ネットをめぐる

2021年1月13日 (水)

キムチ

日本はなんにもしないのに、最近韓国が押されっぱなしだ。
ネット掲示板「カイカイ反応通信」を見ていたら、中国がキムチは中国が起源だと言い出して、韓国の反発をくらっているらしい。
なんでも YouTube に李子柴という美人の中国人ユーチューバーがいて、じっさいにキムチを漬けている映像を上げているそうだ。
わたしもあわてて見てみたけど、日本でもちゃんと見られるね。
中国じゃ YouTube ご法度だというのに。

ケシカランといっても中国ってところは裾野が広いからなあ。
むかしから他民族国家で、国内に大勢の朝鮮人もかかえた国だ。
韓国がキムチは朝鮮人のものだといえば、それはそのまま中国のものと主張していることと同じじゃん。
だいたい韓国というのはまだ最近できた国で、それ以前は朝鮮という国があっただけだし、その朝鮮も中国の属国であった期間が長いから、そういうことを考えるとやっぱりキムチが中国起源というのはまちがっていない。

まあ、どっちの起源説が勝とうと、日本は安心して見ていられる話題のひとつ。
こういうのは最終的に、数が多くて声のでかいほうが勝つことになっているから(その点ではどっちもどっちだけど)、そのうち韓国起源説は多勢に無勢で中国に飲み込まれるんじゃないか。
そのときまで韓国という独立国があるかどうかのほうが心配。

今夜のわたしはアツアツのご飯に、日本産のキムチ。
昼間歯医者をすませてきたから、今日は安心して食べられるのだ。

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2020年12月11日 (金)

ツライ

怒れる韓国人の康京和サン、最近は影がうすいねえ。
そりゃそうだ。
昨日まで日本を徹底的にけなせ、おとしめろといわれていたのが、今日から180度転換して、なんとか日本と仲良くしろじゃ彼女だって面食らう。
恥ずかしくってそんなわけにはいかないわと、おそらく彼女は信念の人なのであろう。

韓国の大統領って恥の概念を知らないのだろうか。
京和サンが恥ずかしがっていうことをきかないから、日本へはべつの人間に行かせる。
日本が徴用工への補償を、たてまえだけでもしてくれれば、じっさいは韓国がそれを用立てるニダという、裏取り引きの提案にだ。
それに対して日本がとりつくシマもないとわかると、今度は韓国政府が全額負担してもいいニダ、日本は謝罪だけしてくれたらいいニダと、新しい提案を持ち出したそうである(あっという間に消えちゃったけど、今朝のネットニュースによると)。

バイデンさんに文句をいわれるまえに、なんとか日本と手打ちをしようってことだろうけど、そんな提案に日本が乗るか、韓国の国民が許すか。
どっちの国民も納得しないものをまじめに提案すんな!
ここで苦笑したりすると向こうに失礼だから、日本人はあくまでしかめっつらをしなければいけない。
これってけっこうツライのだ。

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2020年12月 9日 (水)

季節はずれの眼福

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今年はまたロシアも暖冬らしい。
ユーチューバーの安涼奈(アリョーナ)さんが、もうすぐに12月という日に黒海で泳いでいた。
なんでもやけに暑い日だったらしいけど、黒海は北海道と同じ緯度にあって、例年ならとっても泳げるはずがなく、彼女はこの前日には黒海の近くのスキー場で雪とたわむれていた。

・・・・やっぱり地球温暖化かねえ。
まだあと40年も50年も生きようという人には気のドクなことだ。

じつはそんなことはどうでもよく、感心したのはロシア人というのは裸になるのが大好きなんだなということ。
ほかに泳ぐ人もいないのに、彼女は裸同然のビキニを堂々と人目にさらす。
日本でモデルもやっている人だから、日本人と比べるとケタ違いに魅力的な水着姿は、思わぬ季節外れの眼福だ。

こんなことを書くと、よっぽどヒマなんだな、あいかわらず好きモノだなと思われるかもしれないけど、けっこうやることはやってるんですよ。
いまもメシのあい間にサルバドール・ダリについて調べている。
これは「地中海紀行」のブログ・ネタだから。

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2020年10月24日 (土)

