坊ちゃんと山嵐
トランプさんとプーチンには似たような性格がある。
トランプさんは、頭はちょっと足りないかも知れないけど、曲がったことが嫌いで、竹を割ったように単純明快なことを好む。
ちょうど漱石の「坊ちゃん」の主人公みたいといったらいいかも。
こういう男性にとって、EUのルッテさんやドイツのメルツさん、日本の石破クンみたいなのは軽蔑の対象でしかない。
プーチンはもっと頭がよくて思想も複雑だから、こちらは「坊ちゃん」に登場する山嵐というところか。
曲がったことが嫌いという点では同じようなところがある。
坊ちゃんと山嵐は共謀して、女の腐ったような赤シャツや野だをぶちのめすのである。
ひょっとするとトランプさんの理想の指導者はプーチンで、彼はそんなアメリカ大統領になりたいのかも知れないね。
トランプさんはわきに置いて、もうすこしプーチンの性格に触れると、世間には男たらしという言葉がある。
ふつうは男をたらしこむのが上手い女をいうけど、男をてなずけるのが上手い男にも使える。
プーチンも男を魅了する男というか、大抵の男(女の腐ったような男は除外)がその心意気に感心して応援をしたくなるタイプだから、男たらしといえよう。
以前、ロシアのチェチェンでイスラム教徒が暴れたとき、プーチンは相手の親玉を丸め込んで、そのあとむしろ忠実な支持者に変えてしまった。
アルメニアとアゼルバイジャンの紛争はまだ記憶に新しいけど、ここでも双方のあいだに割って入って、紛争の拡大を防いだ。
アルメニア側には不満が残ったみたいだけど、いまだにケンカ別れには至ってない。
こういうことは、権謀術数にたけてさえいれば誰にでもできるというものではない。
あの男はオレたちのことを本当に心配してくれていると相手に思わせなければ、敵対する相手までたらしこめるわけがないのである。
ましていまのように、西側がなんとかして足を引っぱろうと工作しているときには、信頼を勝ち得てなければすぐに裏切りにあう。
プーチンの場合は、さらにロシア国民に2度と第二次世界大戦の悲劇を味あわせない、そのうえでロシアをグローバルな大国にしようという愛国心が加わる。
公明正大で、真実の愛国者だからこそ、いまだにロシア国内で、支持率が70パーセント以上もあるのだ。
プーチンが強権とインチキ選挙だけで、現在の地位を維持してると思っている人はいるかね。
それならなんで西側先進国はみんな彼が嫌いなのだと聞く人がいるかも知れない。
それは嫌いというのがそもそも、まっすぐなプーチンが目ざわりだという連中ばかりで、メローニさんを除けば、スターマー、マクロン、メルツ、EUのルッテさんなど、みんな正義を認めず、敗北はすなおに受け入れない、女の腐ったようなインテリばかりじゃないか。
わたしだって決して男らしいとはいえないけど、気質としては「坊ちゃん」の主人公を愛するね。
今回は人間の心理に深く切り込んでみた。
こういうことが絶対にできないのが、NHKの海外特派員だ。
いや、上から絶対にプーチンの悪口をいえと厳命されているのかも知れないけど。
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