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2026年4月 2日 (木)

わたしのヘルパーさん

わたしのヘルパーさんが決まった。
トライアスロンにでも出そうな元気な若者である。うらやましい。
彼がわたしの欲するものを代行して買いに行ってくれるんだそうだけど、彼にいわせると欲するものといっても酒やタバコはダメだそうだ。
銀行のカードを渡して預金を下ろしてきてくれということなどもダメ。
そりゃ当然だろう。
ほかにも禁止されている細かいことがいくつかあって、2階の部屋のガラス窓を掃除してくれなどという危険を伴う仕事はダメだという。
わたしは遠慮深い人間なので、あまりメンドくさい仕事を頼んで嫌われたくないから、自分できることは可能な限り自分でやるつもりだけど、いったい彼らの仕事の範囲はどこまでだろう。
買い物の代行なんて楽な仕事に思えるのに、最初人材不足と言われてヘルパーさんが決まるまでけっこう時間がかかったのは、メンドくさい仕事でもやってくれというわがままなな被介護者もいるのかも知れない。
部屋の掃除もやってほしいことのひとつだけど、これはわたしだって自分でするのもキライだから、頼みにくいよな。
しかしヘルパーさんは、それが仕事ということを承知で報酬を得ているのだろうから、むずかしいところだ。

だんだんヘルパーさんの仕事の仕組みがわかってきた。
最初に仕事の内容をきっちり決めておかないとダメといわれたのも、その点が曖昧では報酬額も決められないということなのだろう。
それにしても介護士の仕事のすそ野は広い。
現在の若者が手っ取り早く介護士の資格を取ろうというのもよくわかる。
しかしこの仕事ぐらい他人に対する寛容の精神がないと務まらない仕事もないだろう。
よく老人ホームで虐待なんて事件があるけど、じいさんばあさんにわがままをいわれてすぐプッツンするような若者は、最初からこの仕事を選ぶべきじゃないのだ。
わたしみたいにヘルパーさんの心身を気遣うやさしい被介護者ばかりじゃないのだから。

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