そんなのありか

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わたしのブログのプロダイバは@ニフティである。
以前利用していたヤフーのブログは、あちらの都合でいきなり廃止になっちゃって、おかげでわたしが連載していたシルクロード紀行が読めなくなっちゃったけど、ニフティのほうは最近リニューアルしたから、まだプロダイバとして頑張っているようだ。
ブログが生きがいのわたしとしては、頑張ってくれないと困る。

そんなニフティ・ブログの、人気ランキングというものを目にした。
日によって上下するようだけど、わたしが見た日の1位は「七人家族の真ん中で」というもの。
書いているのはふつうの家庭の主婦らしい。
人気を得るにはどうすればいいのかと興味があったので、拝読してみた。

このブロガーは主婦であると同時にマンガ家でもあるようで、文章のわきに、単純?だけど、まあまあ味わいのあるコママンガを載せている。
ほとんど毎日更新しているらしいので、簡単なマンガとはいえ、これは家庭の主婦としてはなかなか大変な仕事だ。

マンガの内容は、毒にも薬にもならないような平凡な日常を描いていて、わたしみたいな猫いらずの毒饅頭みたいな人間には、ちともの足りない。
それでもランキングトップということは、こういう平凡なのがいまのトレンドなんだろうか。
わたしもこれからはこういう路線を目指すべきか。

アクセス・カウンターをみると、これがカウンターなのかどうかわからないけど、一連の数字が載っていて、それがなんと4億4千万!
これって確実にウソでしょ。
わたしは13年やっていて、まだ40万にもいかないぞ。

ランキング2位は「ホウボウ先生の開運ブログ」というもので、これからの時代〜どのようにして生きていけば「素晴らしい人生」を歩めるのかという副題つき。
記事を読んでみると、どこかの占い師さんがやっているブログのよう。
若い娘というのは占いや運勢が好きだから、それで人気があるのかもしれない。
こちらもアクセスは2億6千6百万になっていて、とても信じられない数字だ。
ブログの開始はわたしより1年早いけど、これでは1日に5万人以上の人間が見ていることになり、これが事実なら
YouTubeのようなひとつの社会現象になってもおかしくない。

2位さんの記事も毒饅頭からすると平凡すぎるけど、気がついたのは、1位さんも2位さんも、ブログと併せてマンガや占いの本も発行しているということ。
これってニフティとタイアップして、本が売れたらニフティにいくらかキックバックがある仕掛けじゃないか。
これ以上書かないけど、なんか公平性や客観性に欠けるような気がしてならない。
なんでおもしろくてタメになって、スポンサーのご意向にも左右されないわたしのブログが、ランキングにぜんぜん顔を出さないの。

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2020年9月30日 (水)

あくまでテスト

このブログに動画が載るのは初めてだと思うけど、ヒマなもんで、なんかおもしろい映像をYouTubeに載せられないかと、いろいろテストしてる。
わたしもホント、退屈しないじいさんだこと。

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2020年9月10日 (木)

ご注意なすって

au-peyからスマホに、なんとか銀行が利用可能になりましたというお知らせが来ていた。
ばっかやろう。
わたしはスマホがauというだけで、au-peyなんか使ったことがないし、ちょっとまえにもNTTドコモが不祥事を起こしたばかりじゃないか。

怒り狂って画面の表示を消そうとしたら、「続行」と「管理」のボタンしかないばかりか、消去ボタンがどこにもない。
なにがなんでも自分の領域に引っ張り込む気とみえる。
こっちも意地になって、ぜったいに相手の手の内に入らないぞと、もうそのまま放置して買い物に行く。
店に着いたらサイフを忘れていた。
なんの、どうせ運動のつもりだいと、部屋まで引き返して、今日もいい運動になった。

NTTドコモの件もそうだけど、マスコミが大きく騒ぐのは、ネットを利用するさいは気をつけなさいと、警告を広報する意味合いが大きい。
気をつけたほうがいいですよと知り合いにいうと、オレはドコモ口座なんか利用してないから大丈夫という返事。
そういう特定の事案にかぎった問題じゃないんだけどね。
ドコモにかぎらず、あらゆる場面に危険がいっぱいなのだ、ネットを利用するということは。
現代がネットをぜんぜん利用しないでは生きられない時代であることはよくわかっているけど。

