(NHK)テレビより

2024年12月 1日 (日)

悪魔

また本日のココログNHK劇場だよ。
国際報道のアナが、なにがなんでも戦争はやめるべきだとはっきりいわないことに、わたしはずっと疑問を感じている。
もちろん彼らがお役所勤めのサラリーマン・アナであることは、百どころか千も承知だけど、彼らの発言で戦争が長引いて、死ななくてもいいはずの露ウ両兵士たち、そしてガザの市民たちが死んでいることはれっきとした事実だ。
これすべてNHKアナだけではなく、自分たちは安全な場所にいて、戦争をあおって喜んでいる日本人のせいでもある。

ウクライナがナチスドイツのような野蛮な国に侵略されていて、ほうっておいたら欧州、ひいては全世界がヒトラーのような残虐な独裁者に侵されようとしているなら、わたしもこんなことはいわない。
しかしもうイヤになるくらいいってきたけど、プーチンはヒトラーじゃない。
ロシアはウクライナ以外の国に侵攻したことはないし、欧州に興味を持ったこともない。
証拠?
プーチンは政権をとってからもう24年になるし、いま72歳だ。
ヒトラーがポーランドを皮切りに、全欧州の征服に乗り出したのは50歳のときだから、プーチンがヒトラーと同じことをするには歳を食いすぎているし、これからやるにも遅すぎる。
たとえウクライナを占領したとしても、ロシアはけっしてジェノサイドなんかするはずがない。
彼らは同じスラブ民族だし、そしてウクライナ戦争が始まる前まで、どこよりも親しい関係だったのだ。

そんなことよりおとといの国際報道で由井秀樹サンが言っていたことには戦慄した。
兵士の数が足りないウクライナが、兵士への動員年齢を27歳から25歳に引き下げたら、バイデン政権はそれじゃ足りない、18歳まで引き下げろと言ったらしい。
戦争に勝てないのなら、せめてスラブ民族の人口を少しでも減らしておこうというのだろう。
人間の、多民族の、幸せなんか一顧だにしない、これはもはや悪魔の所業だ。
プーチンはそのことをよく心得ているから、ウクライナへの攻撃に手心を加え、時間をかけて相手を制圧しようとしているに違いない。

いったいウクライナが領土の一部を、若い多くの兵士の命と引き換えにしてまで守らなければいけないものだろうか。
最近の発言ではゼレンスキーさんも弱気になって、ようやく光明が見えてきたようだ。
とりあえず殺し合いはやめて、日本がロシアにしているように、これから70年も80年も、返せ返せと交渉するのではダメなのかい。

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2024年11月30日 (土)

矮小化する世界に

昨夜のNHK国際では、キャスターの油井秀樹サンと酒井美帆ちゃんがそろって喪服だったね。
番組まえにNHKのアナが参加しなくちゃいけない葬式でもあったかい。

とりあえずわたしに関係ない葬式みたいだから本題に入ろう。
またひとつ無能な政府、あるいは国民のおかげで、せっかくの努力をパァにしなければならない企業がある。
柳井正さんの、あのアパレルメーカー「ユニクロ」だ。
せっかく開拓した中国の販売店が半死半生だ。
まえにロシアから撤退させられ、今度は中国で。
わたしは実業家という人種があまり好きじゃないんだけど、ユニクロの創業者には同情してしまう。
いずれも撤退の理由が、わたしがおかしいと思うものだからだ。

ロシアの場合はウクライナ侵攻が原因で、あんな国で商売するのはケシカランと、これは日本政府と、日本国民の暗黙の圧力。
中国の場合は新疆の綿花を材料に使っているという(ホントかウソかわからない)理由で。
もうすこし詳しく説明すると、中国はウイグル人を奴隷労働でこき使っている、そんなところで生産された綿花を安く使って製品を作るのは問題だ、ゆえにユニクロはケシカランと。
これが世界的潮流になってはたまんないから、世界企業の柳井社長は、うちの製品には新疆の綿花は使っていませんと弁解をした。
すると今度は中国のほうから、使っているかどうかは問題じゃない、それよりそんなデマに乗せられて、新疆の綿花を使わないのが問題だと不買運動に発展する。

