胎動
昨日のNHKニュースに補足をしておこう。
NHKは米国のICE(移民関税執行局)が、オリンピックの会場になるイタリアを含めて、世界中で反目されていることしか報じてなかったけど、ミネソタ州の連邦地裁では、移民の取り締まりはやむを得ないという判決が出た。
ところがNHKを始めとする日本のマスコミは、すべてこれを無視。
かりに取り締まりは禁止するとか、違憲であるという判決だったら、マスコミはこれを無視しただろうか。
わたしは奇妙に思ってるんだけど、もしも日本の報道の通りなら、トランプさんはとっくに弾劾されてるんじゃないかね。
トランプさんを非難する人間はアメリカにも多い。
しかし移民の問題をなんとかしようと考えるトランプさんに、理解をしめす冷静なアメリカ人も一定以上はいるんじゃないか。
わたしが書いたように、たとえば日本の辺野古問題で、反対派ばかりをおおげさに報じていれば、日本中が反対しているように見えてしまう。
念のためミネソタ州連邦裁の報道を再確認しようとしたら、日本のメディアはすべて、全米でICEに対する抗議デモという報道一色になっていた。
わたしはいっしゅん頭がボケたかと思ったよ。
あわててSNS全般を捜索して、ようやくこの報道が事実であることを確認したものの、やっばりアメリカにはトランプさんを、いまでも支持する者がいないわけじゃないのだ。
ちなみに、このICEの捜査はやむを得ないというのは、日本テレビ系列の報道だったけど、全体のトーンはやはりトランプさんを貶めるものだった。
いったいこれはなんなのだ。
日本中のマスコミが歩調をそろえて同じ方向を向く。
そして大衆はそんな状況になにも感じない。
わたしはカレル・チャペックが、「R.U.R」や「山椒魚戦争」を書いたときのような、不気味な胎動を感じてしまうんだけど。
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