そういえば先日返品したアマゾンの買い物、ようやく返金の手続きが済みましたって。
ウィキペディアのキャサリン嬢からは、
300円の寄付ありがとうございましたって。
注意はしてるつもりだけど、わたしもけっこう利用しちゃってるんだよね。

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2020年9月 7日 (月)

老婆心

すこしは知られたユーチューバーに「かねこあや」という女の子がいる。
若い美人のくせにだらしない性格らしく、部屋のなかではしたない格好でごろごろしてるから、若い女の子の私生活に縁のない当方としては、のぞき見感覚でいちじはよく閲覧したものだ。
彼女の友人に「てんちむ」という、これも可愛い娘がいて、ふたりはYouTubeでよく共演したりしていた。

そのうちけろりと忘れていたけど、最近になってこのふたりがケンカ別れをしたという情報を見つけた。
ケンカぐらいよくある話だし、まして若い娘同士じゃ犬も食わないと放っておいたら、
YouTubeにはユーチューバー同士の揉め事をシンセツに解説してくれるユーチューバーまでいて、ことの詳細がわかった。
ケンカの原因は、かねこあやの飼っていたネコをてんちむが死なせたとかなんとか。
いまどきにわかに信じにくい原因だけど、それとは別にして、わたしにも似たようなイヤな思い出がある。

まえのアパートに住んでいたころ、階下にロシア人の金髪クンという若者が住んでいて、毛の長いロシア産みたいなネコを飼っていた。
高いんだろうねと訊くと、そんなことはありません、グランドのわきに捨てられていたのを拾ってきたんですという。
だいぶ態度のでかいネコだったけど、事実は意外とお粗末なものだ。

ある朝、まだ早朝に、わたしがゴミ出しに行こうと部屋のドアを開けたら、駐車場の先の道路っぱたになにやら動物の毛皮のようなものが。
じつはこのことは
2016年6月27日の、このブログに書いたことがある。
この朝、金髪クンの家のネコは、車にはねられて昇天しちゃっていたのだ。

わたしがそれを発見したのは早朝の4時半ごろだった。
まだ金髪クンは寝ているだろう。
朝からネコぐらいで叩き起こすのも気のドクだ。
そう考えて、とりあえずネコの遺骸を、道路っぱたに転がしておくにしのびないから、金髪クンの部屋のまえまで移し、5時になってから電話をした。
わたしの行為には、ペット愛好家からすると理解に苦しむ点があったようだけど、そのときはぜんぜんそんなことに考えが及ばなかった。

金髪クンはパンツひとつで飛び出してきた。
死んだネコを抱きしめて茫然自失である。
どこで死んでたんですかと訊くから、あそこだよと場所を教えてやる。
どんなふうに死んでましたかと訊くから、頭をこっちにして、こんな具合に、すぐに電話すると迷惑だから、5時になってから連絡したんだと事情を説明した。
車にはねられたといっても外傷はないから、おそらく走ってくる車に飛び出して、はじかれて、脳挫傷かなんかで死んだものだろう。
こういうことはよくあるから、ネコはけっして屋外に放し飼いにしちゃいけないと、わたしは彼にお説教まで垂れておいた。

、3日すると金髪クンがやってきて、ほんとうはあなたが車で轢いたんでしょうという。
なにバカなことをいってるんだと否定すると、それじゃなぜ発見してすぐに電話をしなかったんですかという。
なるほど、それがペット愛好家の心理か。
わたしは動物好きだけど、ペットに服を着せたり、死んだら立派な葬式をするような、いわゆる猫っ可愛がりする人間じゃない。
ペットにはペットの分際があると考え、最近の過激なペットブームを苦々しく眺める人間なのだ。
たかが飼い猫が死んだくらいで朝から叩き起こされてたまるかと、話がだんだん世間の常識からかけ離れてくるけど、これがわたしのペットに対する一貫したスタンスである。

