ネットをめぐる

2026年4月12日 (日)

レベル

同レベルの人から比較されると腹も立つ。
相手がそうとうレベルの低い人である場合腹を立てても仕方がないという考えが先に立ってしまう。
つまり文章をほんとうに理解できる人からの非難は気になるけど、この人は文章を読むということがどういうことかぜんぜんわかってないなと思える人の非難は気にならないということだ。
自分の文章を読んでおもしろがってくれる人がいればそれで満足。
たとえば世間の常識に反して、ロシアや中国を擁護する。
この世界には常識にとらわれた意見ばかりを読みたい人ばかりじゃあるまい。
自分の意見と相反する意見があれば、どういうことかと興味を持つのは自然のなりゆきだ。
そういう人が読んでくれれば、それだけでも自分の文章はそれなり意義のあるものだと信じるしかない。
こんなことを書いたのは、いまだにココログのアクセスカウンターを真実と信じる人がいるみたいだから。
そういう人には、たとえばココログで億というアクセスを誇る占い師さんのブログと、わたしのブログがどっちがまともかもわからないのだろう。
そんな低レベルな人の意見を気にしちゃいられんよ。

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2026年4月11日 (土)

ふたつのブログ

うんざりだよと書いても世間がみんなイカれている状態では、わたしのなげきもそんな世間に埋もれて誰にも届かない。
今日もSNSを閲覧していたら、「耕助のブログ」さんが、世界的な経済学者のJ・サックス教授の意見としていいことを書いていた。
わたしがこういうときは、みなさんも読んでごらんなさいという意味だ。
残念ながらわたしの提言も、その他大勢の無知な人々の意見に埋もれてしまう傾向があるけど。
はたしてどれだけの人が「耕助」さん(サックス教授)の意見を読むだろう。

これからはアジア、アフリカの時代だと教授はいう。
中国の台頭は、中国の生活水準を向上させ、貧困を削減し、世界全体に恩恵をもたらす様々な技術革新を生み出した良いニュースなのだ
これは教授の意見の一部だけど、そう考えない人が多すぎる。
中国のやっている一帯一路政策は地球上のあらゆる部分に光を当てようというものだ。
そうやってインフラ支援などを続けてきた中国が、貸した金を返せといって、病人の布団をひっぱがすようなことをしたことが一例でもあるだろうか。
中国は西洋に搾取されてばかりいたアフリカにも光を当てて、共に繁栄しようとしているのだよ。
この方針はあきらかに西洋列強がしてきたやらずぶったくりとは異なる。
こんな簡単なことも悟らず、対立と分断をあおるだけの人々があとを絶たない。

「耕助」さんと対極にあるのが「極東ブログ」さん(4月10づけの記事)で、もちろんわたしは公平を期するために、こちらも読むべきだと薦める。
ついさいきん中国の習近平さんと、台湾の野党国民党(中国と融和的)党首が会談をした。
それについて、「極東」さんのスタンスはあいかららずわかりにくい。
そのときそのときで自分に都合のいい理論を導き出そうとするからではないか。
脳梗塞のわたしにはいい頭の運動になるけど。
対立と分断を防ぐために、あらかじめ発言の内容を擦り合わせるのがどこが悪いのか。
こうした会談の帰結は、台湾社会に深刻な分断を招き、民主的価値観を基盤とする台湾の未来を脅かすものと言わざるを得ない”のだそうだ。
もしも習近平さんと国民党の党首の会談がなければ、あるいはそうしたあらかじめのすり合わせがなければ、台湾社会にどんな未来が待ってるというのか。
それこそ現在のウクライナと同じ、若者たちの悲惨な殺し合いだけじゃないか。
それを回避する方法は、いまならまだあるのだよ。

そしてまた「国民党は自らを『中華民族』の一員として位置づけることで、台湾独自の民主的アイデンティティを希薄化させている」などという。
“アイデンティティ”という言葉は、以前にもわたしがとがめたことがある。
なんでそんなものにこだわるのかね。
中国は平和攻勢に訴えるだけで、これまで一度だって軍事行動を起こしたことはないし、むしろ台湾人を、同じアイデンティティを持った同胞という見方をしているではないか。

「極東」さんの意見はなかなか理論的で重厚なものに見える(だからこそわたしは彼の意見を推奨するんだけど)。
しかし表面的なパッケージに感心してばかりじゃいけない。
これもまた対立と分断をあおる意見のひとつにしか過ぎないことを読者は自覚するべきだ。
いずれにしたって台湾の運命を決めるのは台湾人自身なのだから、まわりがよけいなことをいっても仕方がないんだよ。

