困るではないか
昨夜のNHK国際報道は、最近信頼されない科学ということで、有名なアメリカの科学雑誌サイエンスの発行者にいろいろと聞いていた。
最近信頼されないという事情はわたしにもわかる。
科学の分野だけではなく、政治や歴史や芸能でもそうだけど、誰でも気軽に意見をいえる時代がきて、その分野の素人までがやたらに口を出すからだ。
そういえばココログにも、地球の温暖化を信じない素人がいて、これでは真実を求める若いもんの未来が心配だけど、この素人がふたたび人気ブログの常連になることはなさそうだから、ま、ひと安心というか。
興味があったので、サイエンス誌発行者の話を聞きたかったけど、これには閉口した。
番組では同時通訳が入って、発行者の発言を翻訳するんだけど、同時通訳はプロのアナウンサーでないし、しゃべっている本人の言葉を追いかける必要があって、どうしても早口になる。
そこへもってきて、発行者の発言と同時通訳者の声が重なるので、耳の遠いわたしにはひじょうに聞き取りにくい。
録画された映像らしかったから、こういう点をもうすこし配慮してくれないと、わたしみたいなじいさんの聾唖者には困るではないか。
どっちにしてもムズカシイ話はわからんだろうと、わたしはさっさと聞き取る努力を放棄した。
おかげで自分の科学の知識をブログで披露できなかったのは、あー、これは世間のみなさまには幸運だったのかも。
ただ、わたしが無神論者で、科学の信奉者、非科学的なカルト嫌いであることは、このブログを読んでいる人はとっくにご存知のはず。
だから今日はひねった俳句と、花壇の話でヒマつぶし。
1カ月くらいまえにたくさん咲いていたマリーゴールドが、ここしばらく影をひそめていたから、もう花期は終わったかと思ったら、また花をつけ始めた。
今日は台風の余波で、ひんやりした1日だった。
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