さあ、どうだ。
わたしのブログをちゃんと読んでいれば、ウイグル人は強制労働なんかされてないこともわかるぞ。
以前観たNHKのテレビ番組では、綿花の収穫期になると中国全土から、出稼ぎ労働者が集まるとというものがあった。
ウイグル人の娘でも努力すれば日本に来れるし、チベット族の女性だって努力してテレビ局のチーフプロデューサーになった人がいる(両方ともわたしのブログで紹介済み)。

20241130

習近平さんは中国から貧困を撲滅させよう、新疆経済を活発化させようと、ここでもいろんな事業に手を出している。
新疆の観光地化もそのひとつで、観光客が増えればウイグル人たちも恩恵にあずかれる。
日本でもどこでも観光地は訪問客を増やすのに躍起じゃないか。
だいたいウイグル人が搾取されている、迫害されて牢屋に放り込まれているっていうのは、たしかイギリスのBBCがかなりむかしに言い出したことで、それをいまだに現実を見ようとしない一部の日本人が信じているだけだ。

そういうアホたちのおかげでユニクロもいわれなき中傷にまきこまれているわけだ。
なんか日本人全体が、告げ口だとかのぞき見だとか負け惜しみだとか、そういう矮小化した世界にどっぷりつかっているような気がする。
もっとおおらかな気持ちで現実を見ないと、ますます大国然とした中国に差をつけられるだけだぞ。

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2024年11月29日 (金)

本日の

本日のNHK劇場。
スウェーデンがロシアの侵攻におびえて、注意を喚起するパンフレットを配布したそうだ。
わたしのブログが何度も書いているけど、ロシアがウクライナに侵攻したのには理由があったし、北欧の国とはお互いをふつうの隣人として認め合っていて、プーチンが侵略を考えたことはいちどもない。
取り越し苦労。

バルト3国のひとつラトビアに、ロシアのドローンが飛んできて畑のなかに穴を開けたそうだ。
報道をよく観ると、爆弾攻撃とは思えない小さな穴で、犠牲者もおらず、ラトビア軍が無力化したというから、不発爆弾を処理したようなものだったのだろう。
小さな穴はそのさいにラトビア軍が開けたものだよ。
つまりウクライナに向けたドローンが流れ弾になったもので、故意に行われた証拠はないといいながら、報道のなかでは、ロシアが破壊行動を起こすリスクが高まっているという結論になってしまう。
もうなにをしても悪いのはロシア。
ドローンが飛んでくるのがイヤなら、戦争をやめるのがイチバンなのに。

ICCがネタニヤスさんに逮捕状。
フランスは国家元首を逮捕できないという原則に従って、ネタニヤスさんを逮捕しないそうだ。
プーチンも国家元首なんだけど、フランスは彼の場合はそんなにハッキリいってなかったよね。
その時々の使い分け、ダブスタぶりは、ココログの誰かさんのブログに似てるな。

ロシアはウクライナのインフラを攻撃した。
それも人的被害は可能なかぎり抑えつつ、軍事施設や発電所などを的確に標的にしている。
これはその気になれば大統領府や議会でも、いつでも正確に攻撃できるというデモンストレーションだろう。
ロシアはもっと強力な攻撃だって、その気になれば出来るんだぞ。

NHKアナの別府正一郎サンは、プーチンの脅しは以前からのものだと、過去の発言を列挙して、そんなものは恐るるに足りないと力説していた。
プーチンが脅しだけで実行しないのは、困窮したウクライナが手をあげて、平和的に戦争が終わればいいと考えているからだと、どうしても思えないらしい。
脅しかどうか知らないけど、NHKがデタラメを並べているあいだに、ウクライナはじりじりと追いつめられて、国内に男がいなくなるくらい兵士の損失が大きくなっているのは事実。
え、別府サン、誰に頼まれたか知らないけど、あんたは戦争をあおり、ウクライナをそそのかして、結果的に若者の死体を積み上げてるんだよ。