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2026年4月 8日 (水)

世代の断絶

壊れた風呂に悩んでいた久美ちゃんはどうなったいと、例の「久美のNEWSな日記」(7日づけ記事)を読むんだけど、あいかわらず自虐ネタがおもしろい。
日大の理事に収まって、いまは大御所みたいな顔をしている林真理子だって、そもそものスタートは自虐ネタだった。
世間の常識をひっくり返すような愉快な文章をどしどし書いとくれ。
まじめくさって天下国家を論じるようなブログは読む気がしない。

YeuTuなんかを観ると、もうなにも信じられないという人も少なくないだろう。
わたしは時々自分の過去ログを読み返すんだけど、キチチガイじみた世界で唯一信じられるのがこのブログと言っても過言じゃない。
わたしだって、どうしても団塊の世代の常識から逃れられない古い人間だよ。
こんなことを書いたのは久美ちゃんが、駅で若いサラリーマン3人連れのあけすけな会話を聞いて驚いていたからだ。
久美ちゃんもこちら側の人間かと安堵したけど、その程度で驚いちゃいけない。
私も人間を70年もやっているから、若者の驚くような発言や言動はたくさん見てきた。
それでも最近の風俗の乱れはじいさんには想像もできないレベル。
とくにネットに氾濫しているポルノビデオなんかを観ると、もはや日本に処女の女子高生、貞淑な人妻なんて絶滅したんじゃないかと思うくらい。
久美ちゃんも駅で見た3人連れの会話ぐらいで驚いていると、若者たちから遅れていると思われるだけだ。

もうひとつ。
彼女は小泉悠サンのファンらしいけど、小泉サンといえばNHKの御用解説者のひとりで、ウクライナ戦争を煽った張本人でもあるんだから、あまり彼を信用してほしくない。
といってもいったん信じてしまったカルトから抜け出すのが容易でないことも、嫁さんが亭主に三行半を叩きつけるほど簡単でないこともわかる。
あなたの苦しいことはよくわかるけど、ただでさえ理屈っぽい女と思われそうだから、これ以上ウクライナ兵の家庭を破壊するのに加担するのは考えましょうよ。 
ねえ、久美ちゃん。

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2026年4月 3日 (金)

四月バカ

先日の4月1日に四月バカと思われるジョークがネットを飛びまわったけど、わたしが感心したスマートなジョークは「極東ブログ」さんのもの。
𝕏 の grok 自動翻訳機能が引き起こした「飯テロ戦争』と題された4月1日の記事で、リンクを張っておいたから、上等のユーモアというのはこういうものだとこころして読んでほしい。

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2026年3月24日 (火)

昨日の久美ちゃん

わたしがときどきのぞくブログの一つであるココログの「久美のNEWSNSな日記」の久美ちゃんは要介護の母親を抱えて苦労しているようだ(23日付の「救急物語」を参照のこと)。
ただ彼女に感心するのはイエス・キリストみたいな試練に遭いながら、文章ではどこかにユーモアが感じられることだ。
書いていることはミーハーの典型みたいな彼女だけど、どんな逆境にあってもユーモアを忘れないぞという決意のほどを示しているように思える。
そういう行き方はわたしのポリシーと合致する。
人間は外見だけではわからない。
その内側にどんな苦しみをかかかえているかという人間心理を理解するのに、久美ちゃんのブログがいい見本かも知れない。
彼女の文章は散らかった部屋へそのままみたいな乱雑さがあるけど、こっちの頭に同時翻訳機能があれば、けっしてむずかしくない。
またときに彼女の文章は暴力的になるけど、それもミーハーの幼稚な暴言ではなく、他人の哀れみや同情は期待しないという決意のあらわれのように思えるし、そういうかたくななところが彼女の不幸の一因かも知れないと思うこともある。
こむずかしい本を読んでいると自慢している人たちこそ、こういう文章を読んで他人への思いやりや人生の機微を学ぶべきだな。
ああ、がんばれ、久美ちゃん、わたしはいつもあなたのブログを読んでいるよ。

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2026年3月23日 (月)

