNEWSな日記」のようなミーハー的傾向が散見できてタノシイ。
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