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昨日のデタラメ

いまのトレンドはイスラエルとヒズボラの停戦合意。
しかしわたしは、遺憾ながら、中東の戦争には目をつぶって、ウクライナだけに集中するのだ。
NHKの国際報道なんて、ウクライナからパレスチナまですべてまっ黒けで、ケチをつけたいところばかりだけど、ブログでとてもその全部に反論していられない。
ヒマができたらまた中国紀行を再開したいんだけど、NHKにだまされる人もあいかわらず多いんだろうなと思ったら、のんびり自分の体験談だけに専念していられんよ。
有名人がNHKに逆らったら、ヘタすると社会的に抹殺されるんだから、わたしのような無名のじいさんがやらずして、だれが真実を伝えてくれるのか。

昨夜のNHK国際報道にはおもしろい話題があった。
ウクライナに派遣された北朝鮮の兵士についてで、わたしのブログを読んでいる人なら、それがデタラメだということはとっくにわかっているだろう。
同じ派兵でもNHKでは、派遣されたのは「暴風軍団」という精強だという報道もあれば、新兵に近代戦を経験させるためだという矛盾した報道もある。
韓国と臨戦体制で対峙しているいまの北が精強を送るだろうかとか、最大のスポンサーの中国を無視して軍事技術を移転するだろうかという本質的な問題もある。

ま、それは、けっこうまともな人も多い日本人が自分で考えればいいことだ。
昨日のニュースでおもしろかったのは、ウクライナが傍受したという北の兵士の会話。
会話にはあきらかに北のなまりがある、だから北朝鮮の兵士に間違いないというんだけど、そんなこといわれたって一般的な日本人に北のなまりなんかわかるわけがない。
いやいや、おもしろいのはこの先だ。
兵士たちの会話のなかに、オレはライオンだ、オレはワシだ、オットセイだというものがあって、オレは豚だというものもあったらしい。
これだけでこれが北の兵士のものでないことがわかる。

むかし、これは中国の話だけど、皇帝の子分が親分をほめるつもりで、“ひかり輝く”という言葉を使ったら、たまたまハゲ頭だった親分は自分をバカにしたと誤解して、この子分の首をはねたという。
暴君というのはそういうものだから、北の兵士なら間違ってもオレは豚だなんていうはずがない。
もともと傍受したのはウクライナの大本営発表だから、凝りすぎて墓穴を掘ったようだ。
そんなものをぬけぬけと引用するNHKも同罪であることは疑いを入れない。

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2024年11月26日 (火)

他山の石

お願いだ、今日こそカリカリさせないでほしいと願いつつ、またNHK国際報道を観る。
そんなに頭に来るなら観なければいいと思うだろうけど、美女をはべらせた由井秀樹サンや、問題児の別府正一郎サンは、あいかわらずまじめな顔をしてとんでもないことをいう。
そのデタラメに本気で受け取る人が多いみたいだから、やっぱりひとこと言わずにはいられないのだ。

NHKはわざわざ“CRINK(中国・ロシア・イラン・北朝鮮)”などという言葉までデッチ上げて、4カ国の連帯をいうけど、北はゴミ爆弾や拡声器でメイワク放送をするくらいしか戦術のない貧乏国だぞ。
中国は極東アジアが不安定になることを望んでないのだ。
それなのにどうしてロシアが、最大のスポンサーである中国を無視して、北朝鮮にミサイル技術などを提供できるんだ。
今日は米国のインド太平洋軍の司令官まで出てきて、北に潜水艦技術なんか教えたら、この分野でアメリカの優位が失われると話していたけど、潜水艦技術がそんな簡単に移転できると思うのか。
もと海上自衛官で、ソナー係をしていたわたしがいうんだけど、潜水艦というのはさまざまな技術の寄せ集めで、ソナーひとつにしても、過去の膨大なデータの蓄積がなければ使いこなせるもんじゃない。
こういうことを冷静に考える人はいないのか。

フランスや英国がウクライナに兵士を派遣すると言い出した。
これもハッタリの一種だろうけど、徐々に戦争に介入する(してしまう)ということで、ベトナム戦争の再来だ。
フランスはディエンビエンフーで痛い目に遭ったことを忘れたのか。
だいたい国民が派兵に賛成すると思ってんのか。
次期が望み薄のマクロンさんもヤケッパチだな。