その後、金髪クンは証拠をつかもうと、わたしの車の下を覗き込んだりしたようだけど、そんなものがあるはずがない。
疑惑はあっても、わたしの説明に矛盾はないということで、この件はそのうちうやむやになった。
ネコは庭のケヤキの大木の下に葬られ、さらにその後大木は切り倒され、庭そのものが更地になって、この件は記憶の彼方に消え失せた。

なんらかのわだかまりは残ったかもしれないけど、わたしと金髪クンはケンカしたわけでもなく、もっとあとで、彼は女の子と富士山に登るといって、わたしから登山用具を借りていったことがある。
彼はわたしの忠告を聞かず、薄着のまま富士山頂まで登り、あまり寒かったものだから、サイズの合わないわたしのレインコートを無理やり着込み、高価なゴアテックスを台無しにしてしまった。
恨むとしたらわたしのほうだ。

ところでかねこあやのネコだけど、ここに書いたとおり、ネコは不測の事故で死ぬこともある。
漱石さんちのネコだって、最後は溺死だった。
つまんないことで(この発言が炎上しないよう祈る)こころの安定を失わないよう、老婆心ながら忠告申し上げる。

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2020年9月 5日 (土)

評価

あああ、アマゾンから脅迫だ。
品物を購入したらその評価をしろって。
わたしゃ品物が買えればなんだっていいんだけど。
まして今回は自分のミスで、品物は返品した。
だからいいもわるいもないし、出品者に罪はないので、いちおう星五つをつけたけどね。
それだけじゃ気に入らないらしく、感想を書けって。
無視して送信しようとしたら、文章が短すぎるって。

ふざけるな、ばかやろう。
オレは泣く子もだまる消費者だ。
そんなことよりアマゾンの電話番号を、わかりやすいところに載せろお。
困ったときの対応に不満があるって、これはアマゾンに対する評価。

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2020年8月30日 (日)

マストゥラちゃんねる

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またユーチューパーの話題だけど、今回はロシア人じゃない。
マレーシア人で、あっけらかんとして楽しい性格のマストゥラという娘がいる。
YouTubeを始めてまだ1年も経ってないらしいから、この世界では新人といっていい。

この娘が最近は、日露戦争のことや太平洋戦争中の日本軍のこと、また靖国神社を訪問したりして、いかに日本が素晴らしい国であるかを吹聴している。
わたしも日本人だから、自分の国をほめられて嬉しくないわけがないけど、あまり日本を持ち上げるものだから、それが気にくわない勢力から、余計なことをするなと脅迫めいたことをいわれたこともあるらしい。

それはべつにしても、彼女のような若い外国人の娘が、あまり政治的なことに首をつっこむのはどうかと思う。
もちろん彼女がしっかり勉強して、自分の判断でそうしたいならかまわないけど、彼女の話し方を聞いていると、ちょっとこころもとないところがあるのだ。

いちばん新しい映像では、戦争中にマレーのハリマオと呼ばれた日本人の谷豊(たにゆたか)を取り上げていた。
正直いって、わたしもウィキペディアに当たってみなければわからないほどめずらしい人物で、マストゥラも日本に来るまで知らなかったと言う。
いくら彼女がマレーシア人で、谷豊がマレーと関係のあった日本人だとしても、戦後半世紀もあとの生まれである若い娘が話題にするほど重要な人物とは思えない。

マレーシアにはマハティールという大の日本びいきの首相がいた。
彼は老練な政治家だし、歴史や各国の実情に詳しいおとなだから、政治的な発言も当然だけど、マストゥラはまだ若すぎる。
いまでも日本とマレーシアとの関係はわるくないんだし、彼女のような娘は、寿司が美味しいとか、治安がいい、イスラムを差別しないというような平凡なことを吹聴してくれるだけで、じゅうぶん日本とマレーシアの友好に寄与できるはず。

歴史に埋もれたようなことまでほじくりだして、無理にほめる必要があるだろうか。
人間ならどこかに欠点があるのが普通だと考えるべきで、ウンコもセックスもしない清廉潔癖な人間であるというようなほめ言葉は、かえって信用できないのといっしょ。
最近のマストゥラを見ていると、だれかに利用されているんじゃないかと心配になる。
本人が自分の意思でやってることだとしても、だとしたらまわりがひとこと言ってやるべきじゃないか。
やりすぎは逆効果の場合もありますよって。

