また欺瞞
あいかわらずNHKの欺瞞は止まず。
それを見抜けない日本人もしようがない。
先日はどこかのテレビ番組で、中国の下に立つのがどうして悪いといって炎上していたタレントさんがいた。
アメリカの下に立つのはよくて、中国はなんで悪いのかねえ。
NHKの欺瞞というのはだいたいこのレベル。
昨夜の国際報道にイランの事情が出てきたけど、西側が制裁をかけているくせに、イランは経済的に困っている、国民は閉塞状態にあるという。
これって、原因を作っておいて相手を非難するという典型的なマッチポンプね。
ところでテレビを観ていて気がついたのは、イランてのはイスラムの教えに厳しいとこかと思っていたら、街のなかにヒジャブなしの女の子がふつうに歩いてんね。
パレスチナ問題でも、イスラエルが平和維持の障害になると挙げたのは、死亡した人質の遺体を返さないからと、もう約束を破りたいイスラエルはやる気まんまん。
ハマスが貴重な人質を浪費するわけがないから、それが死亡したのは自分たちがしゃにむに攻撃を仕掛けたからに決まっている。
それなのに、瓦礫に埋まった遺体をすぐ返せって、無理難題を吹っかけてんのだ。
だいたいハマスにばかり武装解除しろってのはなんなのさ。
武装解除を要求するならイスラエル軍も、せめて占領地帯から完全に兵を引き上げさせなけりゃいかんでしょうが。
今日の「キャッチ世界のトップニュース」に出てきた解説委員さんは、ハマスも追いつめられているからといってたけど、ハマスというのは何度でも蘇るパレスチナ人の信念だよ。
もう支離滅裂だな。
NHKは公平をよそおっているけど、イスラエルの肩をもつ言い方が多すぎる。
解説委員さんの意見では、ハマスを残忍なテロリストと断言し、パレスチナの自治が認められれば、そもそもハマスは存在しなかっただろうという。
それならパレスチナの自治を認めないイスラエルは自業自得じゃないか。
今回の和解案ではトランプさんを褒めたたえ、アメリカの国内問題ではトランプさんを非難する。
これも支離滅裂。
ネパール、マダガスカル、モロッコ、フィリピン、タイとカンボジアなどのグローバルサウスの混乱は、西側が裏で操作しているとなぜいわない。
こんな欺瞞ばかりしていれば、ますます西側のやり方に反発を感じ、BRICSやグローバルサウスに加盟して、西側が自由に制裁をかけられる経済システムから離脱しようという国が増えるだろう。
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