戦争がにっちもさっちも行かなくなって、「紛争当事国はNATOに加盟できない」という規則を破ってまで、ウクライナを加盟させようとする。
支離滅裂とはこのことだ。
こんなはちゃめちゃな同盟が、どうして磐石の結束を誇るロシアに勝てるだろう。
わたしが前項で書いたとおり、フランスが参戦すれば、ベトナム戦争どころかナポレオンの敗退の再現だ。
なにをするにももう遅すぎるんだよ。
日本もこういう欧州のドタバタを他山の石としてほしい。

わたしのブログのアクセスは、ここんところ2桁がずっと続いている。
一方でホウホウなにがしという占い師さんのアクセスや、ありんくりんサンのブログは快調だ。
ココログでわたしと同じようにロシア擁護の論陣を張る大地舜さんは、有名人で影響が大きいから、あちこちから妨害の横やりが入るらしい。
わたしも睨まれてんだろうね。
無名のシロートが国際的な陰謀にまきこまれるとは、ん、名誉なことでありますけど。

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2024年11月25日 (月)

急きょ

今日はネコ大好きおばさんか、金目鯛の煮付けのことを書こうと思ったけど、NHKの国際報道、あの別府正一郎サンが出ているやつ、を観て、またカリカリカリ。
別府サンのまえに通常のニュースもあって、そこではロシアが志願兵に借金の肩代わりや、外国からの志願兵へ国籍授与を条件に出しているという報道もあった。
だからといってロシアが経済的に困窮しているとか、兵士不足で追いつめられているという感じがぜんぜんしないんだよな。
国籍授与なんてベトナム戦争のころ、アメリカだって移民に対してやっていたよ。

安定して動かざること山のごとしのプーチンをけなすために、NHKは“ロシア外交に詳しい”とされる笹川平和財団の畔蒜(あびる)なにがしサンを担ぎ出した。
この人は以前にも何度か観たことがあるけど、どちらかというと(どちらかでなくても)偏向した筋書き通りの発言で、番組を時間内に終わらせることに協力的な人である。
彼と別府サンのもっともらしい対話を聞いて、わたしは頭に血がのぼって、急きょ本日もNHKをけなすことになっちゃったわけだ。

原稿を見ないで2時間も3時間も話せるプーチンを相手にするのだから、けなすほうもむずかしい。
プーチンがトランプさんの政治を見守ろうとしていることは間違いがないだろう。
ということは、いまの時点でトランプさんの足を引っ張ることはしないというのも当然で、こんなことはわたしにもわかる。

バンス副大統領(予定)によると、トランプさんの和平案というのは、現在の戦況のまま固定することらしく、確信犯の別府サンは、これではウクライナに属国になれというのと同じ意味ではありませんかと聞く。
畔蒜なにがしサンは、そうです、そうです、ウクライナ側からすればまさにその通りと、もろ手をあげて賛成する。
これじゃ同じ意見の持ち主が、お互いを讃えあってるみたいで、なんか「農と島のありんくりん」サンが、いつも同じメンバー同士で役割分担をして、コメント担当がそうだ、そうだとほめ合っているのと違わなくないか。

戦争以前をふりかえってみよう。
ロシアはウクライナを属国とみなしたことはなかった。
だいたいゼレンスキーさんはどうしていま大統領をしているのか。
ロシアがウクライナの主権を認めて、自由な選挙をさせていたからじゃないのか。
プーチンはウクライナがオリガルヒに食いものにされていることは知っていたけど、あくまで外国のことだと、忠告や手出しなどしなかった。
ゴルバチョフ時代には、ロシア大統領の両親はロシア人とウクライナ人という時代もあったんだよ。
それほどウクライナを大切にし、友好関係を維持したがったのに、裏切ったのはだれだ、これのいったいどこが属国だよ。
畔蒜なにがしサンと笹川平和財団がどういうものかも、これではっきりしただろう。

クルスクの戦線でもロシア軍の反撃はゆっくりしている。
これはプーチンが、将来はまた同じ釜のメシを食うことになるかも知れないスラブ民族の兵士を、むやみに殺戮しないよう気を使いながら反撃しているからだ。
フランスは兵士の派遣にも躊躇しないと大見えを切った。
スラブ民族でない相手が戦場に入ってくれば、プーチンには願ってもない好機だ。
彼は今度こそ思う存分叩きのめせ、全滅させてもかまわないと命令するだろう。

