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2026年5月 3日 (日)

リハビリ施設

昨日は介護老人のためのリハビリ施設に行ってきた。
ちゃんと車の送迎つきである。
もっとも送迎がなければ、とてもわたしにはたどりつけない遠距離にある施設だった。
わたし以外にも施設に行く老人が9人もいて、このすべてを自宅まで迎えに行くのだから、せまい住宅街をくねくねと回って、わが家から施設に到着するまで1時間ちかくかかってしまった。
オシッコの近いわたしは、施設に到着すると同時にトイレに駆け込んだ。

車に乗って意外に思ったのは、脳梗塞というと男性のほうが多いと思っていたのに、同乗した老人の中に女性が圧倒的に多かったこと。

施設に到着してイヤな気分になったのは、建物が畑の中のマンションのような建物だったこと。
これって、つねに金儲けのネタを探しているどこかの資産家が、急ごしらえで作ったもんじゃないのか。
介護施設の建設を政府が民間にまる投げすると、支援金をねらってわっと群がってくる輩がいる。
ずっとむかしには老人ホームの建設をまる投げしたら、たくさんのホームを作って、自分は軽井沢にプールつきの豪邸を建てた経営者がいた。
問題は、政府の支援金が末端のヘルパーさんや介護士に行き渡らないことだ。
そのたびに政府は支援の是正をしているようだけど、つねに後出しだから、そういう経営者はあとを絶たない。
合法的に政府の金をむさぼれるならと損得勘定をきっちり計算して、マンションを借り切り、一階の部屋をぶち抜いたホールに健康器具などを置き、介護資格を持った若者を募集する。
なんかそんな感じのするところだった。

施設には若い男女のインストラクターがいて、これはよく訓練されている。
哀れな介護老人に親切にするんですよということだけど、モニターにビデオを流しててきぱきと薦める訓練講習は、これもマニュアルに沿ってやっているようで、わたしみたいないへそ曲りにはあまり本気度が感じられない。
インストラクターの中に若いきれいな娘がいた。
彼女がわきを通るとき、いいケツしてんなとお尻を撫でたら、おそらくわたしはほっぺたを張り飛ばされていただろう。
老人には親切をしなくちゃいかんでしょうが。

覚悟はしていたけど、講習の合間に施設の利用を勧める個人的な説明会もある。
施設の利用権を売りつけるほど悪質なものでなかったのはいいけど、わたしは身構えていたのだ。

女性が多いのは意外でしたというと、脳梗塞だけではなく、パーキンソン病とかほかの患者さんもいますんでねという返事。
通りでみんな幼稚園の生徒のように、素直にインストラクターに従うわけだ。
ワラをもつかみたい患者さんたちにとって、こういう施設が必要なこともわかる。

このあと健康器具の体験教室もあった。
いくつかの器具を試してみたけど、毎日汗をかくほど使うならともかく、1週間にいちど程度の利用でどんな効果があるだろう。

帰りはまた車で送ってもらったけど、運転をしていたのはオウム真理教にいた上祐なにがしみたいな顔の若者で、彼も気持ち悪いくらい親切。 
気持ち悪さがそのままこの業界の過当競争を物語っている。 
わたしたちは大事な“お客様”なのだ。

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