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2025年10月 8日 (水)

デタラメ

わたしのブログのアクセスはまたふた桁が続いてるけど、べつに文句もいわない。
ココログの人気ブログ・ランキング上位の常連に、なんとかいう占い師さんがいて、彼はアクセスが億の単位だ(本人も自慢していた)。
手前ミソになるけど、彼の文章とわたしの文章がそんなに変わるとも思えないし、ココログの読者が文章のわからない人ばかりとも思えない。
だからわたしはこの占い師さんが人気ブログに居座っているかぎりは、ココログのランキングはデタラメだと信じているのだ。

まえ置きが長くなったけど、世の中にはこんなふうに、あきらかにデタラメとわかる実例がいくらでもある。
NHKがデタラメという証拠は、ここがパレスチナのハマスをテロリスト呼ばわりして、決して正当な抵抗組織と認めないからなのだ。
これがあるかぎり、日本の公共放送はデタラメなのである。
なるほど、2年まえの奇襲でハマスは大勢のイスラエル人を殺した(ハマスが全部やったかどうかは疑問があるけど)。
しかしパレスチナ人はそれ以前からイスラエルに反抗するたび、それこそ石を投げたというだけで殺されているし、奇襲の仕返しだということで、いま10倍返し、100倍返しのジェノサイドに遭っている。

抵抗するほうが悪いというなら、かたちだけの国家しか認められず、自由な海外旅行さえできない境遇のパレスチナ人を、このまま見て見ぬふりをしておけばよかったのか。
もちろん放置しておけば、ハマスはユダヤ人にとってひじょうに危険な存在だ。
しかしそもそも、そこに住んで平和に農業に従事していた人々を、そんな復讐に燃えるゲリラに変えたのは誰なのか。
圧倒的な軍事力をもつイスラエル軍の下では、永遠にパレスチナ人の国家樹立は不可能だからと、彼らが苦境を世界に伝えるために武力に訴えたとすれば、それはテロということになるのか。
もっと平和的に話し合いですませるべきだというのか。
1948年から営々と話し合いを続けて、まるっきり埒のあかない相手と。

みなさんも考えようじゃないか。
この件については「耕助のブログ」さんが、10月7日の記事でくわしい説明をしている。
ハマスをテロリスト呼ばわりしているかぎり、NHKがデタラメな放送局であることは間違いないのである。
もういちどいうけど、NHKはデタラメなんだよ。

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