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2025年9月18日 (木)

現代詩集

図書館に行ったついでにふと見ると、ここにもリサイクル本がダンボールの中に幾冊か。
転んでもタダで起きないわたしであるから、その中から「現代詩集」という本を引っこ抜いてきた。
筑摩書房の現代日本文學大系に属する本で、ハードカバーだから本屋に並んでいるときはけっこうしたと思える本である。

ところでわたしは別の図書館で「現代詩手帖」という本をもらってきて、そのとき現代詩なんかに興味はないと書いたばかりだ。
しかし今日もらってきた本に登場するのは
富永太郎、安西冬衛、逸見猶吉、田中冬ニ、竹中郁、大手拓次、丸山薫、壷井繁治、北園克衛、谷川俊太郎、竹内勝太郎、飯島耕一、山本太郎、谷川雁、鮎川信夫、田村隆一、大岡信、倉田綱雄、吉岡実、清岡卓行、岩田宏、安東次男、天澤退二郎、中村稔、入澤康夫、石垣りん、澁澤孝輔など27名で、ほとんどが聞いたことのない名前だけど、田中冬ニや丸山薫のように、わたしが熱心に愛読した詩人も含まれるのだ。
わたしにいわせれば萩原朔太郎や宮沢賢治に近く、もはや現代詩とはいえない面々である。

文字が小さくて老眼のわたしには読みにくいのが難点だけど、そのかわり、数えてはないけど、載せられた詩の数はそうとうなものになるだろう。
読みたくない解説は最後にまとめてあって、すべてのページに詩ばかりがずらりと並んでいるのはいい。
小説じゃないから一気呵成に読み進むというものではなく、好きなときに好きなだけ拾い読みできるのもいい。
なにかわたしの知らない詩で、印象に残るものがあったら、おいおい紹介しよう。

わたしの幼なじみで、大人になってから会って話をしたら、文章を書くのが好きで、あちこちに投稿しているなんていう女性がいた。
わたしより頭のいい人だったけど、その後小説家になったとも聞かないから、たぶん世間にたくさんいる作家志望の人妻として、無名のまま埋もれてしまったのだろう。
最後に会ったのはまだパソコンやネットが普及するまえだったから、最近であれば、わたしみたいに趣味として文章を発表できたかも知れない。
彼女の胸のうちを知りたいものだ。

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