わたしの秘密

わたしの生成AIに対するスタンスは以前このブログに書いたとおりである。
へそまがりのわたしには常識的な返事しかしないAIなんて、クソの役にも立たないと思っていた。
ところが最近気がついたけど、私はしょっちゅう調べ物をしていて、その度にグーグルに問い合わせたり確認をする。
つまりググるってやつだ。
するといまではグーグルも、問い合わせにはほとんど生成AIが返事をしているらしい。
ググる回数がハンパじゃないから、いつのまにかわたしも、それがなければ収まらない社会の一員になってしまっているようなのだ。

常識が幅をきかせるイヤでしょうがない社会だけど、ひとつ興味があるのがAIにわたしがどんな人かを尋ねること。
SNSを眺めるとすでに自分について尋ねている人もいるようだ。
たいていはAIが褒めてくれたと、自己満足にひたっているだけの人が多い。
それは同時に自分がいかに常識にとらわれた人であるかの証明にすぎないのに、そこまで考える人はあまりいない。
じつはわたしもブログを開設して20年近くになる。
そこでわたしの考えや思想を遠慮なく披露しているからデータは膨大なものになる。
それでもすべてをあけっぴろげにしているわけではなく、どうしてもこれだけはあの世まで持って行こうという秘密もある。
ブログを詳細に読めばわたしという人間のおおよそはわかるけど、ほんの一部だけまだ隠された部分もあるわけだ。
だからそういう点も含めてAIに、酔いどれ李白という人間はどんな人間かと尋ねてみたい。
さてどうだろう。
常識にとらわれたAIが、彼は常識から外れた人間ですと答えるだろうか。
だとすれは、その根拠はとついでに尋ねてみたいのだ。
こういう考えもあるのかとAIに学習させるいい契機になるかも知れない.
誰かやってみてくれないか。
AIにわたしのブログを読み込ませたうえで、わたしという人間を推理させる。
膨大な情報を活用して犯人を推理する警視庁捜査一課の刑事みたいなものだ。
CHatGPTを見せびらかして喜んでいるそこのアナタ。
知的好奇心というのはこういうことだよ。

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拝啓イヴァン・ウィルさん

脳梗塞で自分の頭がコワれたのではないかと不安を感じているわたしは、これぞと思うブログにいちゃもんをつけることで自分の頭の現状を確認しようとしている。
で今回俎上に上がったのが、なぜか反中イデオロギーに染まったココログのイヴァン・ウィルさん
わたしはつい最近にも中国に行ってきたくらいあの国が好きで、それをけなされると猛烈に反抗したくなるのだ。 
今回の彼のブログには“中華思想”という言葉が出て来た。
これの意味するところはイヴァンさんが書いているとおりで、つまり中国がこの世界でいちばんエラいということで、エラぶっている、ケシカランと日本の右翼が絶好の攻撃材料にしている言葉である。
しかしイヴァンさんともあろう人が、いつの時代の話をしているのだろう。
中国でも中華思想なんて言葉が通用したのははるかむかしの話である。
その後中国では外国との戦争もあり、五輪やつい最近はF1グランプリもあった。
いまの中国人が地球上に古い時代の朝貢する国とされる国以外はないと思っているだろうか。
思っているとしたらとんでもない時代遅れの考えで、右翼のキャッチフレーズのような文言をふりまいしているこちら側の人間も含めてひじょうな危険思想としか思えない。
なぜならそうやって凡庸な日本人が嬉しがっているあいだに、中国は科学技術や軍事技術などで、日本のはるか先に行ってしまうことが確実だからである。
いちばん大事なのは真実の中国について語るべきだと、これはイヴァンさんに重ねてお願いしてしまう。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」は『孫子』の兵法に由来するもので、中国のことわざである。

つけ加えれば朝貢外交というのは、された側は見栄を張ってもたらされたものより多くのものを与えて帰すのが通例だったから、たいてい朝貢された側の赤字だったということを何かで読んだことがある。
これでもいちがいに文句をいうべきだろうか。

彼の文章を読んでいて気がつくのは、あいかわらず中国の新聞は日本に触れない、だから日本にとっては◯だとこちらに都合よく解釈するクセだ。
そのくせアノ産経新聞が早苗ちゃんの朝貢外交(幇間外交)もやむを得ないと発言したことは日本の不利な立場の証明だとは決して考えないのだ。
産経新聞は今回の早苗ちゃんの訪米が幇間外交と受け取られるこを承知しており、早々と先手を打ったに過ぎないのだよ。
似たようなことはトランプさんの訪中を中国が中止にしなかったことにも現れている。
イラン情勢を考えれば中国はトランプさんの訪中を中止にしてもおかしくなかった。
にもかかわらずそうしなかったのは、トランプさんが中国が先輩である中華思想に関心を持ったからだ、つまり同じ穴のムジナだからというんだけど、ということは中華思想というのは侵略主義だとでもいうんだろうか。
それなら一帯一路政策で中国が赤字覚悟で、周辺国のインフラ整備に協力していることなどはどう説明するんだい。

