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2025年9月 7日 (日)

最近の事情

先日の中国の軍事パレードで、主役の習近平さんのとなりに、プーチンと北朝鮮の正恩クンが並んだ。
これについてとやかくと憶測する人たちがいるけど、いまはやむなく中国もロシアも北朝鮮を大事にしているように見えるだけで、社会主義国が金王朝の権力継承とあい入れるわけがない。
そもそも世界最初の社会主義は、長年親父から息子へ、息子から孫へと権力を継承してきた、ロマノフ王朝打倒のロシアで始まったんだよ。
正恩クンは娘に権力を継がせようと必死だけど、習近平さんもプーチンも、腹のなかでは困ったやつだなと思っていただろう。

マルクスさんの考案した机上の理論は、スタート時点では理想であっても、いったん権力をにぎってしまえば、もっといい家に住みたい、美味しいものが食べたい、きれいな姉ちゃんをものにしたいという人間の欲望のまえに、あえなくねじ曲げられてゆく。
いまだにそんな理論にとらわれている活動家クンがいたら、理想と現実は月とスッポンくらい違うのだと、年季の入ったじいさんからささやかなアドバイスだ。

社会主義国と王朝国家とは並立しないのがフツーで、ウクライナ戦争が終われば北朝鮮は中露から見捨てられるのではないかと、アノNHKまで心配していた。
利するところがあれば、ギャングとでも手を組むのが国際政治というものだけど、正恩クンの今回の訪中で、せっかく連れてきた娘が、おおやけの(お披露目の)場所に出て来なかったのも、それが原因かも知れない。

パレードに胡錦濤もと国家主席がいなかったことについても、とやかくいう人がいるけど、胡錦濤さんを最後に見たのは李克強さん引退時の共産党大会(2022)だけ。
そのときでさえ、もう認知症のようなおいぼれ感があったから、出てきたらかえってビックリさせられただろう。
とかく西側のマスコミは、集団指導体制のなかから選ばれた主席にすぎない習近平さんを、毛沢東と同じカリスマ独裁者と過大視しすぎる。
共産党の理念を逸脱すれば、彼だってマフィアの会合で失格の烙印を押されたボスのようになることは間違いない。
そんなことより日本の総裁選は、いったい前倒しをやるんかい、ゲル君はすんなりあきらめるんかいね、ということのほうを心配いたしませう。

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