ジェフ・ベック
ちょっと遅くなったけど、ジェフ・ベックが死んだね。
ロック大好き人間のわたしがまたなにか追悼文でも書くかと思ったアナタ。
申し訳ないけど、わたしは彼のファンじゃない。
ひねくれていると思われるかも知れないけど、このブログはふつうに世間話を書くものではなく、わたしの個人的見解を書くものなので。
ベックの経歴のなかには、ヤードバーズにおけるエリック・クラプトンの後釜ということがあり、それが彼の名声を高めているんだけど、クラプトンの熱烈なファンであるくせに、わたしはベックのギターがどうも好きになれなかった。
わたしのひねくれをとことん証明するように、ヤードバーズでベックの後釜だったジミー・ペイジのファンでもないし、レッド・ツェッペリンでさえ好きじゃなかったのだ。
世間ではクラプトン、ベック、ペイジをあわせて世界の3大ロック・ギタリストというらしいけど、これはレコード会社のでっち上げだったんじゃないかと、いまでも思っている。
ベックについては、鳴り物入りで発売された「ベック、ボガート&アピス」というライブ・アルバムを買って、これが大ハズレ。
それ以来わたしは世間の評判をあてにしない男になったのだ。
わたしはクリームにいたころのクラプトンの熱烈、激烈といっていいくらいのファンで、このグループを聴いてから、わたしの評価基準はどこに行っても、クリームより上か下かということになってしまった。
そんなわけで、演奏だけなら好きなものはほかにいくらでもあるけど、わたしの個人的な3大ギタリストは、クラプトン以外ではジミ・ヘンドリックスと、ブルース・ギターのマイク・ブルームフィルドということにしておく。
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