認識のおかしい点もある。
日本は中国と対等の国だということを国是にしてきたようなことを書いているけど、日本は聖徳太子の昔から、中国に学べを基本方針にしてきた。
小野妹子を嚆矢として、阿倍仲麻呂や僧・道元らが危険を侵して古代の中国へ渡ったのはなんのためだったのか。
日本人が中国を教師としてあがめたてまつっていたことは事実で、こっちが先輩ヅラをし始めたのは日清戦争後のせいぜいここ130年ちょいぐらいしかないし、そしていまではまた教える者と教わる者の立場が逆転しようとしているのだ。
みなさんにもいっておくけど、中国をおとしめるために“中華思想”を持ち出す人がいたら、そんなものは右翼のたわごととして無視してかまわない。
1カ所たわごとがあれば全体が信用できないということも。

総じて今回のイヴァンさんの記事は苦労して反中記事をでっち上げたような感じがある。
そんな苦労するよりどうして真実をありのままに伝えようとしないのかね。
え、イヴァンさん、あなたの仕事は分裂と対立をあおることだけなのか。

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2026年3月22日 (日)

日本スバラシイ

2020322

YouTubeを観ていたら、イギリスで日本の軽自動車がブームという映像があった。
私みたいな素人が考えてもその理由はいくつか思い当たる。
たとえば日本と英国は同じような国土の国で、道路はせまく、雨の多い天候など。
これでは日本の軽が売れても不思議じゃない。
ただ気になったのは、私は英国の情報にもつねに気を配っているんだけど、このYouTube以外にそんな噂は聞いたことがないってことだ。
昔「ミニミニ大作戦」という映画があったらけど、そこで活躍していたのは英国産のミニで、それ以来日本の軽が出てくる映画なんて1本も観たことがない.
疑い深いのは親からもらった天性だというわけで、さっそくグーグルで調べてみた。
すぐにわかった。
これってまったくのデタラメだそうだ。
YouTubeからとなりのグーグルに乗り換えて、ものの1分だよ、デタラメとわかるまで。
やっぱりいちばんの問題はこういうデタラメをなんの疑いも持たずに信じてしまう、そして自分で調べて見ようともしない一般大衆にあるな。
え、あなたが信じているのは、そうあってほしいというあなたの願望もあるんだよ。

と。こんなつまらないことを拾い出したのは、最近のSNSには日本スバラシイという自画自賛のものが多すぎるからだ。
わたしには気持ちわるいとしか映らないんだけどね。

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2026年3月19日 (木)

ヘミングウェイ

また同じココログのOKCHANさんをあげつらうようで申し訳ないけど、いまのわたしは自分の頭の運動をすることに必死なのだ。
彼は新しい更新でヘミングウェイのことを書いていた。
それがちと気になる。
ヘミングウェイという作家はすでに現在の潮流からはずれた過去の大家であって、おそらく彼の小説を読む者はアメリカにもたくさんはいないと思えるのである。
わたしは以前により現代に近い作家のポール・セローとバーチャルでアフリカを旅行した(その紀行記はこのブログで読める)けど、セローはあちこちでヘミングウェイをけなしていた。
理由はヘミングウェイが有名な野生動物ハンターであって、自然保護が主流になった現代とは思想が一致しないからだ。
現代ではアフリカのほとんどの国が野生動物を保護する方向に舵を切った。
こんな時代にアフリカで動物を狩り、キューバで巨大な大カジキを釣り上げて喜ぶ作家が人気があるとは思えない。
ましてスペインで闘牛に熱中となると、ヘミングウェイという作家は博愛主義と相容れない体育会系の作家であって、とても「荒野のおおかみ」のひ弱な主人公とは話しが合うわけがないし、ヘッセのファンである現代社会の悩みをかかえたヒッピーたちが愛読するわけもない。
つまりヘミングウェイを愛読し、一方でヘッセの主人公にも肩入れするOKCHANさんは矛盾しているということだ。
彼も本を読んでいるのではなく、ただ文字を数えているだけの読書マニアじゃないだろうか。