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2020年8月24日 (月)

満州のむかし

夜になるとYouTubeで音楽三昧だ。
昨夜はまた「満州の丘の上で」というロシアのワルツが聴きたくなって、
YouTubeを探してみたら、この曲を愛する人は多いとみえて、あるわあるわ。
全部聴いていたら朝までかかるんじゃないかと思えるくらい、いろんな歌手、楽団による演奏がアップされていた。

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そんな中に、演奏の背後になにかの映画から引っぱってきたような映像が流れるものがあった。
ロシアの戦争映画らしいけど、音楽のために制作したにしては手が混んでいるから、ちゃんとしたもとの映画があるらしい。
満州の丘といえばだれだって日露戦争を思い浮かべる。
ロシア側から見た日露戦争の映画があるなら見てみたい。

そこでネットのリレー検索機能を活用して、いろいろ調べてみたら、この映画はロシアのテレビ番組として制作された、2017年の「アンナ・カレーニナ」であることがわかった。
「アンナ・カレーニナ」といえばトルストイの、超有名な小説である(読んでないけど)。

YouTubeにはこの映画がそっくりアップされていた。
テレビシリーズだから5時間半もある。
しかしラブシーンをみたいわけじゃないから、いくら長くても早送りで見ればいい。
早くても遅くても、どうせ字幕がないから意味はわからんのだ。
それじゃあなんのために見るかと訊く人がいるかもしれぬ。
そりゃ好奇心だね。
満州の丘、つまり日露戦争が出てくるロシア映画があるなら、満州の部分だけでも見てみたいのだ。

それにしても「アンナ・カレーニナ」と満州の丘は結びつけにくい。
小説はまだ帝政時代のロシアが舞台で、浮気の好きなロシアのオンナの人が浮気をする話のはず。
時代的には合ってるけど、日露戦争なんか出てきたっけか。

ウィキペディアに当たってみた。
わかったことは、小説のほうは日本と戦った戦争ではなく、トルコとの戦争が背景になっているらしい。
それがどうして日露戦争になってしまったのか。
最近ロシアの若い娘がみんな日本に行きたがって困るから、ラブロフさんが釘を刺すために、日本はコワイ国だぞと国策映画のつもりで作ったのかしら。

A001c

わたしが見たかったのは満州が出てくる場面だ。
映画ではサンクトペテルブルクの豪奢な貴族の生活と、満州に送り込まれた兵士たちの悲惨な生活が交互に描かれる。
あちらの映画は時代考証がしっかりしているから、ここに描かれた満州の田舎は、かっての農村風景が忠実に再現されているようだった。
じつはわたしの両親は満蒙開拓団のメンバーだった人で、わたしは母親に当時の生活について聞いたことがある。
この映画に描かれた風景は、でたらめでも誇張でもないようだ。
粗末なワラ葺き屋根や、土で固めてひび割れたた壁など、当時の日本人が見たって貧しいとしかいえない生活である。

この映画ではロシアの軍人と中国人の少女の交情も描かれていたけど、少女の衣服といったら、動物の皮をつなぎ合わせた粗末なコートに、腰にヒモを巻いただけという格好だった。
わたしには中国人をさげすもうという意識はないつもりだけど、自分たちより貧しい人間をバカにする人間はどこにでもいるものだから、こんな光景を見て、ひどい生活をしてやがんなと思った日本人は多かったのではないか。
しかし、現実は現実として、当時の中国や朝鮮の農村が、こういう状態であったことは銘記しておいてほしい。

この映画に日本軍は、最後にほんのすこし出てくるだけである。
軍旗である旭日旗を押し立てて襲撃してきて、ロシア人はあわてて退避するんだけど、史実どおりならここはロシアの機関銃が火を吹き、日本兵はばたばたとなぎ倒されなければいけない。
そういう点ではこの映画の満州の部分は、騎兵隊とインディアンの戦争を描いた荒唐無稽な西部劇とたいして変わらない。
でも、そんなことはどうでもいいのだ。
わたしに興味があったのは、あくまで満州の部分、その背景
だけなので。

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