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2024年11月24日 (日)

昨日のNHK

日本人もけっこうまともな考えを持っている人が多いじゃないか。
わたしは兵庫県の選挙に興味はなかったけど、理由は以前テレビでもとの県知事の斉藤もと知事という人が、マスコミから吊し上げをくっているのを観て、あ、またやってるのかとイヤ気がさし、それ以来興味を持たないことにしていたからである。
最初にことわっておくけど、わたしはべつに斉藤なにがしの親戚でも友人でもないかんね。

昨夜の21時からのNHKニュースを観て違和感をおぼえた。
兵庫県知事選挙で立花孝志サンが問題を起こして、裁判沙汰になるとか、なりそうだとか。
理由は知らないけど、NHKの言い分はこうである。
「『パワハラ疑惑はまだ調査中』だから、立花氏の主張はあくまで立花氏個人のものである」
どうやら立花サンをとがめるつもりらしいけど、調査中なら“表現の自由”の日本で、個人がなにをいおうと本人の勝手じゃないのか。
この件で世間のシロート評論家がSNS上で出した意見の多さは、けだし見ものだったぞ。
それなのに立花サンの主張はケシカランと、このへんにわたしは違和感をおぼえたのだ。

最初のおことわりの2つ目。
わたしの知っているところでは、立花孝志サンというのは、いま流行りの世間を騒がせて名前を売り、それで金儲けをする人というイメージで、古い人間のわたしはいい印象を持てない相手である。
兵庫県の選挙でわたしは立花サンが何をしたのかも知らなかった。
ニュースによるとSNSで、自分の知名度を利用して、もと知事の応援になるようなことを発信したのだそうだ。

なるほどねと、裁判沙汰のあらましはわかったけど、日本人はけっこうまともじゃないかと思ったのは、このニュースを聞いたからである。
マスコミは信用できないというのが、いまの日本では共通認識になっているらしい。
自らもそのひとつ(であるばかりか、日本のマスコミの頂点に君臨するのが、渋谷区神南の日本放送協会)であるNHKは、ののしられるのがイヤであわてて弁解の報道番組を作ったんじゃないか。
普段からデタラメばかりいってると、こういうときに信用されないのだ。

日本のマスコミやSNSがデタラメなことは、わたしがいつも力説していることである。
そうかといって発言をもっと厳格に取り締まれなんて言い出すと、これは表現の自由に抵触してしまって微妙な問題だ。
だからこれが新しい選挙のやり方だと割り切って、文句をいうより、つぎから自分たちも同じことをしてやればいい。
相手がテイラー・スウィフトを引っ張り出せば、こちらはハルク・ホーガンを引っ張り出す。
これならマスコミ、SNSもまったく公平なものになるのではないか。
こういう点ではやっぱりアメリカのほうが進んでんね。

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2024年11月22日 (金)

NHKの欺瞞

ロシアのミサイルについて、またNHKがわさわさ言っている。
しかしよく聞くと、死者がひとりもおらず、窓ガラスが割れただけだとウクライナ市民が語っていた。
ネタニヤフさんとは大違いだ。
イスラエルや米国なら遠慮はいらんというわけで、相手の国の市民に膨大な死傷者が出ただろう。
最新のミサイルで死者が出ないことは考えられないから、ロシアが人的被害が出そうもないところを慎重に狙っていることは間違いない。
さっさとチキンレースはやめろというのがわたしの希望だけど、相手の手のうちで戦っていることに気がつかず、NHKもまだやめろとはいわない。
戦争というものは、始まると簡単にはやめられないものなんだよね。
昨日のニュースの中には、アメリカに利用されたくないという台湾の市民がちらりと出てきた。
街でインタビューしたほんのわずかなシーンだったけど、わたしはそういうものを見逃さないのだ。

中国が日本人の短期旅行ビザ免除に踏み切ったそうだ。
日本政府がそれを要望していたといっておきながら、免除になったとたんに、日本の投資を呼び込みたいのだろうと、余計なことをつけ加える、これが日本のNHK。
ビザ免除と聞いて、わたしも人生の終わりにもういちど行ってみたくなったよ。
なんのかんのといわれても中国はわたしのこころの故郷。

