ああNHK
NHKのニュース番組のなかで、視聴者からの「どうしてわたしたちはこんな未来を子供たちに残してやらなければいけなくなったのか」という投書が紹介されていた。
分断と対立をあおるばかりの世界、それこそわたしがこのブログでいつも警告を発していることじゃないか。
おそらくこの視聴者というのはわたしと同じような年齢なのだろう。
彼の苦悩の原因はNHKが率先して対立をあおっていることにあるのだ。
あおってないとシラを切るなら、NHKに尋ねよう。
昨日のニュースに、EUがロシアの凍結資産(の利子)を、ウクライナにつぎこもうとしているという報道があった。
だいぶ以前からゴタゴタしてるので、これもハッタリかも知れないけど、ロシアのペスコフ報道官は“泥棒”といってるし、これは他人のフンドシで、そのフンドシの持ち主と相撲をとろうというのだ。
どこをどうすればこんな苦肉の策が出てくるのか知らないけど、そこまでしてウクライナを擁護する必要があるのかねえ。
わたしは西側の代表的公共放送であるNHKに、ロシアの肩を持てといってるわけじゃない。
これは国際法違反であるということをなぜ報じないのか、両方の意見をどうして公平に報じないのか。
こういう考えがあれば、それに対してべつの考えもありますと、なぜ説明しないのだ。
これでも偏向してないと言い張るつもりか、ということを尋ねているんだよ。
子供のころ、農家をしている親戚の家に遊びに行くと、よく有線放送から「ひるのいこい」という番組のテーマ曲が流れていた。
当時はなにも考えずにぼんやりと聴いていたけど、ものごころのつかない子供時分から、NHKの放送は、信頼できて疑うべからずという考えが刷り込まれていたのかも知れない。
NHKがいまでも、たえずデタラメなプロパガンダを振りまくのは、小鳥にあとから刷り込まれた本能のような効果を狙っているのだろう。
政治家は国民の声を無視できない。
その国民が偏向した考えにとりつかれていたら、たとえまともな考えの政治家がいたとしても、民意に反するような政策はとりにくい。
そして国民はNHKの報道に左右されやすいのだ。
わたしがNHKを執拗に攻撃するのは、ここがもうすこし公平な報道をしてくれさえすれば、世間に多い、他人の意見だけで動くようなポピュリストを減らせると思うからなんだよ。
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