そういうふうに、オレはこういう本を読んでいると自慢するブログはほかにもたくさんあるので、わたしには気になって仕方がないんだよ。
こんなことを書いて彼が気にしないことを祈る。
そしてわたしぐらい彼のブログを熱心に読んでいるファンはいないと思ってもらって結構だ。
たまにはSinzeiさんのような気のあった仲間以外の反響がないとつまらないでしょ。

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2026年3月15日 (日)

極東ブログさん

わたしご推奨のブログ「極東ブログ」さんが気になることを書いている(3月12日付の記事)。
「民族団結進歩促進法」といった中国の習近平さんの政策が少数民族の迫害につながるものだと、いろいろ理屈を並べているのだ。
彼の文章は読むべき価値があるとつねづね公言しているわたしとしては、ひとこと反論しないわけにはいかない。
これもまた政策の内容を中国共産党の説明通りに受け取るか、英国BBCのように全部悪意で解釈するかの違いだと思うので。
彼の今回の記事の核心は、「中華民族共同体意識」という新しい習近平指導部の政策である

たとえば、だれでもいいい、あなたでもいいし、極東ブログさんでもいいけど、あなたが中国の主席で、いまや世界の大国になりつつある中国をひとつにまとめ、繁栄のわけ前をすべての民族に公平に分け与えようとしたとする。
その場合あなたはまず何をするだろう。
たとえば上海の漢族と新疆のウイグル人では文化の発展度がまるで異なる。
ここに問題がある。
上海ではグローバル化が進み、文化の程度も日本のような先進国と違わないのに比べ、ウイグル人はまだまだ砂漠の農耕民族だ。
文化を公平にならして伝えるためには言語の統一が必要不可欠だ。
新疆ではブドウの栽培が有名だけど、言語が統一されていれば、ウイグル人も日本の甲州あたりのブドウ農家の技術を読んで身につけることができるかも知れない。
そこであなたがまずやるのは中国国内の言語の統一ということになる。
べつにおかしいことじゃない。
台湾を統治していたころの日本も日本語の普及に力をそそいだ。
おかげで台湾人も(当時としては)先進的な日本の農業や土木の知識を吸収することができて、嘉南平野を灌漑施設のととのった沃野に変えた。
つまり言語の統一はおかしいことではないばかりか、すべての民族を公平に扱おうというならむしろ必要なことなのだ。
アメリカを見よ。
アメリカはロシアや中国をしのぐ世界一の多民族国家かもしれない。
その国民がひとり残らず出身国の言語にこだわっていたら、国家の統一なんかできただろうか。
アメリカ人は英語という共通言語をマスターしないかぎり生きていくことさえできないぞ。

極東ブログさんにいわせると、こうした言語の上からの強要政策は民族のアイデンティティを消滅させるものだともいう。
わたしは以前このブログに書いたことがある

そもそもアイデンティティを古い伝統的な生き方と解するなら、そんなものは進歩的な文化に埋没する運命なのだ。
アイデンティティの保護というと聞こえはいいけど、主席のあなたはチベット人に向かって、燃料はこれまで通りヤクのフンを拾ってきて、水は谷底まで汲みにいってきなさいというのか。
わたしの日本のふるさとは北関東の田舎だったけど、そのころは農家をしている親戚の家に遊びに行くと、庭に堆肥が積まれ、台所の一隅には牛が飼われていて、非常に非衛生だった。
日本人のアイデンティティを守るために、あの生活にもどりたいとは思わない。

現時点で中国が特定の民族を迫害している事例がひとつでもあるだろうか。
もしも将来その萌芽が現れてきたら、そのときに英国などといっしょになって騒げばよい。
新しい政策にかならずいちゃもんがついて、いつになっても前進しないのは民主主義の欠点だけど、まだだれにも被害をおよぼしてない段階では融和政策を同化政策だなんていちゃもんをつけるべきではないと思う。
極東ブログさんは硬派の文章を書く人で、過去にロシア擁護派かなと思える文章を書いたこともあって、わたしに頼もしい味方を得た気持ちにさせたこともあったのに、今回は知識をひけらかすだけの無理にとってつけた文書としか思えない。
相手の政策を悪意で解釈した文章を書けという命題があれば(原稿料をくれるなら)、私だって生成AIに負けない程度のものは書いてみせる。

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