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2024年11月19日 (火)

わかるでしょ

また今日もNHKをくささなけれはならない。
こっちもいいかげんウンザリだけど、NHKの欺瞞はここんところちょっと度を越しているので。

朝日新聞や産経新聞が偏向していることはだれでも知っている。
しかしそれはイデオロギーの異なる人たちが、私企業かつ営利企業の新聞社をこしらえて勝手なことをいってるだけだから、気にいらなければ不買運動でもすれば済む。
NHKの場合はそうはいかない。
日本の公共放送ということで、政治に興味のない人たちまでがぼんやりと信じてしまう可能性があり、国全体の意思が統一されて、しかもその先にあるものはひじょうに危険なものに思えるからだ。
わたしみたいな国民のはしくれが、天下のNHKに逆らえるとは思わないけど、昨夜の放送の中から具体例を挙げよう。

中国で公共の場所で刃物を使った犯罪事件が多発しているというんだけど、これは正しい報道だろうか。
襲われた子供を守ろうとして犠牲になった中国人女性もいたし、はっきり日本の子供だけをターゲットにした事件はひとつもない。
特定の国を集中的にあげつらって、通り魔事件ばかり拾い上げていたら、銃乱射事件のアメリカなんかどうなるのだ、というのはココログのイヴァン・ウィルさんも書いていた。
ウィルさんは中国に対してはわりあいクールな見方をする人だけど、その彼にしてさえそうなのだ。

問題はこういうどこにでもある事件を取り上げて、大騒ぎをするいまのNHKの姿勢のほうだ。
昨日のNHKにはまた識者なる人が出てきて、これは経済が落ち込んで、鬱屈した中国社会の欠点がおもてにあらわれたのだろうなんていう。
そんな理屈をくっつけていたら、最近の日本の、老人を平気で死傷させる凶悪な闇バイトの頻発や、女子大生が男を殺して公園に放置したり、捕まるに決まっているのに犯罪に手を染める未熟な男女なんて、これも鬱屈した社会現象ってことにならないか。
わたしの見たところ、中国の治安はアメリカや日本と比較してもいいほうだよ。
なにしろあの国では、凶悪犯はぐずぐず言わず死刑だ。

そしてウクライナのこともある。
まるで自分の国の戦争のように、このまま降伏したらロシアの言い分を認めることになるからぜったいダメだと。
認める認めないはウクライナが決めることで、NHKが口を出すことじゃない。
わたしはこのブログで何度もウクライナという国のことを書いてきた。
にっちもさっちも行かなくなったEU、NATOは、いまになってウクライナを仲間に組み入れようとしているけど、戦争まえまでこの国がギャングに支配された汚職まみれの国で、EUに加盟も出来ない国だったことを知らんのか。
わたしが逆の意味で、NHKと同じようなデタラメと誇張をしていると思う人がいたら、自分で勉強してみてほしい。
調べればだれにでもわかることでさえ、NHKの欺瞞はやむことがないのだ。
文句をつけたくなるわたしの気持ちがわかるでしょ。

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2024年11月18日 (月)

欺瞞

夜になってNHKニュースを観ていたら、兵庫県の斉藤知事の再選について、街で市民にインタビューがあり、SNSは信用できないといってる人がいた。
SNSのデタラメについてはわたしもいつも感じていて、最近はもう底が抜けたようだとさえ思っているから異論はない。
だからといわれると、けっしてわたしの考えが正しいとはいわないけど、ちょっと待ってといいたくなる。

このニュースのすぐあとに、アメリカの大きな方針転換かも知れないという報道が流れていた。
その理由というが、バイデンさんがウクライナに長距離ミサイルATACMSの使用許可を出したというもの。
バイデンさんといえば大統領をやめることが確実で、もはやレームダックといわれている人だ。
そんな人のいったことが戦況の大転換になる?
これも米国のテレビ局がソースで、いざとなったらあちらのテレビ局がそういってましたと逃げるつもりだろうけど、こんなものが確かな報道といえるのか。
デタラメはSNSだけじゃないよ。
民放は知らんけど(観ないから)、NHKは他人をあげつらうまえに自らを省みるべきじゃないか。

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